目次
3通目の履歴書から
平成7〜
静岡県島田市に生まれる
名前の「北斗」は北斗七星に由来し、人の道標となるような人間に育ってほしいという願いを込めて両親が付けた。小学1年のとき、テレビで見た空手の表現技法の美しさに惹かれて道場に通い始める。
3通目の履歴書でオーディションを受け、ジャニーズ事務所に入所
小学5年でドラマ『クロサギ』の山下智久に憧れ、同じ年にNEWSのコンサートを見て入所を決意した。履歴書は2度とも返事が無く、中学に進むと「これが最後」と決めて3度目を送る。処分を待つ書類の山の一番上にあった履歴書にスタッフが気づき、ジャニー喜多川に進言してオーディションが実現した。合格の翌日、1人で新幹線に乗って上京し、『ザ少年倶楽部』の収録に参加する。
本人あの時、一枚でもほかの履歴書が上にあったら今ここに僕はいないと思う 出典
B.I.ShadowとNYC boysの一員としてCDデビュー
6月4日に中山優馬・中島健人・菊池風磨・髙地優吾と中山優馬 w/B.I.Shadowを結成。3日後には山田涼介・知念侑李を加えた7人の期間限定ユニット、NYC boysにも加わった。7月15日に両A面シングル『悪魔な恋/NYC』でCDデビューし、大晦日には『第60回NHK紅白歌合戦』に出場する。
B.I.Shadowが事実上の解散、仕事の無い時期に
9月29日、中島健人と菊池風磨がSexy Zoneとして11月にCDデビューすることが発表され、B.I.Shadowは事実上の解散となった。一時期は仕事がまったく無い状態が続く。その後A.B.C-Zのコンサートにバックで出て、KinKi Kidsの大人っぽい曲に挑んだ。このパフォーマンスがドラマ『私立バカレア高校』のプロデューサーの目に留まる。
本人負けたままで終わるのは悔しい。周りに対しても、自分に対しても 出典
バカレア組、そしてSixTONESへ
平成24〜
『SHARK』でキーボードを特訓
日本テレビ『SHARK』で劇中ロックバンドのキーボード兼DJ・竜崎歩を演じる。鍵盤の位置も分からない状態から、1日10〜12時間の練習で弾けるようになった。4月からはテレビ朝日の深夜バラエティ『ガムシャラ!』に出演する。
堀越高校を卒業し、亜細亜大学へ
杉並学院高校に入ったが、『私立バカレア高校』などで忙しくなって出席日数が足りなくなり、2年の途中で堀越高校に編入していた。卒業後は亜細亜大学に進み、経営学を専攻する。
バカレア組の6人でSixTONESを結成
森本慎太郎と京本大我は事務所を辞めることも考え、田中樹は高校卒業後の進路に悩むなど、それぞれが思い詰めていた時期だった。ジェシーが髙地優吾に「やっぱり6人でやりたい、みんなを集めてくれないか」と頼み、6人でジャニー喜多川に「1曲だけでいい、6人でやりたい」と掛け合う。5月1日、舞台『ジャニーズ銀座2015』の公演中に結成を発表した。9月にはSnow Manとともに舞台『少年たち』で初主演を務める。
オーディションで『坂道のアポロン』に出演
尊敬する三木孝浩監督の映画に通行人でもいいから出たいとオーディションを受け、松岡星児役をつかむ。標準語の台本を渡されていたが、方言での台詞を求められ、見よう見まねで演じた。役作りではグループ・サウンズのオックスの動画を見て当時の動きを研究した。
『パーフェクトワールド』で義足の青年を演じる
関西テレビ・フジテレビ系『パーフェクトワールド』で、左足が義足の青年・渡辺晴人を演じる。2月から車いすバスケットボールのプロチームと練習を重ね、掌の皮がむけるほどだった。役のために、一度も染めたことのない黒髪を茶色に染めた。同じ年、『ViVi』の国宝級イケメンランキングで上半期NEXT部門の1位になる。
東京ドームでSnow Manとの同時CDデビューが発表される
