東京の演劇少女、女優への回り道
平成12〜
東京都に生まれる
本名同じ。桐朋女子高等学校を経て日本大学芸術学部演劇学科に進学した。
観劇をきっかけに演劇の世界へ
観劇好きの両親に連れられて観た舞台をきっかけに演劇にのめり込んだ。裏方の仕事に惹かれ、桐朋女子高等学校では演劇部に所属した。
本人中学のときに演劇にハマり、最初は照明のお仕事に興味を持ちました。高校で演劇部に入り、演出の奥深さも知ったのですが、「演出家になるには演技も学んでおかないと」とスクールに通ったことで、女優としてデビューすることになったんです。
— 日本テレビ『ボイス 110緊急指令室』で女優デビュー
「演出家になるには演技も学んでおかないと」とワタナベエンターテインメントのスクールに通ったことがきっかけとなり、女優として活動を始めた。この出演を機に女優としての活動が本格化し、以降のドラマ・映画出演へとつながっていった。
TBS『恋はつづくよどこまでも』に出演
高津若菜役で連続ドラマに出演し、活動の幅を広げた。
映画『星の子』で映画初出演
さなえ役で映画に初出演した。
NHK『きれいのくに』で注目を集める
容姿にコンプレックスを持つ女子高生役を演じ、演技力への評価が高まった。
— 映画『衝動』でW主演を務め、映画初主演
倉悠貴とのW主演で、失語症を抱える役を演じるにあたり大学教授への取材を重ねるなど、丹念な役作りで映画初主演を飾った。この作品を機に主演俳優としての起用が続くようになった。
主演の重なる年月
令和4〜
『liar』でテレビドラマ初主演
佐藤大樹とのW主演で、MBS・TBS系ドラマイズム枠のテレビドラマ初主演を務めた。
映画『レジェンド&バタフライ』に出演
織田信長を描く大作に生駒吉乃役で出演した。
『往生際の意味を知れ!』でW主演
青木柚とのW主演で、日下部日和役を演じた。
映画『不死身ラヴァーズ』で映画単独初主演
長谷部りの役で、単独主演として作品を牽引した。
— 大河ドラマ『光る君へ』で藤原彰子役、NHK大河初出演
藤原道長の娘で一条天皇に入内する藤原彰子を演じ、引っ込み思案な少女から聡明な女性へと成長する姿を丁寧な役作りで表現。大河ドラマ初出演にして重要な役どころを任され、俳優としての評価を大きく高めた。
Netflix『恋愛バトルロワイヤル』でドラマ単独初主演
配信ドラマシリーズで単独主演を務めた。
国宝、そして朝ドラヒロインへ
令和7〜
2026年度前期NHK連続テレビ小説『風、薫る』のヒロインに決定
明治期の看護師をモチーフにしたバディドラマで一ノ瀬りん役を演じることが発表された。もう一人のヒロイン役は6月に別途発表される。
— 映画『国宝』で芸妓・藤駒役、10代から30代を演じ分ける
歌舞伎役者の一代記を描く本作で、10代から30代までの藤駒を演じた。日本舞踊や三味線、芸妓としての所作を一から練習して役に挑み、SNSでも高い評価を得た。同作は公開後に観客動員を伸ばし続け、同年11月には『踊る大捜査線 THE MOVIE 2』を22年ぶりに抜いて実写邦画の興行収入歴代1位となり、見上の名を広く知らしめる転機となった。
本人…日本舞踊、三味線、舞妓さんや芸妓さんとしての所作練習に勤しみました
「VOGUE THE ONES TO WATCH 2025」に選出
『国宝』『かくかくしかじか』での活躍が評価され、次世代を象徴する俳優の一人として選ばれた。本人初の受賞となった。
劇場アニメ『ALL YOU NEED IS KILL』で声優初挑戦
声優としての初主演を務め、表現の幅をさらに広げた。
第49回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞
『国宝』での演技が評価され、新人俳優賞に選出された。授賞式は3月13日に行われた。
『国宝』が興収200億円を突破
公開から255日間で観客動員1415万人となり、邦画実写として史上初めて興行収入200億円を突破した。
— 連続テレビ小説『風、薫る』放送開始
3月30日から放送開始。上坂樹里とのダブルヒロインで、朝ドラ第114作目のヒロインという大役を務めることになった。撮影ではシーツの敷き方や包帯の巻き方から看護の所作を練習し、丹念な役作りで挑んだ。全国放送のヒロインという立場により、見上の知名度・認知度は全国的に大きく広がった。
本人撮影では、シーツの敷き方や包帯の巻き方から練習したのですが、シーツのしわひとつで患者さんはかゆくなってしまったり、衣服のズレが伝わってしまう。看護師の方がさりげなくやっていたことが、ものすごく難しくて……。
映画『正直不動産』に出演
雪野遥香役で実写映画版に出演した。
朝ドラヒロインとして走り続ける
『風、薫る』の放送を通じて全国的な認知を得つつ、映画・ドラマでも出演が続く。丹念な役作りを重ねながら、次世代を担う俳優としての歩みを進めている。