目次
野球少年からジャニーズJr.へ
昭和58〜
東京都葛飾区に生まれる
1983年6月17日、東京都葛飾区に生まれる。両親はともに調理師で、父は服部栄養専門学校で日本料理を教え、母はその助手を務めていた。平日は学校、土日は野球に通い、空いた時間はゲームをして過ごす少年だった。
いとこが送った履歴書でオーディションへ、ジャニーズ事務所に入所
いとこが履歴書を送り、13歳の誕生日の前日にあたる6月16日のオーディションに呼ばれる。当日は野球の試合と重なっていたが、母に5000円をもらう約束で会場へ向かった。踊る参加者の後ろで座っていたところ、ジャニー喜多川社長に「なんで踊らないの?」と声をかけられ、「俺、大丈夫ですから」と返し続けたが、合格した。3日後には雑誌の撮影、その2日後にはテレビに出ていたという。
本人僕は最初は野球にいきたかったんだけど親が5000円くれるっていうことでまんまとつられて行きました。 出典
ジャニーズJr.として舞台『STAND BY ME』に出演
ジャニーズJr.として先輩たちのバックにつきながら、1997年7月に舞台『STAND BY ME』に出演。翌1998年1月にはドラマ『天城越え』に出演した。
嵐のデビューと俳優の出発
平成11〜
— 5人組「嵐」のメンバーとしてデビュー
この年の正月には事務所を辞めると伝えていた。4月には『あぶない放課後』で渋谷すばるとW主演を務め、9月15日、ハワイ・ホノルル沖の客船で5人組「嵐」のデビュー会見に臨み、11月3日にシングル「A・RA・SHI」でCDデビューする。本人は1か月ほどの話だろうと思いながら活動していた。翌2000年4月、大阪で開いた初めてのコンサートで大勢の声援を受け、「このジャニーズの歴史の1ページを僕らが担わなきゃいけないんじゃないか」と考えるようになったと、2026年の最終公演で振り返っている。
本人すごく声援をもらったときに自分の感情論では、もう動いてはいけないんだろうなと。 出典
『Stand Up!!』で連続ドラマ初の単独主演
7月に始まったTBS系『Stand Up!!』で浅井正平を演じ、連続ドラマで初めて単独主演を務める。同じ年には映画『青の炎』でも単独主演し、監督の蜷川幸雄は「繊細ないい演技ができるようになった」と評価した。翌2004年3月には、蜷川の舞台『シブヤから遠く離れて』の主役に抜擢されている。
『硫黄島からの手紙』と主演作の積み重ね
平成18〜
— 『硫黄島からの手紙』でハリウッド作品に出演
クリント・イーストウッド監督が硫黄島の戦いを日本兵の視点から描いた『硫黄島からの手紙』が、12月9日に日本で公開される。二宮はオーディションを経て起用され、島での日々に絶望する応召兵・西郷一等兵を演じた。作品は第79回アカデミー賞で作品賞を含む4部門の候補となり、音響編集賞を受賞。同じ2006年には、劇場アニメ『鉄コン筋クリート』で声優として主演している。2007年には米紙ロサンゼルス・タイムズが二宮の特集記事を載せ、翌年には米CNNの「まだ世界的に名前が知られていないが演技力のある日本の俳優7人」に選ばれた。
『マラソン』で文化庁芸術祭の放送個人賞
1月期にフジテレビ系『拝啓、父上様』で田原一平を演じて主演を務め、9月20日放送のTBS系ドラマ『マラソン』にも主演して宮田彰太郎を演じる。この作品で第62回文化庁芸術祭テレビ部門の放送個人賞を受けた。
『流星の絆』に主演
10月17日に始まったTBS系『流星の絆』で、主人公の有明功一を演じる。この作品で第59回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の主演男優賞を受け、翌2009年3月に放送された主演ドラマ『DOOR TO DOOR〜僕は脳性まひのトップセールスマン〜』とあわせて、第46回ギャラクシー賞の個人賞も受けた。
『フリーター、家を買う。』に主演
10月19日に始まったフジテレビ系『フリーター、家を買う。』で武誠治を演じ、東京ドラマアウォード2011と第67回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で主演男優賞を受ける。翌2011年には、映画『GANTZ』と『GANTZ PERFECT ANSWER』の2作で松山ケンイチとW主演し、玄野計を演じた。
『暗殺教室』で殺せんせーの声を担当
3月21日公開の映画『暗殺教室』で、殺せんせーの声を担当する。声優としての映画出演は『鉄コン筋クリート』以来9年ぶりで、公開初日まで二宮が演じていることは伏せられていた。
最優秀主演男優賞から独立まで
平成28〜
— 『母と暮せば』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞
山田洋次監督の『母と暮せば』で、吉永小百合演じる母・伸子のもとに幽霊となって現れる息子・浩二を演じ、3月4日の第39回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞を初めて受ける。山田作品への参加はこれが初めてだった。第89回キネマ旬報ベスト・テンの主演男優賞にも選ばれていた。授賞式では、前年に同賞を受けた事務所の先輩・岡田准一から「次はお前だから」と言われていたことを明かした。以後も同賞では、『検察側の罪人』で優秀助演男優賞、『浅田家!』『ラーゲリより愛を込めて』で優秀主演男優賞に選ばれている。