ジャニーズJr.の単独公演「8・8祭り」の東京ドーム公演で、SixTONESとSnow Manが2020年の同じ日にCDデビューすることが発表された。2組同時のデビューはジャニーズ史上初。7月9日に亡くなったジャニー喜多川が、倒れる2日前の6月16日にデビューを決めていた。
CDデビュー、朝ドラ、草太の声
令和2〜
『Imitation Rain/D.D.』でCDデビュー
SixTONESとSnow Manの両A面シングル『Imitation Rain/D.D.』でCDデビュー。『Imitation Rain』はX JAPANのYOSHIKIが手がけた。オリコン週間ランキングで初週132.8万枚を売り上げて初登場1位となり、史上初のデビューシングル初週ミリオンを記録する。続く『NAVIGATOR』『NEW ERA』なども合わせ、オリコン年間ランキング2020の新人ランキングで1位に。大晦日にはSixTONESとして紅白歌合戦に初出場した。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で雉真稔を演じる
この年の2月には、森七菜とダブル主演した映画『ライアー×ライアー』が公開され、SixTONESの『僕が僕じゃないみたいだ』が主題歌になった。NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で朝ドラに初出演。初代ヒロイン・安子(上白石萌音)の運命を動かす、雉真繊維の社長の長男・雉真稔を演じた。家業を海外に展開させることを志す英語が堪能な大学生で、安子の夫となる。稔が戦死すると、SNSでは“稔さんロス”を訴える視聴者が続出した。この役で第111回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の助演男優賞を受ける。
本人松村北斗個人で言うと、出られたこと、経験できたことがこの先に意味がある。もっと成長して帰ってきたいと思う場所 出典
『すずめの戸締まり』で宗像草太の声を担当
新海誠監督のアニメーション映画『すずめの戸締まり』で、災いをもたらす扉を閉める「閉じ師」の青年・宗像草太を演じ、声優に初挑戦した。監督がオーディションで数多くの声を直接聴いて選んだ。草太は物語の途中で、脚が1本欠けた子ども用の椅子に姿を変えられてしまう。翌年の第46回日本アカデミー賞では、本作と『ホリック xxxHOLiC』で話題賞の俳優部門に選ばれ、第51回アニー賞の声優賞(長編作品部門)にもノミネートされた。
本人僕が演じる宗像草太は、監督の作品では観たことが無いキャラクターだったので、僕としても聞いたことのない声色が出せたらいいなと考えて、監督ともいろいろお話させていただきました。 出典
『ホリック xxxHOLiC』で日本アカデミー賞新人俳優賞
2022年公開の映画『ホリック xxxHOLiC』でクールでミステリアスな百目鬼静を演じ、第46回日本アカデミー賞の新人俳優賞に選ばれた。3月10日の授賞式に出席する。同じ回の新人俳優賞には、同じ事務所の有岡大貴と目黒蓮も選ばれていた。
本人僕なんかを選んでくれた人にゆっくり恩を返しつつ、“なんでこの人なんだ”と思った人には、ゆっくりと納得してもらえるように、これから頑張っていきたい 出典
『夜明けのすべて』と実写『秒速5センチメートル』
令和6〜
『夜明けのすべて』で上白石萌音とダブル主演
瀬尾まいこの小説を三宅唱監督が映画化した作品で、パニック障害を患い、電車や美容室など逃げ場のない場所に行けなくなった山添孝俊を演じる。『カムカムエヴリバディ』で夫婦役だった上白石萌音とのダブル主演で、今回は友達とも恋人とも違う同僚の役だった。撮影は16ミリフィルムで行われた。6月には医師役で出演した『ディア・ファミリー』も公開。10月には本作と『ディア・ファミリー』『キリエのうた』で、第16回TAMA映画賞の最優秀新進男優賞に選ばれた。
『西園寺さんは家事をしない』でシングルファーザー役
