目次
東京で生まれ、フルートと闘病
平成9〜
中学で吹奏楽部に入り、フルートを担当
小学校の吹奏楽部でフルートを担当していたため、中学入学後に経験者としてスカウトされ、吹奏楽部に入った。ピアノとフルートを特技に挙げている。
中学2年でギラン・バレー症候群を発症
運動神経が障害され、手足に力が入らなくなる難病「ギラン・バレー症候群」を発症した。1年ほどは普通に学校へ通うのが難しい時期があったが、その後克服し、完治している。
スカウトから『表参道高校合唱部!』の初主演へ
平成25〜
『ラスト♡シンデレラ』で女優デビュー
都立高校1年生のとき、友達に誘われて行ったライブ会場でスカウトされた。芸能界に入りたいと告げた時、母は反対しなかったという。フジテレビ系ドラマ『ラスト♡シンデレラ』が女優デビュー作で、テレビドラマへの初出演でもある。主演の篠原涼子は事務所の先輩にあたり、憧れの人に挙げている。
映画に初主演し、朝ドラ『花子とアン』にも出演
福島と東京で行われたオーディションで選ばれ、8月公開の映画『物置のピアノ』で映画初出演にして初主演を務めた。同じ月の下旬からは朝ドラ『花子とアン』に、ヒロインの親友・蓮子(仲間由紀恵)の娘、宮本富士子役で出演した。
『幕が上がる』で玉井詩織と共演
本広克行監督の青春映画で、演劇部の1年生・袴田葵を演じた。5月には同作の舞台版にも出演した。映画と舞台で共演したももいろクローバーZの玉井詩織とは、家族ぐるみで付き合う親友になった。
『表参道高校合唱部!』で連続ドラマ初主演
TBS系ドラマのキャストオーディションで1,000人以上の参加者から選ばれ、香川真琴役で主演した。この作品で第86回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の主演女優賞を受けている。本人は後年、転機になった作品としてこのドラマを挙げ、初めて主演したことで「この仕事をやっていきたい」という気持ちが強く芽生えたと語っている。
朝ドラヒロイン、そして新人俳優賞
平成28〜
2,261人の応募から『べっぴんさん』のヒロインに
4月6日の会見で、10月3日に始まる朝ドラ『べっぴんさん』のヒロイン・坂東すみれ役に決まったことが発表された。2015年前期の『まれ』から4作続けて挑んだ末の選出だった。会見では中学2年の時にギラン・バレー症候群を発症し、克服したことを明かして「命の重さを実感しました」と話した。本人はのちに、この作品で演技への向き合い方が変わり、仕事として受け入れるようになったと転機に挙げている。
本人10代の時はどうしても部活感覚みたいなところがありましたが、朝ドラでヒロインを演じたことでしっかりと責任感が芽生えましたね。 出典
『小さな巨人』『心が叫びたがってるんだ。』に出演
朝ドラを終え、4月からTBS系『小さな巨人』で三島祐里を演じた。6月には1st写真集『ネコソガレ』を出し、7月公開の実写映画『心が叫びたがってるんだ。』ではヒロインの成瀬順を演じた。
『海月姫』で月9に初主演
東村アキコの漫画を原作とするフジテレビ系月9ドラマで、クラゲを愛しすぎた“クラゲオタク女子”倉下月海を演じた。発表時にはブログで「『べっぴんさん』から初めてのドラマの主演ということでものすごいプレッシャーはありますが」と心境をつづった。7月からは日本テレビ系『高嶺の花』で月島ななを演じている。
『累 -かさね-』で土屋太鳳とW主演
人気漫画の実写映画化で、「キスをすると顔が入れ替わる」設定のもと、土屋太鳳とそれぞれ女優の役を演じた。芳根の役は淵累。同じ月には映画『散り椿』も公開され、篠原美鈴を演じた。
日本アカデミー賞の新人俳優賞に
1月15日、『累 -かさね-』『散り椿』の演技で第42回日本アカデミー賞の新人俳優賞に選ばれたことが発表された。同じ回の新人俳優賞は、吉沢亮、平手友梨奈、中川大志ら8人だった。
劇場アニメ『ぼくらの7日間戦争』で北村匠海とW主演
宗田理の小説を原作とする劇場アニメで、主人公の鈴原守(北村匠海)が片思いする幼なじみ、千代野綾の声を演じた。この年は『居眠り磐音』『今日も嫌がらせ弁当』にも出演し、7月からは『TWO WEEKS』でヒロインを務めている。
主演作を重ね、『めおと日和』の続編へ
令和2〜
『ザ・ノンフィクション』のナレーションを担当
