目次
6歳の子役デビューと、本人役での初主演
平成15〜
東京都に生まれる
2003年8月26日、東京都に生まれる。「菜乃華」は本名で、曾祖母が住んでいた小豆島の菜の花畑から名付けられた。芸名も考えたが、これ以上の名前が思いつかなかったという。幼稚園の頃、アニメ『きらりん☆レボリューション』の主人公に憧れ、物心ついて最初にできた夢はアイドルになることだった。
スカウトオーディションに合格し、6歳で子役デビュー
J-beansのネットスカウトオーディションに合格し、同事務所に所属する。10月5日放送のTBS『浅見光彦シリーズ28 高千穂伝説殺人事件』で克子の少女期を演じ、これが最初に放送されたテレビドラマとなった。同じ10月には『侍戦隊シンケンジャー』第34幕にも女の子役で出ている。
映画『地獄でなぜ悪い』に出演
この年は2月の『外科医 鳩村周五郎11』など、テレビドラマにも子役で出ていた。9月28日公開の映画『地獄でなぜ悪い』で、武藤ミツコの10歳期を演じる。
研音に移り、『ビンタ!』に出演
この年、研音に移籍。10月2日から読売テレビ・日本テレビ系で放送された『ビンタ!〜弁護士事務員ミノワが愛で解決します〜』に、箕輪カナ役で出演した。
『おはスタ』のおはガールに
4月7日からテレビ東京『おはスタ』のおはガールを務める。6月からは東海テレビ・フジテレビ系『朝が来る』で片倉ひかりの中学時代を演じ、7月18日には2011年に制作された短編映画『Lieland』が公開されて、映画に初めて主演した。
『はらはらなのか。』で長編映画に初主演
4月1日公開の映画『はらはらなのか。』で、本人と同じ名の原ナノカ役を演じ、長編映画に初めて単独で主演する。2015年に自身が主演した舞台『まっ透明なAsoべんきょ〜』を原案に、オーディションに合格できない少女が女優を目指す物語。撮影中に13歳の誕生日を迎えた。
本人演技で悩んだり、体力的につらい時もありましたが、いつまでも続いてほしい夢のような、幸せすぎる時間でした 出典
事務所を離れた時期と、『罪の声』
平成30〜
事務所を離れ、フリーの期間に
3月31日、研音Next Generationの終了により事務所を離れ、フリーの期間に映画『無限ファンデーション』に出演した。2年続けて主演映画が公開された後は仕事が途絶え、逃げ場だったドラマや映画を観られなくなって、代わりにアニメを観るようになったと語っている。14歳から16歳の頃はオーディションに受からず、演技レッスンを受け続けた。
本人14、15、16歳の時は、オーディションに100回行って100回落ちるみたいなことをずっと繰り返していて。 出典
映画『罪の声』で生島望を演じる
10月30日公開の映画『罪の声』で、事件に巻き込まれた中学生・生島望を演じる。昭和最大の未解決事件をモチーフにした塩田武士の小説の映画化。紹介記事では、子役からの下積みが長かった原が初めに注目を集めた作品として、この演技が挙げられている。
『ナイト・ドクター』『真犯人フラグ』に出演
6月からフジテレビ系『ナイト・ドクター』に深澤心美役で出演。10月からは日本テレビ系『真犯人フラグ』で、西島秀俊演じる主人公の娘・相良光莉を半年にわたって演じた。
鈴芽の声から、有馬かなへ
令和4〜
高校を卒業し、進学せず芝居一本に
高校を卒業するにあたり、大学に進んで芸能活動と並行するか、進学せず仕事1本でいくかを最後まで迷う。学校の課題や試験勉強がある中では作品に向けて100%の準備ができないと感じ、進学しないと決めた。
本人大好きなお芝居には、自分がもっている力を全部注いで挑みたいので、お仕事1本でやっていくことを決めました。 出典
『ナンバMG5』で主人公の妹を演じる
フジテレビ系『ナンバMG5』で、間宮祥太朗演じる主人公のヤンキーな妹・難破吟子を演じる。4月20日からはTBS『村井の恋』にも福永弥生役で出た。
『すずめの戸締まり』で主人公・鈴芽の声に
7月、新海誠監督のアニメ映画『すずめの戸締まり』で、1700人を超えるオーディションから主人公・岩戸鈴芽の声に選ばれたと発表される。声の仕事はこれが初めてで、合格は最終選考と称したドッキリで告げられた。映画は11月11日に公開。本人はこの作品を自分のターニングポイントに挙げ、コンプレックスだった自分の声を新海監督に「素敵なお芝居です」と言われ、周りからも褒められて前向きになれたと語っている。
本人もともと自分の声が嫌いで、コンプレックスでもありましたが、新海誠監督から「素敵なお芝居です」と言っていただき、さらに、まわりの皆さんから褒めていただくことが増えて、前向きになることができた 出典
映画『ミステリと言う勿れ』で狩集汐路を演じる
菅田将暉主演の映画『ミステリと言う勿れ』が9月15日に公開され、主人公の久能整を名家の遺産相続問題に巻き込む高校生・狩集汐路を演じた。前作のドラマのファンで、オーディションで役を勝ち取り、役の設定に合わせて長かった髪を30cmほど切って撮影に臨んでいる。
本人前作のドラマを一ファンとして毎週とても楽しみにしていましたので、どうしても受かりたい!という強い思いでオーディションに参加しました 出典
『こむぎの満腹記』でテレビ東京のドラマに初主演
9月29日と10月6日の深夜に放送されたドラマ25『こむぎの満腹記』で、テレビ東京のドラマに初めて主演する。小麦料理を愛する女子大生・橘こむぎが群馬県高崎市を訪ねる物語。10月からはテレビ朝日『泥濘の食卓』に尾崎ちふゆ役で出演した。
