目次
一座で育ち、『座頭市』で映画の世界に
平成3〜
福岡県北九州市に生まれる
本名は西村太一。父は葵陽之介、母は鈴花奈々で、ともに大衆演劇の劇団員だった。弟に早乙女友貴、妹に鈴花あゆみがいる。
4歳で初舞台を踏む
両親が所属する大衆演劇の「葵劇団」で、幼少期から劇団員として育つ。1995年、4歳の時に自らも劇団員として初舞台に上がった。
北野武監督の『座頭市』で映画デビュー
小学生の頃からビートたけしの目に留まり、北野武監督の『座頭市』で映画に初めて出演した。演じたのは芸者姉妹のおせいの幼少期で、成長後のおせいは別の劇団の橘大五郎が演じた。翌2004年には、東京スポーツ映画大賞のエンターテイメント部門で日本芸能大賞を受けている。本人は、3人の前で演じていた舞台に急に1500人が来るような時期だったと振り返る。
本人自分にとって最初の分岐点は、『座頭市』という映画に出させてもらったこと。それをきっかけに環境が目まぐるしく変わっていったんですね。 出典
『TAKESHIS'』で芸名と同じ名の役を演じる
北野武監督の『TAKESHIS'』で、本人の芸名でもある早乙女太一の役を演じた。北野監督の作品への出演は『座頭市』に続いて2作目となる。
女形の人気と、新感線で覚えた殺陣
平成19〜
『Dのゲキジョー』の放送で劇場に予約が殺到
1月26日にフジテレビで放送された『Dのゲキジョー』は反響が大きく、当時出演していた大勝館では放映直後から予約電話が鳴り続け、翌日は満員の札止めになった。同じ年、大河ドラマ『風林火山』で北条氏政を演じ、大晦日の『第58回NHK紅白歌合戦』では坂本冬美の応援として演舞した。
劇団☆新感線『蛮幽鬼』に初出演
本人が初めて観た舞台は劇団☆新感線で、初めて見た外の世界だったという。その新感線の『蛮幽鬼』が9月30日に新橋演舞場で開幕し、方白/刀衣の役で初めて新感線の舞台に立った。本人はこの出演を『座頭市』と並ぶ分岐点に挙げ、二つの出会いは大きかったと語る。
本人その女形というものに僕は反発をしていたんです。男でなにかできることをやりたいというところから、劇団☆新感線で殺陣を考えるようになって今に繋がっていった。 出典
両親が運営する劇団朱雀に所属を移す
両親が2002年に葵劇団から独立して立ち上げた劇団朱雀(株式会社SJK)に、齋藤エンターテインメントから所属を移した。10月には舞台『薄桜鬼 新選組炎舞録』で主演の土方歳三を演じた。
『髑髏城の七人』で無界屋蘭兵衛を演じる
劇団☆新感線の代表作『髑髏城の七人』の2011年版で、無界屋蘭兵衛を演じた。小栗旬、森山未來、小池栄子らが出たこの舞台は映画館向けの『ゲキ×シネ』としても公開され、演出のいのうえひでのりは「彼にはチャンバラの才能がある」と殺陣を評した。同じ年、劇団朱雀は岐阜のぎふ葵劇場でこけら落とし公演を行っている。
公演中に左かかとを骨折し、弟と二人一役に
9月18日、劇団朱雀の公演中に2階桟敷席から飛び降りる場面で着地に失敗し、左かかとを骨折して降板した。全治3か月のけがで、直後に始まった舞台『MOON SAGA -義経秘伝-』は弟の早乙女友貴との二人一役で務めた。12月5日、宇都宮の公演で舞台に戻った。
西山茉希と結婚
2013年4月、交際していたモデルの西山茉希と6月ごろに入籍することを連名のFAXで発表し、西山の妊娠も明かした。6月30日に婚姻届を提出し、10月30日に第1子の女児が誕生した。前年5月には2人の口論が週刊誌で報じられ、会見を開いて「今までの不満などが積み重なって、ケンカになった」と説明していた。
劇団を離れ、座長として作り直す
平成27〜
劇団朱雀が解散、LDHと契約
