目次
岡山の野球少年が映画に出会う
平成10〜
岡山県に生まれる
岡山県出身。小学1年生から高校3年生まで12年間野球を続け、中学までは外野と内野を守った。硬式に変わる高校では「防具をつけて一番痛くなさそうなポジション」という理由で捕手を選び、3年間マスクをかぶった。プロフィールでは、特技に野球(12年)と水泳(6年)を挙げている。
『ボヘミアン・ラプソディ』を観て、大学を辞め上京
浪人を経て進んだ大学での日々は、本人いわく「人生で一番孤独にいた時期」。大学2年生でインターン先を探したが、働いてみたいと思える会社は見つからなかった。20歳のとき、父に誘われて映画館で『ボヘミアン・ラプソディ』を観て、映像業界に携わりたいと思うようになる。カメラマンや照明、音声も調べたうえで俳優を選び、その後さまざまな映画を観て、『グリーンブック』が決め手になった。親に相談すると「単位全部取ったらいいよ」と言われ、無理だと思っていた親の予想に反して本当に取り切った。『ボヘミアン・ラプソディ』から約半年後に俳優養成所を見つけて大学を辞めた。父とは3日間ほど面と向かって話し、最後は背中を押された。母には黙ったまま、出発当日の夜に打ち明けて夜行バスで東京へ向かっている。
本人それを見たときに、ものづくりというか、僕も何か人生で誇りに思える作品を作りたいなって思ってこの業界に興味を持ちました。 出典
東京での下積み
令和2〜
芸能活動を始め、WEB CMに出演
2020年から活動を始め、メニコンのWEB CMに出演。12月にはPINUPS plus+のYouTube企画のショートドラマが配信された。下積みの頃は朝4時からの肉体労働と夕方からのスーパーのアルバイトの合間に、ドラマや映画を2~3本観る生活だった。
『江戸モアゼル』第2話で俳優デビュー
読売テレビ・日本テレビ系『江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜』第2話にゲスト出演し、俳優デビュー。同月22日放送の『警視庁強行犯係 樋口顕』第2話では、オーディションでつかんだ浅野達郎役を演じた。4月には舞台『お気に召すまま』にも立っている。
役名のない役を重ね、勝負のオーディションに落ちる
『駐在刑事 Season3』、『家庭教師のトラコ』の不良役など、役名のない役でも「これが次の現場につながれば」と現場に臨んだ。『下剋上球児』の1年ほど前、人生が変わると懸けたゴールデンタイムのドラマのオーディションで落選。2週間ほどは何もする気が起きなかったが、1カ月ほどでレッスンを再開した。
本人そもそも役者になりたいと思ったから、今の自分があるわけで。その想いがある限り、僕はお芝居をするんだろうなと今は思っています。 出典
『下剋上球児』から初主演へ
令和5〜
『私の卒業』で映画初出演
『私の卒業 -第4期-「18歳、つむぎます」』の藤井大和役で映画に初出演。4月にはWOWOW『ドラフトキング』で興梠直哉役を演じた。この現場で一緒だった生田俊平とは、のちに『下剋上球児』でも共演する。
日曜劇場『下剋上球児』で連続ドラマ初レギュラー
TBS系日曜劇場『下剋上球児』で、越山高校野球部の捕手・日沖壮磨を演じ、連続ドラマに初めてレギュラー出演した。野球の実技審査もあるオーディションに周囲へ「絶対取る」と宣言して挑み、第3次審査に向けて体重を4kg増量したという。右打ちだったが、役のために左打ちを練習した。本人は後に「あそこまで大きく世間からの見られ方が変わるとは思っていなかった」と語っている。
本人野球をやっていなければこのオーディションで役をつかめなかった可能性が高いので、やっていて本当によかったなと思います。 出典
『PICU』スペシャルなど、1クールで4本のドラマに出演
『下剋上球児』の後に決まっていたのは『PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024』だけで、「意外とお仕事の話が来ない」と焦ったという。そこから『花咲舞が黙ってない』『ダブルチート 偽りの警官』『約束 〜16年目の真実〜』と続き、1クールで4本に出演。本人は「作品を観た方からお仕事をいただいて、という連鎖」と振り返る。
