目次
劇団ひまわりの子役、受からないオーディション
昭和58〜
埼玉県に生まれる
埼玉県出身。幼稚園の頃から人前で表現するのが好きで、テレビが大好きな子どもだった。お遊戯会で忍者役になった時は、ほかの子が普通にでんぐり返しをする中、ひとり印を結んだまま手を使わずに転がったという。
兄の影響で、7歳から劇団ひまわりに所属
先に劇団に入っていた兄の影響で、7歳から劇団ひまわりに所属する。兄は俳優の宮野翔太。初仕事は小学1年生の時に出た西友のCM『西友大市』だった。両親は「自分が今やっていることが好きなら続けなさい」と言って、自由にさせてくれたという。
『水の旅人 侍KIDS』に出演
『水の旅人 侍KIDS』に、ラジコンを操縦する少年の役で出る。小学5年生の時には、劇団の本公演『スクルージ』のピーター・クラチット役で高く評価され、これが役者人生の大きな転機になったという。
『3年B組金八先生』第4シリーズに生徒役で出演
『3年B組金八先生』第4シリーズに、生徒の足達勝司役で出演する。ただ小・中学校の頃は、真面目にレッスンに通う子どもではなく、習い事の延長のような気持ちだったと語っている。
『ニュースの女』に出演、深まる焦り
『ニュースの女』で、滝沢秀明が演じる北原龍のチームメイト役を演じる。ただ舞台ではちょい役、テレビではエキストラという状況が続いた。やがて、自分はどうこう言うほどの努力をしてこなかったと気づき、ダンスや歌など劇団のレッスンに本気で取り組むようになる。
本人とにかくオーディションに受からないのです。まわりの仲間は次々と大きな役が決まっていくのに……。高校生になる頃には、劣等感に押しつぶされそうになっていました。 出典
18歳で出会った声の仕事
平成13〜
『私はケイトリン』で声優デビュー
高校卒業が近づき、進学できないかと先生に相談するほど迷っていた高校3年の18歳の時、マネージャーに声の仕事のオーディションを勧められる。NHK教育の海外ドラマ『私はケイトリン』のグリフェン・ロウ役に合格し、声優としてデビューした。1年間のレギュラーで、第1話のオンエアでは自分の下手さに落胆したが、先輩の背中を見ながら必死で覚えていったという。
本人いわゆる子役としてはポンコツで、全然ダメだったんですよ。全然お仕事がなくて、当時のマネージャーさんから18歳の時に『声の仕事のオーディションがある』と言われて受けに行ったら、そこで決まった 出典
『キングダム ハーツ』のリク役
PlayStation 2用ゲーム『キングダム ハーツ』のリク役で注目を集める。ただ、高校を出た後は仕事が多くなく、書店員のアルバイトをしながら、劇団ひまわりの全日制クラスで歌やダンスのレッスンを受けた。
『ミュージカル・テニスの王子様』に出演
オーディションを経て『ミュージカル・テニスの王子様』に不動峰中の石田鉄役などで出演し、「やっぱり演じることは楽しい、演じ続けたい」と改めて感じた。20歳を超えてから全日制クラスにもう1年入り直し、そこで出会った演劇講師が芝居のターニングポイントになったという。
『DEATH NOTE』で主人公・夜神月を演じる
原作のファンで、「絶対に受かるんだ」という気持ちで臨んだオーディションに合格し、テレビアニメ『DEATH NOTE』の主人公・夜神月を演じる。Lを演じる山口勝平との掛け合いでは、練り込んできたものより現場で生まれるライブ感が大事だと学んだ。本人はこの役で「ちょっと売れたなぁ」と思ったといい、声優マガジン『Cool Voice』の編集長も、この役でどんどん女性ファンを獲得していったと振り返っている。
本人キャラクターを演じるのではなく、生きるんだ 出典
『機動戦士ガンダム00』で刹那・F・セイエイを演じる
『機動戦士ガンダム00』の主人公・刹那・F・セイエイ役に、オーディションで選ばれる。監督の水島精二は、刹那に求めていた孤独な感じをごく自然に演じたことを選んだ理由に挙げている。原作の無いオリジナル作品のため、放送前のイベントの空き時間に監督と話し合い、劇中で描かれない設定や生い立ちを教わりながら役を作った。
歌手デビュー、そして男性声優ソロ初の武道館