2月、劇団朱雀が解散した。座員それぞれの成長と挑戦の機会を設けるためという理由だった。しばらく事務所に属さずに活動したのち、7月に自ら直談判して、EXILEらが所属するLDH JAPANとマネジメント契約を結ぶ。10月からは日本テレビのドラマ『HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜』にRYU役で出演した。
『髑髏城の七人』で再び蘭兵衛、続いて天魔王
客席が360度回転するIHIステージアラウンド東京のこけら落としとして、『髑髏城の七人』を4シーズンに分け、シーズンごとに出演者を変えて連続上演した企画に出た。6月27日開幕の『髑髏城の七人 Season鳥』では2011年版に続いて蘭兵衛を、11月23日開幕の『髑髏城の七人 Season月〜上弦の月』では天魔王を演じた。
映画『BLEACH』で阿散井恋次を演じる
7月20日公開の実写映画『BLEACH』で、主人公の黒崎一護を狙う死神・阿散井恋次を演じた。長い赤髪と、額から上半身に入った刺青が特徴の人物。10月からはドラマ『忘却のサチコ』にも出た。
『プロメア』でリオの声を担当
今石洋之監督、中島かずき脚本のアニメ映画『プロメア』で、主人公ガロ(松山ケンイチ)の宿敵リオの声を担当した。中島は配役を「第一希望が通った!」と喜んだ。
西山茉希との離婚を発表
西山茉希とともに、それぞれのホームページで離婚を発表した。2人の娘の親権は西山が持ち、今後は父親と母親として子どもたちの笑顔を守っていくとした。
劇団朱雀を二代目座長として復活させる
2015年に解散した劇団朱雀を、二代目座長として4年9か月ぶりに復活させた。総合プロデュース、脚本、演出、振付、出演を自ら担い、東京・大阪・岐阜などで公演した。劇団を離れていろいろな舞台を経験し、大衆演劇の世界観は「ほかのどこにもないもの」だと思い直したという。
本人劇団時代は大衆演劇からなるべく離れたい、はみ出したいと思っていたんですが、今回は本来、大衆演劇がもっている魅力をそのまま出したい。 出典
連続ドラマ初主演と、『髑髏城』の捨之介
令和3〜
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』に出演、錠一郎のライバル役
12月28日から、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』でジャズ喫茶を拠点に活動するミュージシャンのトミーを演じた。錠一郎(オダギリジョー)のライバルとなる役で、未経験のトランペットを一から練習し、撮影より練習に時間を割いたほどだという。この年は8月公開の『孤狼の血 LEVEL2』で、自身初の極道役となる花田を演じている。
『封刃師』で連続ドラマ初主演
1月15日深夜から放送された『封刃師』で、連続ドラマに初めて主演した。人の心の闇が生む“穢刃”を封じる封刃師・御沙神駆の役で、劇団☆新感線の座付き作家・中島かずきが“早乙女太一の殺陣”をテーマに書き下ろしたオリジナル作品。第1話の監督は藤井道人が務めた。
『六本木クラス』で長屋龍河を演じる
7月から放送された『六本木クラス』で、主人公(竹内涼真)と対立する巨大外食企業「長屋ホールディングス」の長男・長屋龍河を演じた。本人は役を「心底どうしようもない奴」と評し、これまでで一番共感するのが難しく悩んだと明かした。この年は2月の『ミステリと言う勿れ』、10月からの『親愛なる僕へ殺意をこめて』にも出演した。
舞台『蜘蛛巣城』に主演
KAAT神奈川芸術劇場プロデュースの舞台『蜘蛛巣城』が2月25日に開幕し、主演の鷲津武時を演じた。『マクベス』を戦国時代に置き換えた物語で、成り上がった武将・鷲津武時とその妻・浅茅(倉科カナ)が欲望に翻弄されて破滅していく。上演台本と演出の赤堀雅秋とは、2017年の舞台『世界』以来2度目の舞台作りだった。