本人ここに立つとは思っていなかったですが、すごく嬉しいですし、取ったな、と思います 出典
『NHK紅白歌合戦』で白組司会
11月3日に主演映画『ラストレシピ〜麒麟の舌の記憶〜』が公開され、12月31日の『第68回NHK紅白歌合戦』では白組の司会を務める。
『検察側の罪人』で木村拓哉と共演
8月24日公開の映画『検察側の罪人』で木村拓哉と共演し、沖野啓一郎を演じる。この役で11月28日に第43回報知映画賞の助演男優賞を受け、第42回日本アカデミー賞でも優秀助演男優賞に選ばれた。
結婚を発表
11月12日、かねてから交際していた一般女性との結婚を事務所を通じて発表し、嵐のメンバーで初めての既婚者となった。2021年3月に長女、2022年11月に次女の誕生を発表している。
YouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」を開設
4月8日に予告動画を公開したうえで、4月25日の「#1幕開け」で自身が主導するYouTubeチャンネルであることを明かす。中丸雄一、山田涼介、菊池風磨を加えた4人の出演となり、4月29日には開設から21日目で登録者200万人を達成した。2023年12月に「よにのちゃんねる」へ名前を改めている。
日曜劇場『マイファミリー』に主演
4月10日に始まったTBS日曜劇場『マイファミリー』で鳴沢温人を演じ、第112回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の主演男優賞を受ける。この年は8月11日公開の『TANG タング』、12月9日公開の『ラーゲリより愛を込めて』と主演映画が続き、この2作で第65回ブルーリボン賞の主演男優賞を受けた。
ja.wikipedia.org×2
日曜劇場『VIVANT』でノコルを演じる
7月16日に始まったTBS日曜劇場『VIVANT』に、第1話と第5話から最終話まで出演し、ノコルを演じる。役どころは、堺雅人演じる乃木の弟で、組織「テント」のナンバー2だった。
旧ジャニーズ事務所を退所し、独立
創業者ジャニー喜多川の性加害問題を受けた9月7日の事務所の会見以降、自身の活動にも影響が出始めたとして、10月24日付でSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)を退所し、個人で活動すると発表する。嵐からは脱退せず、「僕は明日からも嵐です」と語った。11月7日には新会社「オフィスにの」の設立を報告した。
本人1回目の事務所の会見以降、自分の活動にも多くの影響が起き始め、正直な話、僕も怖くなったし、不安な気持ちにもすごくなり、これからどうしていこうかなと考え始めました 出典
嵐の活動終了とソロの道
令和6〜
若林正恭とMCを務める『シークレットNGハウス』が配信開始
3月27日、オードリーの若林正恭と初めてMCでコンビを組むバラエティー『シークレットNGハウス』がPrime Videoで独占配信される。8人の芸能人が、2人の設定した「シークレットNG」を避けながら賞金を競う番組で、2人は企画制作の段階から加わった。2026年5月22日からはSeason2が配信されている。
— 主演映画『8番出口』がカンヌ国際映画祭で上映
ゲームソフト『8番出口』を川村元気監督が実写化した映画に主演し、駅構内のような無限ループの地下通路に迷い込む「迷う男」を演じる。脚本にも協力し、主人公が喘息を抱える設定は二宮のアイデアだった。自身の主演作として初めてカンヌ国際映画祭に招かれ、5月19日(現地時間)に第78回のミッドナイト・スクリーニング部門で上映されると、2300人の観客が総立ちで拍手を送った。日本では8月29日に公開され、興行収入は51.7億円に達した。
本人カンヌの皆さんに温かく受け入れてもらえて良かったです。 出典
NetflixのWBC配信でスペシャルサポーター
1月30日、3月5日から18日に開かれるワールドベースボールクラシック(WBC)の日本国内でのライブ配信に向け、Netflixのスペシャルサポーターに起用される。アンバサダーの渡辺謙とともに、試合の配信や関連コンテンツに出演する役だった。
嵐が活動を終える
嵐は2025年5月6日に、2026年春のツアーをもって活動を終えると発表していた。5月31日、東京ドームでのツアー最終公演で26年半の活動に区切りをつけ、二宮は最後のあいさつで1996年6月の入所から振り返った。翌6月1日からはソロで活動している。
本人勝手ではあるんですけども、今日僕は、ジャニーズ人生を終えます。 出典
アジア大会でTBSスペシャルアンバサダーを務めた
7月にTBSのスペシャルアンバサダー就任が発表され、9月19日開幕の「アジア大会 愛知・名古屋」を現地から連日の生放送で伝えた。オファーを受けた当初は大会をよく知らなかったと明かしていた。また、この年は4月17日に始まった日本テレビ系『金曜ミステリークラブ!!!』にレギュラー出演し、7月26日からは『VIVANT』の続編でノコルを再び演じ、10月2日放送の特番『日テレ系クイズフェスティバル 2026 秋』ではMCを務めた。
本人自分と同じようにこの大会を知らなかった方々にも、同じ目線、同じ温度感で大会の魅力を知ってもらういい機会になればと思います。 出典