6月28日放送の回から、フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』でナレーションを担当するようになった。2022年に始まった『たどりついた家族』のシリーズでも語りを務め、2025年の第4弾まで担当した。
NHK『半径5メートル』で主演
女性週刊誌の編集部を舞台にしたドラマ10で、ゴシップ班から異動し、ベテラン記者の宝子(永作博美)と出会って変わっていく若手編集者・前田風未香を演じた。同じ月からは日本テレビ系『コントが始まる』にも岸倉奈津美役で出演している。
本人物事には360度の世界があるということが今回見えた気がして、それは人間として知るべきことだと思いました。 出典
『真犯人フラグ』で二宮瑞穂を演じる
日本テレビ系で半年間にわたって放送された考察ミステリーで、主人公・相良凌介(西島秀俊)の部下、二宮瑞穂を演じた。視聴者からは真犯人ではないかと疑われ、行く先々の現場で会う人から「犯人でしょ?」と聞かれたという。
本人私たちが気づいていないことを指摘する考察もあってしびれます。 出典
『オールドルーキー』でヒロインに
TBS系ドラマで、ヒロインの深沢塔子を演じた。この作品での共演をきっかけに、生田絵梨花、岡崎紗絵と親しくなった。同じ6月公開の映画『峠 最後のサムライ』では、むつを演じている。
『テレビ報道記者』で江口のりことW主演
日本テレビ開局70年スペシャルドラマで、社会部記者・和泉令を演じた。日本テレビの報道記者ら80人への取材をもとにした作品で、役作りでは同世代の記者3人から話を聞いた。この年は1月に映画『カラオケ行こ!』が公開され、4月からはフジテレビ系『Re:リベンジ-欲望の果てに-』でヒロインを務めた。
『まどか26歳、研修医やってます!』で10年ぶりのTBS主演
TBS系火曜ドラマで、医師1年目の研修医・若月まどかを演じた。同局での主演は『表参道高校合唱部!』以来、およそ10年ぶりだった。同じ月には映画『雪の花 -ともに在りて-』が公開され、笠原千穂を演じている。
『波うららかに、めおと日和』で主演
昭和11年を舞台に、交際ゼロ日で結婚した江端なつ美を演じた。夫の瀧昌役は本田響矢。この作品で第124回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の主演女優賞などを受け、同賞の主演女優賞は『表参道高校合唱部!』以来10年ぶり2度目となった。本人はこのドラマを「大きなターニングポイントになった作品」と語っている。同じ時期にはPARCO劇場の舞台『先生の背中〜ある映画監督の幻影的回想録〜』にも出演していた。
本人テンポの速いドラマが多い今の時代に、どうすれば皆さんが飽きずに見続けてくれるか、かなり考えました。 出典
エランドール賞、ディズニー&ピクサー作品で主人公の声に
1月14日に第50回エランドール賞の受賞が発表された。22日には、ディズニー&ピクサー映画『私がビーバーになる時』の日本語吹き替え版で主人公メイベルの声を担当することが発表された。ボイステストとオーディションを経ての起用で、決定の知らせは仕事で訪れていたイタリア・ベネチアで受けた。映画は3月13日に公開された。
本人夢を届ける側の一員になれたこと自体が、私にとっては夢みたいで、夢が循環している感じがしています 出典
舞台『ウェンディ&ピーターパン』で渡辺翔太とW主演
J.M.バリーの『ピーターパン』をウェンディの視点から翻案した舞台で、Snow Manの渡辺翔太と初共演し、ウェンディを演じた。6月12日にTHEATER MILANO-Zaで開幕した。この年は3月に、主演の特集ドラマ『有罪、とAIは告げた』もNHK BSP4Kで放送された。
『24時間テレビ49』でチャリティーパートナーに
8月29日・30日放送の日本テレビ系『24時間テレビ49-愛は地球を救う-』でチャリティーパートナーを務めた。就任の際には、中学生の頃にギラン・バレー症候群になった経験に触れ、同じ病気になった人から「芳根さんもなったことがあると知って、すごく元気をもらった」と言われたことを明かした。
本人自分が病気になったという経験が、誰かのパワーになってくれたんだと知ってすごくうれしかったんです。 出典
現在:『波うららかに、めおと日和』の続編で主演
10月15日から、フジテレビ系木曜劇場で『波うららかに、めおと日和』の続編の放送が始まった。舞台を昭和12年に移し、本田響矢とともに再びなつ美と瀧昌の夫婦を演じている。