静岡の空手少年 ―― Jr.へ
平成7〜
静岡県島田市に生まれる
「ほっくん」の愛称で知られる少年として、お茶の産地・島田で育った。初倉小学校・初倉中学校に通った。
空手に打ち込み、県大会で実績を残す
幼い頃から空手を続け、のちに黒帯を取得。中学1年時には静岡県の大会で2位に入るなど、礼節と集中力をこの時期に養った。
— 山下智久に憧れジャニーズ事務所に入所
山下智久に憧れ、オーディションを受けて入所。翌日には『ザ少年倶楽部』の収録に参加した。同年には中山優馬 w/B.I.Shadow やNYC boysのメンバーにも名を連ね、Jr.として活動を始めた。
「私立バカレア高校」で俳優デビュー
ジェシー・京本大我・田中樹・髙地優吾・森本慎太郎とともに「バカレア組」として出演し、人気を集めた。のちのSixTONESへとつながる6人がここで顔を揃えた。
SixTONES結成とCDデビュー
平成27〜
— 6人組・SixTONESを結成
舞台『ジャニーズ銀座2015』の公演中に、バカレア組の6人でユニット「SixTONES」の結成を発表。長いJr.活動のなかでグループとしての地歩を固めていった。
映画「坂道のアポロン」に出演
人気漫画の実写映画に出演するなど、グループ活動と並行して俳優としての経験を積んだ。
— 「Imitation Rain」でCDデビュー
Snow Manと同時にデビュー。X JAPANのYOSHIKIが作詞・作曲・編曲を手がけたデビュー曲「Imitation Rain」は初週で77万枚を超え、のちにミリオンを記録した。Jr.時代から積み上げた歩みが、ここで一つの到達点を迎えた。
世間長く下積みを重ねたグループの悲願のデビューに、ファンから大きな反響が集まった。
俳優・松村北斗 ―― カムカムから夜明けへ
令和3〜
映画「ライアー×ライアー」で映画初主演
義理の妹との恋愛を描いた人気漫画の実写映画で初の単独主演を務め、俳優としての主演経験を重ねた。
— 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」で雉真稔役
NHK連続テレビ小説で、ヒロイン・安子の運命を動かす名家の跡取り・雉真稔を演じ、朝ドラ初出演。マス視聴のメディアで「俳優・松村北斗」の名を広く知らしめる決定打となった。共演した上白石萌音とは夫婦役を演じた。
世間誠実で陰のある稔の佇まいが反響を呼び、お茶の間へのブレイクとなった。
映画「ホリック xxxHOLiC」に出演
蜷川実花監督による映画化作品に出演。映像作品での活動を着実に広げていった。
— 映画「夜明けのすべて」で上白石萌音とW主演
パニック障害を抱える青年・山添くんを演じ、PMSに苦しむ同僚との不器用な交流を静かに描いた三宅唱監督作。カムカム以来の上白石萌音との再共演で、抑制の効いた演技が高く評価された。
ドラマ「西園寺さんは家事をしない」に出演
連続ドラマや映画への出演を重ね、グループ活動と並行して俳優としての足場を確かなものにしていった。
二つの足場で
令和7〜
SixTONES、初の5大ドームツアー「YOUNG OLD」
5thアルバム「GOLD」をリリースし、東京・大阪・名古屋・福岡・北海道をまわる初の5大ドームツアーを開催。グループとして大きな舞台に立ち続けた。
— 「夜明けのすべて」でキネマ旬報主演男優賞
第98回キネマ旬報ベスト・テンで同作が日本映画第1位に輝き、松村は主演男優賞を受賞。TAMA映画賞の最優秀新進男優賞など複数の映画賞にも名を連ね、俳優としての評価を確立した。
本人アイドルと俳優の活動を「どちらにも仲間がいる」と語った。
Netflixシリーズ「九条の大罪」に出演
「闇金ウシジマくん」の真鍋昌平による法廷ドラマの実写化。主演・柳楽優弥が演じる弁護士・九条のもとで働く東大卒のエリート弁護士・烏丸役を務める。2026年春に世界配信が予定されている。
SixTONES、初のスタジアムツアー「MILeSixTONES」を開催予定
東京・味の素スタジアム(9月19・20日)、大阪・ヤンマースタジアム長居(11月7・8日)、神奈川・日産スタジアム(11月21・22日)をまわる、グループ初のスタジアムツアーが予定されている。
歌と演技、二つの足場で歩み続ける
SixTONESのメンバーとしてアルバム・スタジアムツアーに臨みつつ、Netflixシリーズや映画など俳優としての仕事も並行して続けている。静かな存在感で、アイドルと俳優の両輪を行き来する表現者であり続けている。