本人僕自身が夫婦という間柄を演じることが初めてですし、これまでも誰かと共に生きていく、そういった芝居の経験が少ないんです。わりと孤独な役柄を与えられて来たので(笑)。 出典
劇団☆新感線『天號星』で弟と一騎打ち
9月14日開幕の劇団☆新感線『天號星』では凄腕の殺し屋・宵闇銀次を演じ、弟の友貴との一騎打ちも見せた。これに先立つ5月から6月には、劇団朱雀の公演『祭宴』を東京・大阪・福岡・沖縄で上演している。
『鬼平犯科帳 暗剣白梅香』で松本幸四郎と一騎打ち
4月には、芸歴30周年の記念公演『TOKYO INSIDE CLUB』『OTOGI』を自らの総合プロデュース・演出で上演した。7月5日に時代劇専門チャンネルで放送された『鬼平犯科帳 暗剣白梅香』では、長谷川平蔵(松本幸四郎)の命を狙う刺客・金子半四郎を演じ、一騎打ちの場面に臨んだ。13歳の時に幸四郎の舞台を見て以来、憧れの人だったという。
本人そのヒーローと、鬼平になった幸四郎さんと立ち回りをやらせてもらえることを本当に嬉しく思いました。20年越しの夢がかなった気分でした。 出典
新感線『爆烈忠臣蔵』と Netflix『イクサガミ』に出る
9月から松本・大阪・東京で上演された劇団☆新感線45周年の『爆烈忠臣蔵〜桜吹雪THUNDERSTRUCK』で、橘川夜三郎を演じた。11月13日に配信されたNetflix『イクサガミ』では化野四蔵を演じている。
劇団朱雀、3年ぶりの本公演『OMIAKASHI』
4月10日から、劇団朱雀として3年ぶりの本公演『OMIAKASHI』を東京・大阪・福岡で上演した。一部は芝居、二部は舞踊ショーの二部構成で、脚本は中島かずき、総合演出は自身が務めた。本人は劇団の思い出を問われると、近いものでは復活公演を挙げ、劇団を作り直した時のことは「すごく大きい」と語る。
本人ちょっと余裕が出てきたなという感じがありますね。前はやりながらもちょっと不安が大きかったりしたのですが、どんどん自分が作るものを信じる力が強くなってきたような感覚があります。 出典
現在:劇団朱雀を率い、『髑髏城の七人 LAST STAND』の捨之介へ
3月公開のアニメ映画『パリに咲くエトワール』でルスランの声を担当し、4月からはWOWOWのドラマ『BLOOD & SWEAT』に出演した。8月には『TOKYO INSIDE CLUB “The Last Dance”』を上演。11月14日初日の『髑髏城の七人 LAST STAND』では主演の捨之介を演じる。新感線としては最後の上演とされ、本人には蘭兵衛2回、天魔王1回に続く4度目の出演。演出のいのうえひでのりは、2023年の『天號星』で成長に手ごたえを感じ、捨之介を託せると思ったと語る。作家の中島かずきは「ずっと新感線の舞台に出続けてくれていた」と述べている。
本人青春時代の憧れは、厄介な事に幾つになっても無くなりません。あの時新感線がくれた感動を、次は僕が。 出典
crank-in.net×4
crank-in.net の出典
劇団☆新感線、代表作を“最後の決定版”として上演! 『髑髏城の七人 LAST STAND』11月よりスタート - 2ページ目 - 演劇 - 演劇 |クランクイン!早乙女太一『TOKYO INSIDE CLUB』開幕! 30年の芸歴が詰まった新たな世界観 - 演劇 - ダンス・パフォーマンス |クランクイン!劇団☆新感線、代表作を“最後の決定版”として上演! 『髑髏城の七人 LAST STAND』11月よりスタート - 1ページ目 - 演劇 - 演劇 |クランクイン!早乙女太一「僕に夢、そして目標を持たせてくれた作品」『髑髏城の七人 LAST STAND』にやる気! - 2ページ目 - 演劇 - 演劇 |クランクイン!