生い立ち ―― 岡山・喫茶店・ピアノ
平成9〜
岡山県浅口郡里庄町に生まれる
喫茶店を営む家庭の4人きょうだいの末っ子として育つ。音楽好きの父のもと、幼い頃から自然と楽器に囲まれて過ごした。
父の手ほどきでピアノを始める
3歳からクラシックピアノに親しみ、父が経営する喫茶店のピアノで腕を磨いた。幼少期から音楽が生活の一部となっていた。
— 12歳からYouTubeでピアノ弾き語りを公開
国内外のヒット曲をピアノで弾き語るカバー動画を投稿し始める。卓越した演奏と歌唱はやがてネット上で評判となり、デビュー前から熱心なファンを生んだ。
活動拠点を岡山から東京へ移す
本格的な音楽活動に向け上京。オリジナル曲での表現へと舵を切っていく。
デビューと『HELP EVER HURT NEVER』
令和1〜
— 「何なんw」でデビュー
初のオリジナル曲「何なんw」をHEHN RECORDS / ユニバーサルシグマよりリリース。方言まじりの飾らない言葉とソウルフルなサウンドで、独自の世界観を提示した。
1stアルバム『HELP EVER HURT NEVER』を発表
「常に助け、決して傷つけない」を意味するタイトルを冠したデビューアルバム。レーベル名「HEHN」もここに由来する。シンガーソングライターとしての評価を一気に高めた。
日本武道館で初のワンマンライブ
デビューから1年足らずで武道館の舞台に立ち、ライブパフォーマーとしての存在感も示した。
日産スタジアムで無観客の生中継ライブ「Free」
神奈川・日産スタジアムから無料・無観客の生配信ライブ「Fujii Kaze "Free" Live 2021」を実施。コロナ禍のなか、開かれた表現の場を模索した。
「NHK紅白歌合戦」に初出場
デビューから2年あまりで紅白の舞台に立ち、広く茶の間へとその歌を届けた。
世界へ ―― 「死ぬのがいいわ」
令和4〜
2ndアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』を発表
「きらり」「燃えよ」「まつり」などを収録。グルーヴ感あふれる楽曲群で、表現の幅を大きく広げた。「きらり」は世界中で再生され、代表曲のひとつとなる。
— 「死ぬのがいいわ」がアジアを中心に世界的ヒット
タイのTikTokから自然発生的に火がつき、東南アジア各国へ拡散。Spotifyの「海外で最も再生された日本のアーティストの楽曲」で2022・2023年と2年連続1位を記録し、藤井風の名を世界へ知らしめた。
世間国境を越えて口ずさまれ、海外のリスナーへ最初に届いた一曲となった。
初の海外公演「Fujii Kaze and the piano Asia Tour」
ソウル・バンコク・ジャカルタ・クアラルンプール・台北・香港を巡るピアノ弾き語りツアーを開催。自身初の海外公演で、アジア各地のファンと直接向き合った。
— 日産スタジアムで2日間のスタジアムライブ、14万人を動員
神奈川・日産スタジアムでの初の有観客スタジアムライブ「Feelin' Go(o)d」を2日間開催し、約14万人を集めた。同年はアジア・アリーナツアー「Best of Fujii Kaze 2020-2024」や初の米国ツアーも実施し、活動の場を世界へ広げた。
Fujii Kaze として ―― 『Prema』
令和7〜
「真っ白」を発表、〈い・ろ・は・す〉アンバサダーに
日本コカ・コーラ〈い・ろ・は・す〉の新アンバサダー就任にあわせ、新曲「真っ白」をリリースした。
— 全編英語詞の3rdアルバム『Prema』を発表
先行シングル「Hachikō」などを収めた、全曲を英語詞で綴った3枚目のスタジオアルバム。Billboard JAPANの総合アルバムチャート「HOT ALBUMS」で1位を獲得し、世界へ向けた新たな一歩を踏み出した。
初のヨーロッパ・北米ツアーを実施
『Prema』を携え、欧州ツアーと2度目の北米ツアーを開催。日本語と英語の両方で歌う表現者として、世界各地の聴衆と向き合った。
国内アリーナツアー「Pre: Prema Tour」を開催予定
2026年7月16日・17日の札幌を皮切りに、広島・福井を巡る国内アリーナツアーが予定されている。続く本格的なドームツアーへの前哨となる。
世界規模の「Prema World Tour」へ
2026年10月開幕予定の「Prema World Tour」を控え、日本のドーム公演やアジア各都市、さらに2027年の欧州・北米公演も発表されている。岡山から始まった歩みを、世界の舞台へと広げ続けている。