目次
空手の少年、原宿でスカウトされる
平成8〜
神奈川県横浜市に生まれる
横浜市で過ごしたのは生後数か月で、その後は埼玉県で育つ。「横浜」は本名。「流星」には「何か自信を持って輝いてほしい」との願いが込められ、生まれた瞬間に流れ星が流れたことも名付けの理由だった。父は大工で、1歳下の弟はプロボクサーの横浜海斗。
原宿でスカウトされ、芸能活動を始める
小学6年の夏休みに家族と初めて訪れた原宿でスカウトされ、スターダストプロモーションに所属する。2009年に芸能活動を始め、初仕事は学習塾「栄光ゼミナール」のCM。雑誌『ニコプチ』のメンズモデルも務めた。中学時代は芸能活動よりも空手を優先し、事務所に入った当初は新人向けのレッスンにもあまり行っていなかったと明かしている。
極真空手の国際大会で優勝
中学3年で出場した「第7回国際青少年空手道選手権大会」の13・14歳男子55kgの部で優勝し、世界一になった。この年は公開オーディションを経て『nicola』のメンズモデルとなり、事務所の男性タレント集団EBiDANの舞台にも立っている。
戦隊の現場で決めた俳優の道
平成24〜
『烈車戦隊トッキュウジャー』でトッキュウ4号を演じる
2015年2月までの1年間、ヒカリ/トッキュウ4号を演じる。第33話は本人の要望で空手を題材にした回になった。高校3年だったこの年には、進路を俳優一本に決めたと話している。
本人『トッキュウジャー』が決まって、いろいろ経験させていただく中で、この道を進んでいこうと決めました。 出典
仕事のない時期を経て、舞台『武士白虎』で主演
番組の終了後、約1年は仕事がなかった。オーディションに落ちるたびに「自分が決めたことは間違っていたんじゃないか」と思ったという。9月には、安西慎太郎とW主演の舞台『武士白虎 もののふ白き虎』で初めて主演を務めた。
本人でも早い段階で『人と比べて落ち込んでいてはいけない。自分のやるべきことを見失っていないか?』と気づくことができた。 出典
『兄友』『虹色デイズ』と主演映画が続く
5月の『兄友』で西野壮太を演じ、6月には配信シングル『今日もいい天気 feat.Rover(ベリーグッドマン)』でソロデビューした。7月の『虹色デイズ』では佐野玲於・中川大志・高杉真宙とカルテットで主演し、この年から主演映画が相次ぐ。10月のCDでは収録曲『未完成』で作詞にも初めて挑んだ。
藤井道人監督の映画『青の帰り道』に出演
藤井道人監督の『青の帰り道』にリョウ役で出演。2人が初めて会ったのは映画『全員、片想い』の打ち上げの席で、藤井は18歳の横浜の印象を「こんなにカッコいいのに端っこが好きなんだ」と語っている。『青の帰り道』は完成まで2年かかり、その間に作品や演技について語り合ううちに私生活でも親しくなった。
本人一つの役をしっかり描いてくださる印象で、当時、僕が感じていた演技への迷いからも解放してくれました 出典
“ゆりゆり”から主演へ
令和元〜
『初めて恋をした日に読む話』の由利匡平役で注目される
TBSの火曜ドラマで、初めてプライムタイムの連続ドラマに出演する。ピンクの髪の東大志望の受験生“ゆりゆり”こと由利匡平の役はオーディションで決まり、プロデューサーの有賀聡は「満場一致でした」と明かした。放送中に出た2nd写真集『流麗』は計3度の重版がかかり、ORICON NEWSの「2019上半期ブレイク俳優ランキング」では1位になった。
本人足元をすくわれないように、地に足をつけて、ひとつひとつ頑張っていこうと思っています 出典
『あなたの番です-反撃編-』の二階堂忍役
6月から『ZIP!』の金曜パーソナリティーを務め、同月末からは日本テレビ『あなたの番です-反撃編-』で二階堂忍を演じた。10月には『4分間のマリーゴールド』で花巻藍を演じる。この年の「Yahoo!検索大賞2019」では大賞と俳優部門賞を受けた。
『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』で清野菜名とW主演
清野菜名とW主演で、森島直輝を演じた。プライムタイムの連続ドラマで主演を務めるのはこれが初めてだった。
第43回日本アカデミー賞の新人俳優賞
主演映画『愛唄 -約束のナクヒト-』『チア男子!!』『いなくなれ、群青』で、第43回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受ける。3月6日の授賞式には新人俳優賞の6人がそろって出席した。
本人3作品を通してたくさんのことを得たんですが、それよりも自分の力不足を痛感し正直自分にはまだ早いと思っています。 出典
『私たちはどうかしている』で主演
日本テレビの水曜ドラマ『私たちはどうかしている』で主演し、高月椿を演じる。10月公開の映画『きみの瞳が問いかけている』では吉高由里子とW主演し、10キロ増量の肉体改造を経てキックボクサーの篠崎塁を演じた。
藤井道人監督と李相日監督の作品、そして格闘家の役
令和4〜
Netflix『新聞記者』と日曜劇場『DCU』