大河ドラマ『どうする家康』で千姫を演じる
大河ドラマ『どうする家康』の第44回から最終回まで、徳川秀忠と江の長女で家康の孫娘・千姫を演じる。時代劇も大河ドラマへの出演も初めてだった。千姫は7歳で豊臣秀頼に嫁ぎ、徳川と豊臣の架け橋としての重責を負う役どころ。
日本アカデミー賞の新人俳優賞に
1月25日に発表された第47回日本アカデミー賞で、『ミステリと言う勿れ』の演技により新人俳優賞に選ばれる。主演・助演クラスの大役を演じて印象を与えた俳優が対象の賞。3月9日には、『すずめの戸締まり』の演技で第18回声優アワードの新人声優賞も受けた。
『恋わずらいのエリー』で宮世琉弥とダブル主演
松竹配給の映画『恋わずらいのエリー』が3月15日に公開され、宮世琉弥とのダブル主演で、主人公の市村恵莉子を演じた。
実写『【推しの子】』で有馬かなを演じる
1月に実写化と配役が発表され、11月28日からPrime Videoでドラマシリーズ『【推しの子】』が配信、続きを描く映画『【推しの子】-The Final Act-』が12月20日に公開された。演じたのは、元天才子役でアイドルグループ「B小町」のセンターも務める有馬かな。もともと観ていた作品で、幼い頃の夢だったアイドルを役で叶えた。本人はこの作品で多くの人に知ってもらえたと感じ、オーディションに受からなかった時期を丸ごと肯定してくれた作品だと語っている。
本人「有馬かな」という役をやるために、全くオーディションに受からない時期があったのかも、って思えるぐらい、これまでのつらい時期を全部丸ごと肯定してくれたように感じる、役というか作品だったので。 出典
朝ドラ『あんぱん』のメイコ、そして主演作
令和7〜
朝ドラ『あんぱん』で朝田家の三女・メイコに
連続テレビ小説『あんぱん』の第11回から、ヒロインのぶ(今田美桜)の妹で朝田家の三女・メイコを演じる。朝ドラへの出演は初めてで、ヒロインのオーディションに参加したことがきっかけで起用された。制作統括の倉崎憲は「明るくて天真爛漫で、その観点だけでいえば3365人の中で圧倒的でした」と語り、歌が好きだと聞いて脚本に歌う場面を加えている。
本人朝ドラはいつか出演できたらいいなぁと思っていた夢の場所だったので、すごくうれしかったです。 出典
主演映画『見える子ちゃん』が公開
主演映画『見える子ちゃん』が6月6日に公開される。前年10月に発表された、メジャー映画での初めての単独主演。ある日突然霊が見えるようになり、怯えながらも無視し続ける女子高生・四谷みこを演じた。監督・脚本は中村義洋。脚本を読んだときは、ひたすら霊を無視する役どころに笑いが止まらなかったという。
上半期ブレイク俳優ランキングで1位に
7月4日に発表されたORICON NEWSの2025年上半期ブレイク俳優ランキング(女性編)で1位になる。投票した人の声では『あんぱん』での演技が特に多かった。本人は取材に驚きを語り、街で声をかけられることはほぼないとした。
『ちはやふる-めぐり-』に出演
日本テレビ系『ちはやふる-めぐり-』に月浦凪役で出演。前作の映画のオーディションも受けていたという。8月29日公開の劇場アニメ『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』では、主人公・安曇野りせの声を担当した。
ファンクラブを開設、『オールナイトニッポン0』が放送
1月7日、オフィシャルファンクラブ「原菜乃華 OFFICIAL FANCLUB」を開設。10日にはニッポン放送で『原菜乃華のオールナイトニッポン0』が放送された。
『るなしい』で連続ドラマに初主演
4月2日深夜に始まったテレビ東京『るなしい』で、連続ドラマに初めて主演する。意志強ナツ子の同名漫画が原作で、恋愛を禁じられた“火神の子”として、祖母と営む鍼灸院で信者ビジネスを行う女子高生・郷田るなを演じた。髪は原作に近づけて染め直し、切っている。本人は、物心ついた時から芝居をしてきた自分のアイデンティティは芝居にあるとして、るなに共感する部分があると語った。
アニメ映画『君と花火と約束と』でヒロインの声に
アニメ映画『君と花火と約束と』が公開され、timeleszの佐藤勝利が演じる主人公と入学式で出会う女子高生・葉山煌の声を担当した。9月11日公開の映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』には初海幸来役で出演している。
『もうパパ!』でゴールデン・プライム帯の連続ドラマに初主演
10月2日、初の冠ラジオレギュラー番組『原菜乃華 なのラジ』がニッポン放送で始まった。ABCテレビ・テレビ朝日系『もうパパ!』が10月4日に始まり、ゴールデン・プライム帯の連続ドラマで初めて主演を務める。脚本は『虎に翼』の吉田恵里香によるオリジナルで、動画配信でバズって以来、父・良詫(堤真一)と家族で配信を続けてきた大学生・多良山紀子を演じる。11月20日公開の映画『ないものねだりの君に光の花束を』では作間龍斗とダブル主演を務める。
本人6歳でデビューして、たくさんオーディションを受けて結果が出ないことが続いたので、いまだにテレビに自分が映っているだけで「うそだ〜」ってなります(笑) 出典