生い立ち ―― 岡山・喫茶店・ピアノ
平成9〜
岡山県浅口郡里庄町に生まれる
喫茶店を営む家庭の4人きょうだいの末っ子として育つ。音楽好きの父のもと、幼い頃から自然と楽器に囲まれて過ごした。
父の手ほどきでピアノを始める
3歳からクラシックピアノに親しみ、父が経営する喫茶店のピアノで腕を磨いた。幼少期から音楽が生活の一部となっていた。
— 12歳からYouTubeにピアノ演奏動画を公開
父が国内外のヒット曲をピアノで演奏する動画をYouTubeに投稿し始める。本人が歌声を披露し弾き語り動画を中心に投稿するようになるのは2017年8月以降で、卓越した演奏はやがてネット上で評判となり、デビュー前から熱心なファンを生んだ。
活動拠点を岡山から東京へ移す
本格的な音楽活動に向け上京。オリジナル曲での表現へと舵を切っていく。
デビューと『HELP EVER HURT NEVER』
令和2〜
— 「何なんw」でデビュー
初のオリジナル曲「何なんw」をHEHN RECORDS / ユニバーサルシグマよりリリース。方言まじりの飾らない言葉とソウルフルなサウンドで、独自の世界観を提示した。この後、武道館公演や紅白出場など活動が急速に広がっていく起点となった。
1stアルバム『HELP EVER HURT NEVER』を発表
「常に助け、決して傷つけない」を意味するタイトルを冠したデビューアルバム。レーベル名「HEHN」もここに由来する。シンガーソングライターとしての評価を一気に高めた。
自身初の日本武道館公演
デビューから1年足らずで武道館の舞台に立ち、ライブパフォーマーとしての存在感も示した。
日産スタジアムで無観客の生中継ライブ「Free」
神奈川・日産スタジアムから無料・無観客の生配信ライブ「Fujii Kaze "Free" Live 2021 at NISSAN stadium」を実施。コロナ禍のなか、開かれた表現の場を模索した。
「NHK紅白歌合戦」に初出場
デビューから2年あまりで紅白の舞台に立ち、広く茶の間へとその歌を届けた。
世界へ ―― 「死ぬのがいいわ」
令和4〜
2ndアルバム『LOVE ALL SERVE ALL』を発表
「きらり」「燃えよ」「まつり」などを収録。グルーヴ感あふれる楽曲群で、表現の幅を大きく広げた。「きらり」は世界中で再生され、代表曲のひとつとなる。
— 「死ぬのがいいわ」がアジアを中心に世界的ヒット
タイのTikTokから自然発生的に火がつき、東南アジア各国へ拡散。2022年7月にはタイの音楽チャートで1位を記録し、同年9月17日付のSpotifyデイリーバイラルチャートでは世界73か国中23か国で1位に。11月26日には、Spotify月間リスナー数が邦楽アーティスト史上初となる1,000万人を突破するなど、藤井風の名を世界へ知らしめた。
世間国境を越えてバイラルヒットし、藤井風の名を世界へ届けた一曲となった。
初の海外公演「Fujii Kaze and the piano Asia Tour 2023」
ソウル・バンコク・ジャカルタ・クアラルンプール・上海・台北・香港の7都市を巡るピアノ弾き語りツアーを開催。自身初の海外公演で、アジア各地のファンと直接向き合った。
— 日産スタジアムで2日間のスタジアムライブ、14万人を動員
神奈川・日産スタジアムでのスタジアムライブ「Feelin' Good」(自身2度目の有観客スタジアムライブ、初は2022年10月の大阪・Panasonic Stadium Suita公演)を2日間開催し、約14万人を集めた。同年はアジア・アリーナツアー「Best of Fujii Kaze 2020-2024 ASIA TOUR」や初の米国ツアーも実施し、活動の場を世界へ広げた。
Fujii Kaze として ―― 『Prema』
令和7〜
「真っ白」を発表、〈い・ろ・は・す〉アンバサダーに
日本コカ・コーラ〈い・ろ・は・す〉の新アンバサダー就任にあわせ、新曲「真っ白」をリリースした。
初のヨーロッパツアー、2度目の北米ツアーを実施
先行シングル「Hachikō」「Love Like This」を携え、欧州ツアー「FUJII KAZE EUROPE TOUR 2025」(7月)と2度目の北米ツアー「FUJII KAZE NORTH AMERICA TOUR 2025」(8月開始、ロラパルーザ・シカゴ出演など)を開催。ツアー終盤の一部公演は10月、3rdアルバム『Prema』発表後に行われた。日本語と英語の両方で歌う表現者として、世界各地の聴衆と向き合った。
— 全編英語詞の3rdアルバム『Prema』を発表
先行シングル「Hachikō」などを収めた、全曲を英語詞で綴った3枚目のスタジオアルバム。Billboard JAPANの総合アルバムチャート「HOT ALBUMS」で1位を獲得し、世界へ向けた新たな一歩を踏み出した。
国内アリーナツアー「Pre: Prema Tour」を開催
2026年7月16日・17日の札幌を皮切りに、広島・福井の3都市6公演を巡った国内アリーナツアー。8月4日・5日の福井公演で完走し、続く本格的なドームツアーへの前哨となった。
世界規模の「Prema World Tour」へ
2026年10月開幕予定の「Prema World Tour」を控え、日本のドーム公演やアジア各都市、さらに2027年の欧州・北米公演も発表されている。岡山から始まった歩みを、世界の舞台へと広げ続けている。