1月13日に配信された藤井道人監督のNetflixシリーズ『新聞記者』で、新聞配達をしながら就職活動をする大学生・木下亮を演じる。16日からはTBS日曜劇場『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』で瀬能陽生を演じ、役のために撮影前にスキューバダイビングのライセンスを取った。同じ年、『新聞記者』の演技でアジアコンテンツアワードのニューカマー賞を受けている。
映画『嘘喰い』で単独主演
迫稔雄のギャンブル漫画を中田秀夫監督が映画化した『嘘喰い』で、ギャンブラーの斑目貘を演じて単独主演を務めた。役作りのために髪を銀色に染めている。
李相日監督の『流浪の月』で中瀬亮を演じる
李相日監督の『流浪の月』に中瀬亮役で出演。この演技で第47回報知映画賞の助演男優賞、翌年には第46回日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を受けた。本人はこの作品への出演を「俳優人生の転機となった」と語っており、李監督はのちの『国宝』でも横浜を起用している。
ボクシングのプロテストに合格
映画『春に散る』の役作りのため、2022年4月からボクシングを始めていた。公開を前に日本ボクシングコミッション(JBC)のプロテストを受け、実技(スパーリング)と筆記などに合格して、C級ライセンスを取った。合格は6月12日に報じられた。
映画『春に散る』で佐藤浩市とW主演
沢木耕太郎の小説を瀬々敬久監督が映画化した『春に散る』で、佐藤浩市とW主演し、世界王者を目指すボクサー・黒木翔吾を演じる。空手を続けた中で、俳優と格闘家のどちらの道に進むか悩んだ時期もあったと話している。10代で格闘家になる夢を捨てて芝居の道を選んだと振り返り、戦隊ドラマの現場で「演技で感情を爆発させる」楽しさに目覚めたと語った。11月28日には、4月公開の『ヴィレッジ』と本作で第48回報知映画賞の主演男優賞を受けた。
本人自分にとって一つの夢であった格闘家になるということを、芝居を通して叶えられたような気がしました。 出典
藤井道人監督の主演映画『正体』が公開
殺人の容疑で死刑判決を受けながら脱走し、長く潜伏を続ける鏑木慶一を演じる。撮影は2023年夏と2024年冬の2回に分け、季節や時間の経過のリアリティーを追った。この作品で第49回報知映画賞の主演男優賞に選ばれた。
大河の主演と『国宝』
令和7〜
大河ドラマ『べらぼう』で蔦屋重三郎を演じる
大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で、江戸の出版人・蔦屋重三郎を演じる。大河ドラマはもちろん、NHKのドラマへの出演もこれが初めてだった。撮影は2024年6月15日に京都で始まり、2025年10月30日に終えて、「蔦屋重三郎として生ききれたことが自分にとって財産になりました」とコメントした。最終回は12月14日。
本人もちろん目標の1つではありましたが、それよりも“なぜ?”というのが大きかった 出典
第48回日本アカデミー賞で最優秀主演男優賞
1月21日に『正体』で優秀主演男優賞が発表され、3月14日の授賞式で最優秀主演男優賞に選ばれた。藤井道人も最優秀監督賞を受けている。この年『VOGUE JAPAN』は「THE ONES TO WATCH 2025」に横浜を選び、理由の最初にこの受賞を挙げた。
本人5年前に自分は新人賞を受賞し、それから助演(男優賞)、今回が主演男優賞。藤井組でこの場にいられていることが自分の中で大きな意味があります。 出典
映画『国宝』で歌舞伎の御曹司・大垣俊介を演じる
吉沢亮が主演する李相日監督の『国宝』で、主人公の親友でありライバルでもある歌舞伎の名門の跡取り、大垣俊介を演じる。吉沢とは『仮面ライダーフォーゼ』でも親友の役どころだった。踊りの経験は無く、2023年3月から稽古を始め、歌舞伎の場面に吹き替えなしで挑んだ。11月25日、東宝は本作の興行収入が実写の日本映画で歴代1位になったと発表した。
第49回日本アカデミー賞で優秀助演男優賞
『国宝』での演技で、第49回日本アカデミー賞の優秀助演男優賞を受ける。『国宝』は作品賞を含む13部門で優秀賞に選ばれた。
『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』で声優に初挑戦
劇場版にゲスト声優として参加し、最新型の白バイ「エンジェル」を開発したエンジニア・大前一暁を演じる。一度収録を終えた後、自ら再収録を申し出て、2度目はセリフをすべて覚えて臨んだ。
映画『汝、星のごとく』で広瀬すずとW主演
第20回本屋大賞を受けた凪良ゆうの小説を、藤井道人監督が映画化した。瀬戸内の島に京都から転校してきた高校生・青埜櫂を演じ、広瀬すずとW主演している。
TBS金曜ドラマ『LOST10』で主演
2026年10月16日放送開始のTBS金曜ドラマ『LOST10』で、北海道で起きた登山ツアーの遭難事故の真相を追う刑事・小駒を演じる。プライムタイムの連続ドラマで単独主演を務めるのは初めて。脚本は『国宝』の奥寺佐渡子、演出は2021年の『着飾る恋には理由があって』でも組んだ塚原あゆ子で、小栗旬とは初共演になる。