ハワイ結成と下積み
平成11〜
— ハワイの船上で結成記者会見、5人組「嵐」始動
ハワイ州・ホノルル沖のクルーズ客船で、大野智・櫻井翔・相葉雅紀・二宮和也・松本潤の5人によるデビュー記者会見を行った。グループ名はジャニー喜多川による命名で、「世界中に嵐を巻き起こす」という願いと、五十音・アルファベットの先頭「あ/A」から「頂点に立つ」意味が込められた。
デビューシングル「A・RA・SHI」でCDデビュー、オリコン1位
デビュー曲はオリコン週間ランキング1位を獲得し、好スタートを切った。同曲はワールドカップバレー1999のイメージソングにも起用された。
初コンサートを横浜アリーナ・大阪城ホールで開催
デビュー直後の華やかさは長く続かず、楽曲のセールスは伸び悩む。ファンとともに地道にステージを重ねる時期が続いた。
プライベートレーベル「J Storm」発足
同年4月には公式ファンクラブも発足。テレビ番組やライブを足場に、少しずつ活動の基盤を固めていった。
初主演映画『ピカ☆ンチ LIFE IS HARDだけどHAPPY』公開
5人主演の青春映画で、以降シリーズ化される。下積み期にあっても、グループとしての結束を象徴する作品となった。
ドラマ主題歌でブレイク
平成17〜
『24時間テレビ』で初のメインパーソナリティーを担当
国民的チャリティー番組の顔として全国区の露出を得る。以降もグループや個人で同番組に深く関わっていく。
— 松本潤主演『花より男子』がヒット、主題歌「WISH」で躍進
TBS系ドラマ『花より男子』は最高視聴率22.4%を記録し、続編『花より男子2』(2007年)は27.6%に達した。主題歌「WISH」「Love so sweet」が広く親しまれ、グループ名と楽曲が一気に世間へ浸透していった。
初の東京ドーム単独公演『凱旋 ARASHI AROUND ASIA+ in DOME』
前年2006年9月には台北・ソウルで初のアジアツアーを開催。活動の場を国内ドーム規模、そしてアジアへと広げていった。
初の国立競技場公演を実現
同年5月には初の5大ドームツアー『Dream"A"live』もスタート。動員規模を着実に拡大し、トップアイドルの位置を確かなものにした。
国民的グループへ
平成21〜
— デビュー10周年、NHK紅白歌合戦に初出場
同年発売のベストアルバム『5×10 All the BEST! 1999-2009』はグループ初のミリオンセラーを達成。デビュー10年での紅白初出場は、国民的グループへの到達点を象徴する出来事となった。
国立競技場4日間公演を達成、紅白で初の白組司会
5大ドームツアー『10-11 TOUR "Scene"』では史上初の国立競技場4日間公演を敢行。紅白では初の白組司会を務め、以降5年連続で司会を担当した。同年『VS嵐』『嵐にしやがれ』も始まり、お茶の間での存在感を一段と高めた。
『アラフェス』を国立競技場で開催
ファン投票でセットリストを決める参加型コンサートとして人気を集めた。バラエティ・ドラマ・CMと、5人がメディアを横断して活躍する時期が続いた。
デビュー15周年、ハワイ凱旋公演を開催
結成の地ハワイで記念公演を行い、ファンと節目を祝った。国内外でのライブ・各種番組を通じ、活動は円熟期を迎えていた。
デビュー20周年と活動休止
平成27〜
デビュー20周年ツアー『5×20』開幕、237万人を動員
2018年11月から2019年にかけての5大ドームツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×20』は全50公演・約237万5千人を動員し、ツアー規模の日本記録を樹立した。
2020年末をもって活動休止することを発表
公式ファンクラブサイトでの告知に続き、メンバー5人全員による記者会見を開催。それぞれの人生やグループの今後を見つめ直すための、期限を定めない休止であることを説明した。
ベスト盤がダブルミリオン、デジタル配信を解禁
ベストアルバム『5×20 All the BEST!! 1999-2019』が令和初のダブルミリオンを達成。11月3日には楽曲のデジタル配信解禁と公式SNS開設を一斉発表し、グローバルな届け方へ舵を切った。
— 活動休止入り、配信ライブで5人がステージへ
コロナ禍により有観客公演が叶わない中、大晦日に配信ライブを開催し、予定どおり活動休止に入った。米津玄師が書き下ろしたNHK2020ソング「カイト」も、この時期を代表する楽曲となった。
再始動、そして26年半の終幕
令和3〜
櫻井翔・相葉雅紀がそれぞれ結婚を公表
休止期間中、メンバーは俳優・キャスター・司会など個々の活動に注力。同年には2人が相次いで結婚を公式サイトで公表した。
メンバー5人で「株式会社嵐」を設立
事務所がSTARTO ENTERTAINMENTへ移行する中、5人が出資して新会社「株式会社嵐」を設立し、STARTOとはエージェント契約を締結。40代を迎え、より主体的に判断し行動していく姿勢を示した。
— 2026年春のツアーをもって活動終了することを発表
公式ファンクラブサイトで、休止を経て最後にもう一度ファンの前に立ち、そのツアーをもってグループ活動を終えると発表した。コロナ禍で観客の前に立てないまま休止に入ったことへの想いも明かされた。
約5年半ぶりの新曲「Five」を配信リリース
配信初日の再生数がオリコン史上最高を記録するなど、休止前を上回る反響を呼んだ。11月22日に発表されていたラストツアー名は『We are ARASHI』。
— 東京ドーム最終公演で、26年半の活動に幕
3月13日に札幌で開幕した5大ドームツアー『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI」』(全15公演・約49万人動員)の最終日を東京ドームで迎え、1999年のデビューから約26年8か月の歴史に幕を下ろした。同日、リーダーの大野智はSTARTO ENTERTAINMENTを退所した。
活動を終え、5人はそれぞれの道へ
6月16日に約25年続いたファンクラブが終了。大野智はフリーに、二宮和也・松本潤は個人事務所で、櫻井翔・相葉雅紀はSTARTO ENTERTAINMENTに残り、各自の活動を続けている。5人が設立した「株式会社嵐」は存続し、これまでの楽曲やライブ映像は各種サービスで楽しめる。