平成20〜
第2回声優アワードで主演男優賞
3月8日、東京・秋葉原UDXで開かれた授賞式で、第2回声優アワードの主演男優賞を受ける。夜神月や刹那・F・セイエイを演じ、2007年はそれまでと異なるイメージの役にも挑んで、演技の幅が評価された。同じ年には東京アニメアワードの個人賞(声優部門)も受けている。
本人身長ばかりでっかくて未熟な僕ですが、役者としてもでっかくなれるよう、頑張っていきたいです 出典
シングル『Discovery』で歌手デビュー
前年に『鋼鉄三国志』のエンディングテーマ『久遠』を歌ったことがきっかけで音楽プロデューサーの三嶋章夫に名を知られ、三嶋が見出した水樹奈々の後押しもあって、キングレコードからのデビューが決まる。6月4日、1stシングル『Discovery』を発売した。同じ年には、公式サイトで結婚と妻の妊娠を発表している。
初の単独ライブツアーを開く
4月11日から28日まで、初の単独ライブ「MAMORU MIYANO 1st LIVE TOUR 2009 〜BREAKING!〜」を開く。初めてのライブから、ステージの演出を自分で手がけたいと手を挙げたという。8月には「Animelo Summer Live 2009 -RE:BRIDGE-」に初めて出た。
『STEINS;GATE』で岡部倫太郎を演じる
2011年は『STEINS;GATE』の岡部倫太郎を演じ、ニュータイプアニメアワード2011の声優主演男優賞を受ける。同じ年に始まった『うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ』では、一ノ瀬トキヤを演じた。
男性声優のソロ公演として初めて日本武道館に立つ
4月に出した9thシングル『カノン』が初登場3位と自己最高のスタートを切り、男性声優として異例だった『MUSIC JAPAN』への単独出演も果たす。10月4日、男性声優のソロ公演として初となる日本武道館公演「MAMORU MIYANO SPECIAL LIVE 2013 〜TRAVELING!〜」を開き、1万人を集めた。その後も武道館での公演を重ね、2016年1月の公演は2日間で2万6000人を動員した。
ライブBDが男性声優の最高位を更新
1月28日発売のライブBlu-ray『MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2014 〜WAKENING!〜』がオリコン週間総合BDランキングで2位となり、自身の持つ男性声優のBD最高位を更新した。4月には12枚目のシングル『シャイン』がオリコンのデイリーランキングで1位を獲得。男性声優では初めての1位だった。
髑髏城の主演から、研音で月9と大河へ
平成29〜
『髑髏城の七人 Season月 下弦の月』で主演
劇団☆新感線の『髑髏城の七人』Season月で、2チームのうち「下弦の月」の主人公・捨之介を演じる。上演は11月から翌年2月まで、東京・IHIステージアラウンド東京で行われた。11月29日にはスクリーンの不具合で昼夜公演が中止になり、ブログで「悔しくて、悔しくて、今は言葉になりません」とつづった。
『ウエスト・サイド・ストーリー』でミュージカル初主演
11月6日に始まった『ウエスト・サイド・ストーリー Season1』で、蒼井翔太とのダブルキャストでトニーを演じ、ミュージカル初主演を務める。10代の頃に映画版を見ていたが、自分がトニー役で初主演するとは思っておらず、最初は戸惑いもあったという。
ドラマ出演が続き、『鬼滅の刃』で童磨に
2020年の『半沢直樹』で金融庁の古谷を演じたのに続き、2022年は『DCU』『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』『君の花になる』とドラマへの出演が続く。劇団☆新感線の『神州無頼街』にも出演し、アニメでは『鬼滅の刃』の童磨を演じた。
『ぐるナイ』の「ゴチ」のレギュラーに
1月26日の放送で、『ぐるぐるナインティナイン』の名物企画「ゴチ」の新メンバーとして発表される。バラエティ番組のレギュラーはこれが初めてで、メンバーカラーには紫を選んだ。「絶対クビになりたくないです!」と意気込んだが、12月28日の最終戦の結果、1年で降板が決まった。
