同世代2022年、同い年の平野 佳寿は、NPB通算200セーブを史上最年長38歳2か月で達成、日本シリーズ初制覇 →
目次
一度断ったスカウト
昭和59〜
鳥取県に生まれる
米子市出身、3姉妹の末っ子。中学時代は吹奏楽部でクラリネットを担当した。鳥取県立淀江産業技術高等学校の食物調理科に進み、高校で調理師免許を取っている。
高校在学中の15歳でスカウトされるが、断る
仕事で米子を訪れていた事務所オフィスウォーカーの社長と、女優の奈美悦子に声をかけられた。話が具体的に進むにつれ怖くなって断り、高校卒業後は地元企業に就職。化粧品会社の美容部員や美容院の受付として働く。
本人ちょっと怖くなっちゃって。現実味が増してきて、申し訳ないけどごめんなさいと 出典
鰻屋から『電王』へ
平成18〜
22歳で鳥取から上京
社会人として働くうちに「このままでいいのか」と自問し、高校時代に断ったオフィスウォーカーに自ら電話して芸能界入りを決めた。上京後は演技のレッスンに通いながら、事務所社長の紹介で新宿の鰻屋でアルバイトを始め、『仮面ライダー電王』のオーディションに合格するまでの約1年間働いた。鰻のタレのにおいがついたままオーディション会場へ向かい、自己紹介で笑いを取ったこともあったという。
本人今アルバイトをしていてバイト帰りなのでちょっとタレくさいです 出典
『仮面ライダー電王』で主人公の姉役、女優デビュー
初めて受けたオーディションに合格し、テレビ朝日系『仮面ライダー電王』で佐藤健演じる主人公・野上良太郎の姉、野上愛理を演じる。放送中のインタビューでは、ブログに幅広い層からコメントが寄せられ、主婦や自分の父親と同じ年代の男性から「楽しみに見てます」と言われるのがうれしいと話していた。
映画『腐女子彼女。』で初主演
前年に赤坂サカスのイメージキャラクター「赤坂なでしこ娘」に選ばれ、この年は映画『腐女子彼女。』で大東俊介とダブル主演を務める。BLとコスプレが好きな腐女子の役だった。
「とっとりふるさと大使」を委嘱される
出身地の鳥取県から委嘱を受け、その縁で鳥取県に関わる仕事も手がけるようになる。県庁のメールマガジンや地元紙でも動向が伝えられている。
『リーガル・ハイ』『相棒』などにゲスト出演
2012年5月の『リーガル・ハイ』第3話、2013年と2014年の元日放送の『相棒』(大石真弓役)など、ドラマへのゲスト出演が続いた。なお2011年6月には事務所をトリプルエーへ移っている。
映画『無伴奏』『屋根裏の散歩者』に出演
3月公開の『無伴奏』で堂本勢律子を、7月公開の『屋根裏の散歩者』で明智文代を演じた。『電王』の放送が終わってからはヒット作に恵まれず、アルバイトを掛け持ちする生活が続いた。カフェの厨房では料理長も務めている。
『愚行録』と大河
平成29〜
映画『愚行録』でヨコハマ映画祭助演女優賞
2月18日公開の『愚行録』で、一家殺人事件で殺された妻・夏原友季恵を演じる。主に回想シーンでの登場ながら、人当たりのよさの奥から本性が見えはじめる人物を演じ、この役で12月に発表された第39回ヨコハマ映画祭の助演女優賞に選ばれた。
映画『his』でヒロイン
1月24日公開の『his』でヒロインの日比野玲奈を演じる。同じ年は『映像研には手を出すな!』のドラマ版と映画版にも、水崎菜穂美役で出演した。
『麒麟がくる』で大河ドラマ初出演
NHK大河ドラマへの初めての出演で、徳川家康の母・於大の方を演じた。登場したのは3月15日放送の第9回と、5月31日放送の第20回。
「松本劇場」、そして初主演
令和4〜
『やんごとなき一族』の義姉役が「松本劇場」と呼ばれる
フジテレビ系の木曜劇場で、土屋太鳳演じる主人公・深山佐都をいびる義姉・深山美保子を演じる。独特な演技と歌が話題を呼び、主人公の夫・健太を演じた松下洸平が発した言葉から「#松本劇場」のハッシュタグが生まれた。この役で第112回ザテレビジョンドラマアカデミー賞と東京ドラマアウォード2022の助演女優賞を受賞。12月には『Yahoo!検索大賞2022』の俳優部門1位に選ばれ、受賞理由には連続ドラマ初主演作などへの出演とあわせ、この演技が「松本劇場」と呼ばれ話題になったことが挙げられた。
本人共演者の皆さんのおかげで、あの役ができたと思っています。 出典
『復讐の未亡人』で連続ドラマ初主演
テレビ東京とParaviによる「オンナの復讐シリーズ」の作品で、『金魚妻』の黒澤Rによる同名漫画が原作。夫を自殺に追い込んだ同僚たちに、別人になって会社へ潜り込み復讐する主人公・鈴木密を演じた。Paraviで3月9日に先行配信が始まり、テレビ東京では7月8日に放送が始まった。
