生い立ちと子役時代
平成4〜
東京都江東区に生まれる
子役として活動を始める
芸能界入りの具体的な経緯は明らかではないが、この頃から子役として活動を開始した。
映画『STACY』で映画初出演
子役として映像作品への出演を重ね始める。
仲野太賀と日出高等学校に進学
数年前にオーディション会場で出会い意気投合していた仲野太賀と、同じ日出高等学校に進学。ともに脚本を書いたり自主映画を撮ったりして過ごし、俳優としての土台を培った。
『パンドラの匣』で長編映画初主演
太宰治原作、冨永昌敬監督作で、療養所を舞台にした青年を演じ、長編映画で初めて主演を務めた。子役から俳優への転換点となった。
世界に見出された新人
平成23〜
— 『ヒミズ』でヴェネツィア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞を受賞
園子温監督作で不良少年・住田祐一を熱演し、共演の二階堂ふみとともに新人賞にあたる同賞を受賞。日本人としては初めての受賞で、10代にして国際的な評価を確立する転機となった。
本人感無量。これからも頑張ります 出典
『悪の教典』に出演
三池崇史監督作で早水圭介役を演じる。同年には『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』で第66回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞を受賞しており、新人としての評価が続いた1年となった。
第36回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞
『ヒミズ』『悪の教典』での演技が評価され、国内でも新人俳優としての実力が認められた。
所属事務所をトイズファクトリーに移籍
それまで所属していたエビス大黒舎から移籍し、現在まで同事務所に所属している。
銀幕の顔へ
平成26〜
『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』で単独主演
矢口史靖監督作で、都会育ちの青年・平野勇気が林業の世界に飛び込む姿を演じた。アート系映画の若手から、幅広い層に向けたエンタメ作品の看板俳優へと活動の幅を広げるきっかけになった。
『寄生獣』で主人公・泉新一役に主演
岩明均の人気漫画を実写化した山崎貴監督作の前後編で主演。翌2015年公開の完結編まで、体の一部が寄生生物に乗っ取られた青年の変化を演じきった。
女優・菊地凛子との結婚を発表
11歳年上の菊地凛子との結婚を発表。以降、家庭を持ちながら俳優活動を続けている。
『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』で空海役を演じる
陳凱歌(チェン・カイコー)監督による日中合作の大作で、遣唐使として唐に渡った空海を主人公として演じた。前年12月に中国で先行公開されており、国際的な共同製作の主演を任される俳優となった。
第2子の誕生を発表
2016年10月に第1子の誕生を発表しており、この時点で2人の子どもの父親となった。
連続テレビ小説『なつぞら』に出演
アニメーターの神地航也役で、ヒロイン・なつの後輩を演じた。朝ドラでも安定した存在感を見せた。
大河と多彩な活躍
令和2〜
— 大河ドラマ『麒麟がくる』で織田信長を演じる
従来のイメージとは異なる、若く不安定さを抱えた織田信長像を演じ、当初の戸惑いの声から一転して高い評価を得た。翌2021年2月まで、1年近くにわたり物語の中心的存在の一人として出演し、代表作の一つとなった。
本人今、職業はなんですかと聞かれたら、織田信長ですと言っちゃいそうなくらい信長と過ごしている日々です 出典
第24回日刊スポーツ・ドラマグランプリ 助演男優賞を受賞
『麒麟がくる』での織田信長役が評価され、同賞を受賞した。
『すずめの戸締まり』に声の出演
新海誠監督のアニメーション映画で、主人公すずめの叔母の同僚・岡部稔役を演じ、声優としても活動の幅を広げた。
『ブラッシュアップライフ』で福田俊介役に出演
安藤サクラ主演の人生やり直しコメディドラマで、主人公の幼なじみ・福田俊介(福ちゃん)を演じ、コミカルな役柄でも存在感を見せた。
映画『聖☆おにいさん』でブッダ役を演じる
中村光の人気漫画を福田雄一監督で初めて実写映画化した作品で、松山ケンイチ演じるイエスと並ぶダブル主演を務めた。
再び世界の映画祭へ、そして現在
令和7〜
大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に出演
蔦屋重三郎(横浜流星)に見いだされ、のちの浮世絵師・喜多川歌麿となる人物を演じた。第18回から登場し、青年期以降の感情の変化が評価された(幼少期の唐丸は別の俳優が演じている)。
映画『爆弾』に出演
呉勝浩のベストセラー小説を映画化した山田裕貴・伊藤沙莉主演のサスペンスで、等々力役を演じた。
— 主演映画『チルド』が第76回ベルリン国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞
コンビニを舞台にした社会派ホラーで主演。フォーラム部門に正式選出された上でFIPRESCI賞を受賞した。15年前にヴェネツィアで新人賞を受けた俳優が、今度は主演・看板俳優として再びヨーロッパの映画祭の評価を得る形となった。
本人ベルリン国際映画祭で国際映画批評家連盟から「チルド」へFIPRESCI賞を!新たな映画文化に対する賞を頂き本当に光栄であり、審査員の方々のセンスの塊に脱帽と歓喜です。 出典
第126回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 助演男優賞を受賞
『べらぼう』の喜多川歌麿役が評価され、同賞を受賞した。
TBS金曜ドラマ『田鎖ブラザーズ』で検視官・田鎖稔役に出演
岡田将生演じる刑事の兄とともに、両親殺害事件の真犯人を追う弟の検視官を演じた。6月19日の最終回まで、対照的な兄弟の関係性が見どころとなった。
映画の公開が続き、第一線での活動を継続中
7月には『チルド』が日本公開されたほか、『だぁれかさんとアソぼ?』も公開。子役時代から途切れることなく、映画・ドラマの両輪で活動を続けている。