『ひだまりが聴こえる』で中沢元紀とW主演、ドラマ初主演
テレビ東京系ドラマNEXT『ひだまりが聴こえる』で、難聴の大学生・航平(中沢元紀)とノートテイクでつながる同級生・佐川太一を演じ、テレビドラマに初主演した。中沢とは『下剋上球児』のバッテリー役同士。オファーは『下剋上球児』第3話で鈴木亮平とラーメンを食べる場面の笑顔を見て届いたと聞いたという。
『宙わたる教室』でディスレクシアの青年・柳田岳人を演じる
NHKドラマ10『宙わたる教室』で、窪田正孝演じる理科教師に導かれる定時制高校の生徒・柳田岳人を演じた。発達性ディスレクシアを抱え、中学から不登校になり不良として生きてきた21歳の役で、撮影前には歌舞伎町を自転車で何周もしたという。怒りをぶつける第1話の場面は、窪田に「ぶん投げればいいんだよ」と背中を押されて撮った。作品はギャラクシー賞2024年12月度月間賞を受賞している。
本人そのやりとりで、僕の中にあった壁が崩れたというか。 出典
朝ドラ、そして箱根路へ
令和7〜
日刊スポーツ・ドラマグランプリ助演男優賞、TV LIFE新人賞
『宙わたる教室』で第28回日刊スポーツ・ドラマグランプリ(秋ドラマ)の助演男優賞を受け、作品賞と合わせて同作は2冠となった。初レギュラーの『下剋上球児』から約1年4カ月での受賞。3月には『ひだまりが聴こえる』で第34回TV LIFE年間ドラマ大賞の新人賞も受けている。
『恋は闇』で木下晴道を演じる
志尊淳・岸井ゆきの主演の日本テレビ系『恋は闇』で木下晴道を演じる。5月からは関西テレビ・フジテレビ系『あなたを奪ったその日から』にも柊大地役で出演した。
故郷・岡山で撮影した1st写真集『冬麗』を発売
KADOKAWAから初の写真集『小林虎之介1st写真集 冬麗』を発売。「初めては故郷がいいかな」と岡山を中心に撮影し、幼少期を過ごした風景や学生時代の仲間との場面を収めた。撮影に参加した友人との座談会も載っている。
映画『雪風 YUKIKAZE』に久保木誠役で出演
竹野内豊主演、実在した駆逐艦を描く映画『雪風 YUKIKAZE』で久保木誠役。7月11日公開の宮本亞門監督作『生きがい IKIGAI』にも、ボランティアの青年役で出ている。
『テミスの不確かな法廷』『ヤンドク!』『科捜研の女 ファイナル』に出演
1月6日、『宙わたる教室』と同じチームが手がける『テミスの不確かな法廷』第1話にゲスト出演し、「また戻ってこられるように」とコメント。同月は『ヤンドク!』で橋本環奈の後輩の元ヤン・沖田竜司、『科捜研の女 ファイナル』で中津琉剛を演じた。2月からはWOWOW『ながたんと青と-いちかの料理帖-2』に川島栄役で加わっている。
連続テレビ小説『風、薫る』で竹内虎太郎を演じる
NHK連続テレビ小説『風、薫る』に、ヒロイン・一ノ瀬りん(見上愛)の幼なじみ・竹内虎太郎役で出演。前年8月8日に発表された、朝ドラ初出演の役である。元足軽の家の長男で、りんとの育ちの格差を痛感している役柄。撮影前には5日間ほど所作や方言の指導を受けた。放送中の6月19日には『あさイチ』にゲスト出演し、大学中退の経緯を語っている。放送は9月25日まで。
本人幅広い世代の方に観ていただける、全国で認知されている枠のドラマなので、決まったときは素直にうれしかったです。 出典
現在:『俺たちの箱根駅伝』で明誠学院大学のキャプテン役
2026年10月10日に放送が始まった日本テレビ系『俺たちの箱根駅伝』(大泉洋主演)で、明誠学院大学陸上競技部のキャプテン・青葉隼斗を演じている。学生役のキャストと練習や合宿を重ねて撮影に臨んだ。2026年11月6日公開の映画『星の教室』にも松峰健児役で出演する。
本人今までのどの作品よりも準備期間も長くもらっていますし、この作品にかける!という気持ちです。 出典