朝ドラ『らんまん』に出演、映画でマリオの声も
4月、朝ドラ初出演となる『らんまん』に、自由民権運動を指揮した政治結社「声明社」のリーダー・早川逸馬役で登場する。同じ月の28日に公開された『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』では、日本語吹き替え版でマリオを演じた。この年はNHKの『大奥』Season2にも出演している。
ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険』でディオを演じる
2月6日に東京・帝国劇場で始まったミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』で、ディオ・ブランドーを演じる。以前にテレビアニメ版のディオ役のオーディションを受けて落ちたほど、思い入れの強い役だった。アニメ版でディオを演じた子安武人の芝居も研究して臨んだという。
初のフルオーケストラ公演で1万人を動員
6月8日から16日にかけて、オーケストラと共演するシンフォニックコンサート『billboard classics宮野真守 Premium Symphonic Concert 2024~AUTHENTICA~』を東京と京都で開き、1万人を動員する。オーケストラとの公演は歌の実力が無いと太刀打ちできないものだったと語り、このステージで歌い手として成長している実感を持てたことを、自分にとっての大きな分岐点に挙げている。
本人この経験は僕にとっての非常に大きな分岐点になったと思います。 出典
35年在籍した劇団ひまわりを離れ、研音に所属
6月8日に、7歳から35年間在籍した劇団ひまわりを退所し、翌9日から唐沢寿明や天海祐希らが所属する研音に移ったことを発表した。研音の公式サイトでは、劇団ひまわりで子どもの頃から多くのことを学ばせてもらったと感謝をつづった。11月19日には8thアルバム『FACE』を発売している。
本人これからは、また新たな一歩を踏み出します。このご縁を大切にしながら、感謝の気持ちを忘れず、そして宮野真守の可能性を自分自身が信じて、声優や俳優、アーティストと、ひとつひとつの活動に誠実に向き合っていきたいと思います 出典
マリオ役を続投、2027年の大河ドラマへの出演も発表
4月24日公開の『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』で、前作に続きマリオを演じる。公開から3日間の週末興行成績は1位だった。同じ日には、松坂桃李が主演する2027年の大河ドラマ『逆賊の幕臣』への出演が発表された。演じるのは主人公・小栗忠順の幼なじみの旗本・滝川具挙で、大河ドラマへの出演は初めてとなる。
劇団☆新感線『アケチコ!』でタイトルロール
6月12日に東京・EX THEATER ARIAKEで開幕した劇団☆新感線の『アケチコ!~蒸気の黒ダイヤ、あるいは狂気の島~』で、タイトルロールの探偵・アケチコを演じる。新感線への出演は2022年の『神州無頼街』以来3度目で、公演は7月から8月にかけて福岡と大阪でも行われた。
月9『救命病棟24時』で初の医師役
7月1日、約18年在籍したキングレコードからポニーキャニオンへのレーベル移籍が発表された。10月12日に始まったフジテレビ系の月9ドラマ『救命病棟24時』の第6シリーズでは、救命救急センターのエース救命医・鳥羽野椿を演じ、自身初の医師役に挑む。アニメでは、『文豪ストレイドッグス わん!2』の太宰治、『炎炎ノ消防隊 参ノ章』の新門紅丸、『らんま1/2』第3期の三千院帝を演じている。
本人すでに子役から活動していた自分としては、“いつかこのようなすごいドラマに出演してみたい”と願ったものです。その願いがまさか、27年越しに叶(かな)うことになるとは……。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 出典