熊本から筑波へ
平成3〜
熊本県熊本市に生まれる
地元でサッカーを始め、熊本県立大津高等学校に進学。高校では全国的な注目選手ではなかったが、着実に力をつけていった。
筑波大学へ進学
体育専門学群のある筑波大学蹴球部に加入。大学1年からレギュラーに定着し、大型のボランチ・センターバックとして頭角を現した。
川崎フロンターレの特別指定選手に登録
大学在学中に川崎フロンターレの特別指定選手となり、トップチームの試合にも出場。プロの舞台で実戦経験を積み始めた。
川崎フロンターレの主将へ
平成26〜
筑波大学卒業、川崎フロンターレに正式加入
大卒ルーキーとしてプロ契約。センターバックとしてポジションを争いながら、次第にチームに欠かせない守備の柱となっていく。
日本代表デビュー
国際親善試合のイラク戦で途中出場し、A代表初出場を果たす。以後は招集と落選を繰り返しながら、代表の座を狙い続けた。
— 川崎フロンターレ、クラブ史上初のJ1優勝に貢献
長く無冠が続いたクラブの悲願を、守備の要として達成。これを機に川崎は毎年タイトルを争う常勝軍団へと変わり、谷口自身もリーグを代表するセンターバックの一人と見なされるようになった。
J1連覇、Jリーグベストイレブンに初選出
前年に続きJ1優勝を果たし、個人としても初のベストイレブンに選ばれる。ロシアW杯には選出されなかったが、国内では不動の守備の中心となっていた。
AFCアジアカップには選出されず、クラブで存在感を示す
代表定着には至らなかったが、川崎では引き続き主力として出場を重ね、チームの安定した強さを支え続けた。
川崎フロンターレの新主将に就任
小林悠から主将を引き継ぐ。就任1年目にJ1優勝と天皇杯優勝の2冠を達成し、主将としてもベストイレブンに選出された。
J1連覇、主将としてベストイレブン2年連続選出
2020年に続き2021年もJ1優勝を果たし、主将として2年連続のリーグ制覇を達成。日本代表でも招集頻度が増し、センターバックの有力候補として存在感を強めていった。
EAFF E-1選手権で優勝、大会ベストディフェンダーに
キャプテンマークを巻いて大会優勝に貢献し、大会のベストディフェンダーにも選ばれた。代表の中心選手としての評価を固めた大会になった。
— カタールW杯で日本代表フィールドプレーヤー最年長初出場
グループリーグ最終節のスペイン戦で3バックの左センターバックとして先発し、31歳139日でのW杯初出場は日本代表フィールドプレーヤー史上最年長記録となった。この試合で日本は逆転勝利を収めてグループ首位通過を決め、谷口は決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦にも先発した。長く落選と復帰を繰り返した末につかんだ大舞台での結果は、遅咲きの代表定着を象徴する出来事になった。
9年在籍した川崎フロンターレを退団
在籍中にJ1優勝4回・天皇杯優勝1回・ルヴァン杯優勝1回、ベストイレブン4回選出という実績を残し、クラブを離れることを発表した。
カタールへ、代表の中心として
令和5〜
カタール・アル・ラーヤンへ移籍
川崎退団発表の9日後となる2022年12月28日、カタールスターズリーグのアル・ラーヤンへの加入が発表され、翌2023年1月6日に現地デビュー。中東でのプレーを新たな挑戦の場に選んだ。
AFCアジアカップ2023(カタール開催)、日本代表として出場
本来2023年開催予定だった大会は、カタールで2024年1月から開催された。カタール移籍後もセンターバックの主力として代表に招集され続け、この大会にも出場した。
欧州へ、そして北中米W杯
令和6〜
ベルギー・シント=トロイデンVVへ完全移籍
アル・ラーヤンとの契約を解除し、欧州初挑戦としてベルギー1部のシント=トロイデンVVに加入。長く温めていた欧州でのプレーを実現させた。
アキレス腱断裂で長期離脱
STVV移籍直後のシーズン中にアキレス腱を断裂し、長期の離脱を余儀なくされる。2025年5月にクラブで復帰し、同年10月には日本代表にも復帰。この大怪我からの復活が、翌年の北中米W杯出場につながっていく。
モデルの泉里香と結婚
以前から交際が報じられていた泉里香との結婚をInstagramで発表。長年の交際を経ての入籍だった。
シント=トロイデンVVの新キャプテンに就任
移籍から1年でクラブの主将に指名され、欧州でもチームをまとめる役割を任されるようになった。
— 北中米W杯に出場、決勝T1回戦でブラジルに敗れる
前年のアキレス腱断裂からの復帰を経て、2大会連続でのW杯出場をつかんだ。初戦オランダ戦、48カ国拡大後の決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)にあたるブラジル戦に先発したほか、第3戦スウェーデン戦では負傷した板倉滉に代わり途中出場するなど、守備陣の要として大会を戦った。日本は1-2でブラジルに逆転負けし、ベスト16入りは果たせなかった。
去就は流動的、契約満了後の進路を模索中
北中米W杯を終えた時点でシント=トロイデンVVとの契約は満了。クラブ残留・国内復帰・移籍・引退のいずれの可能性も残る中、本人は続投・引退のどちらとも明言を避けており、今後の去就が注目されている。