松本若菜が主演するTBS『西園寺さんは家事をしない』で、訳ありのシングルファーザー・楠見俊直を演じる。この役で第121回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の助演男優賞を受けた。
SixTONES初の5大ドームツアー『YOUNG OLD』
5thアルバム『GOLD』を携えたグループ初の5大ドームツアーが、1月24日の東京ドームから始まった。4月までの5都市13公演で61万5000人を動員する。
『ファーストキス 1ST KISS』で松たか子と夫婦役
坂元裕二脚本・塚原あゆ子監督の映画『ファーストキス 1ST KISS』で、松たか子と初共演して夫婦役を務める。事故で夫を亡くした硯カンナ(松)が、タイムトラベルで戻った過去で出会う若き日の夫・硯駈を演じた。坂元の作品にも塚原監督の作品にも初めての参加だった。
本人松さんは会った初日から今日まで、本当に距離感や話し方が変わらない。初対面からずっと知っていたかのように振る舞ってくれる方。そのおかげで夫婦役がやれた 出典
『夜明けのすべて』でキネマ旬報ベスト・テン主演男優賞
パニック障害を患う山添孝俊の役で、2024年の第98回キネマ旬報ベスト・テンで主演男優賞を受け、2月20日の表彰式に出席した。アイドルと俳優の両立について聞かれ、アイドルグループは「人生を懸けて一生をともにするもの」という思いのもとに集まっていると答えた。
本人刺激をくれる方々に自然と引っ張っていただいている。どちらにも仲間がいる仕事です 出典
実写映画『秒速5センチメートル』で主演
『すずめの戸締まり』に続く新海誠作品への出演で、新海の劇場アニメーションを奥山由之監督が実写化した映画の主人公・遠野貴樹を演じる。公開10日間で観客動員71万人、興行収入10億円を突破した。2026年1月19日に発表された第49回日本アカデミー賞では、本作で優秀主演男優賞、『ファーストキス 1ST KISS』で優秀助演男優賞に選ばれる。2月20日には両作で話題賞の俳優部門にも選ばれた。
Netflix『九条の大罪』でエリート弁護士・烏丸真司
柳楽優弥が主演するNetflixシリーズ『九条の大罪』で、法律事務所で突然イソ弁(居候弁護士)として働くことになった東大卒の若いエリート弁護士・烏丸真司を演じる。4月2日からNetflixで世界独占配信された。
『告白-25年目の秘密-』で地上波連続ドラマ単独初主演
日本テレビ系の土曜ドラマ『告白-25年目の秘密-』で、初恋の相手・野瀬麻里子(岡崎紗絵)に25年間片想いを続ける化粧品会社の総務部員・雪村爽太を演じた。地上波の連続ドラマで初めての単独主演となる。純愛と狂気の間を描くラブサスペンスで、主題歌にはSixTONESの『マイオンリー』が起用された。
『白鳥とコウモリ』で今田美桜とダブル主演
東野圭吾の小説の映画化で、弁護士刺殺事件の容疑者として自供した男の息子・倉木和真を演じる。被害者の娘・白石美令を演じる今田美桜とのダブル主演で、2人は互いの父の言動に違和感を抱いていく。
『汝、星のごとく』で主人公の親友・久住尚人
凪良ゆうの本屋大賞受賞作を藤井道人監督が映画化した作品で、横浜流星が演じる主人公・櫂の漫画で作画を担当する親友・久住尚人を演じる。櫂にしか明かしていない秘密を抱えた役。藤井監督の作品への参加は初めてだった。
本人オファーをいただき久住尚人と出会った時点で、僕は彼を放っておいてはいけないと直感していました。それくらい彼は愛されなければならない。僕がそうしてあげたいと本を読みながら強く思いました 出典
SixTONESとして初のスタジアムツアー
SixTONESは1月から6月までのアリーナツアーで11都市50公演を回った。5月からは出身地・静岡県の誕生150周年記念アンバサダーを務める。アリーナツアーの横浜アリーナ公演で発表したグループ初のスタジアムツアーを9月19・20日の味の素スタジアムで始めた。11月にはヤンマースタジアム長居と日産スタジアムでの公演が組まれている。