骨髄ドナー役で映画『みんな生きている』に出演、初の著書も
白血病から骨髄移植で救われた樋口大悟が、自身の体験をもとに企画した映画で、ドナーの桜井美智子を演じる。骨髄バンクへの登録を促したいとの思いから出演を決めた。同じ月には、初の著書となるフォトエッセイ集『松の素』を刊行している。
『どうする家康』で家康の側室・阿茶局
松本潤主演の大河ドラマで、第37回から最終回まで阿茶局を演じた。武芸をたしなみ、家康が戦にも同行させた側室で、初登場の回から家康と本多正信の密室会議に加わり、戦略に意見を述べる。『麒麟がくる』で家康の母・於大の方を演じて以来、2回目の大河出演だった。
40歳からの主演作
令和6〜
『西園寺さんは家事をしない』でゴールデン・プライム帯の連続ドラマに初主演
TBSの火曜ドラマで、家事を徹底してしない38歳の独身女性・西園寺一妃を演じる。年下のシングルファーザー役は松村北斗。芸歴18年目でのゴールデン・プライム帯の連続ドラマ初主演で、同局の火曜ドラマへの出演は『私の家政夫ナギサさん』『夕暮れに、手をつなぐ』『18/40~ふたりなら夢も恋も~』に続く4作目だった。この年は連続ドラマ2本で主演し、ORICON NEWSの2024年ブレイク俳優ランキング(女性編)では、上半期は圏外ながら年間1位となった。
本人2007年のデビューから18年。40歳という節目で、GP帯初主演のお話を聞いたときの私の第一声は「嘘ですよね?」でした。 出典
『わたしの宝物』でフジテレビ系連続ドラマ初主演
木曜劇場で、夫以外の男性との子どもを夫の子と偽って産み育てる「托卵」を選ぶ主人公・神崎美羽を演じる。夫の宏樹役は田中圭、幼なじみ役はSnow Manの深澤辰哉。『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』を手がけた三竿玲子のプロデュース。民放の連続ドラマ主演は2クール続いた。
映画『はたらく細胞』で佐藤健と17年ぶりに同じ作品へ
12月13日公開の『はたらく細胞』でマクロファージを演じた。『仮面ライダー電王』以来17年ぶりに佐藤健と同じ作品に出演し、公開前のイベントで佐藤は「あのときの若菜ちゃんのままでしたね」と語っている。
エランドール賞新人賞を受ける
一年を通じて最も活躍した将来有望な新人俳優に贈られる賞で、高橋文哉、河合優実らとともに選ばれた。4月には『西園寺さんは家事をしない』『わたしの宝物』で第33回橋田賞の新人賞も受けている。
『Dr.アシュラ』で2年連続のフジテレビ系主演
こしのりょうの同名漫画が原作の水10ドラマで、どんな急患も絶対に断らない救命医・杏野朱羅を演じる。フジテレビの連続ドラマへの出演は2019年の『トレース~科捜研の男~』から7年連続となり、同局での主演は『わたしの宝物』に続いて2年連続だった。
『ザ・ロイヤルファミリー』で日曜劇場に初出演
妻夫木聡主演のTBS日曜劇場で、北海道日高地方で父と競走馬の生産牧場を営む野崎加奈子を演じた。主人公の大学時代の元恋人で、10年ぶりに再会する。仕事と子育てに奮闘するシングルマザーの役だった。
本人日曜劇場に出演するのが夢の一つだったので、お話を伺った時は本当に嬉しかったです。 出典
NHKドラマ『対決』で主演
月村了衛の同名小説が原作。ある医大が入試の採点で女子の点数を意図的に下げているという噂を耳にし、独自に調べはじめる新聞記者・檜葉菊乃を演じ、鈴木保奈美と共演した。5月15日公開の映画『正直不動産』には、愛原真耶役で出演している。
本人性別を理由に、本来得られるはずの評価がいただけなかったり、選べるはずの未来が閉ざされたりするのは本当に残念なこと 出典
『テレ東音楽祭2026夏』で深澤辰哉とMC
6月28日の約4時間半にわたる生放送で、ドラマで共演したSnow Manの深澤辰哉と司会を務めた。2人が音楽番組のMCで組むのは初めてで、どちらにとってもテレビ東京で初めてのMCだった。
『君の好きは無敵』で主演
TBSの火曜ドラマで、完全オリジナルストーリー。“かわいい”も“好き”もよく分からない元コンサルの草壁杏奈を演じ、佐野勇斗演じるキャラクターデザイナー・瀬尾深月と2人で世界的な人気キャラクターの誕生を目指す。最終回は9月15日に放送された。
映画『負けへんで』、2026年11月13日公開
内野聖陽主演、『空飛ぶタイヤ』の本木克英監督の映画で、内野演じる藤堂を追い詰めていく検事・鈴鳴通子を演じる。2026年11月13日に全国公開。