目次
熊野町から、オール巨人の弟子に
昭和49〜
広島県安芸郡熊野町に生まれる
父は「ひろゆき」の読みで出生届を出したが、なぜか「ひろいき」と誤認され、そのまま「ひろいき」を読みにしたという。
オール巨人に弟子入り、8か月目に謹慎
広島県立熊野高校3年生のとき、読売テレビ『EXテレビ』の企画「公開弟子審査会」に合格し、オール巨人に弟子入りする。同じ頃にNSCも受験していたが、合否の発表前にこの企画に参加したため入学しなかった。弟子入りから8か月目、兄弟弟子と喧嘩になって相手にけがを負わせ、巨人から謹慎を言い渡された。
猿岩石のヒッチハイク、そして仕事の途絶
平成6〜
『進め!電波少年』でユーラシア大陸横断ヒッチハイクに出発
日本テレビ『進め!電波少年』の企画で、中身を知らされないまま香港に連れて行かれ、「イギリスまでヒッチハイクで行け」と告げられる。伏せられたまま行われたオーディションでは、東京ドーム付近で野宿した経験が買われて選ばれていた。約半年にわたる2人の旅は、ドキュメンタリーの形で放送されて視聴者を引きつけた。旅の内実を記した『猿岩石日記』はシリーズ累計250万部になり、「猿岩石フィーバー」と呼ばれる社会現象になった。
『白い雲のように』でCDデビュー、ミリオンセラーに
秋元康のプロデュースで、藤井フミヤ・藤井尚之の兄弟が手がけた『白い雲のように』をデビューシングルとして発売する。売り上げは113万枚に達し、お笑い芸人としては異例のミリオンセラーになった。一時はアイドルのような人気を集めたが、『NHK紅白歌合戦』には選ばれなかった。
日本レコード大賞の新人賞、その後に仕事が激減
猿岩石として『第39回日本レコード大賞』の新人賞を受ける。その後、程なく人気は落ち、仕事は激減した。月収は7万〜8万円かゼロになり、ブームの間に蓄えた約4000万円の貯金を切り崩して暮らす。7〜8年の間、広島のローカル局への出演のほかは仕事がなく、食事などはダチョウ倶楽部の上島竜兵らに面倒を見てもらった。
本人この貯蓄があったから踏みとどまれた 出典
ピン芸人の再出発とあだ名
平成16〜
猿岩石を解散し、ピン芸人に
芸人を続けたい有吉と、役者・音楽家・実業家を志す森脇の方向性の違いから猿岩石を解散し、ピン芸人になる。横山雄二と組んだ「KEN-JIN BAND」は、解散後も劇団ひとりを加えて続いた。この頃から『内村プロデュース』(テレビ朝日)に出演し、裸になって暴れるような無茶をするキャラクターで業界内の評価を得て、『アメトーーク!』にも呼ばれるようになった。本人は「内Pで再デビュー」という気持ちだったという。
『アメトーーク!』で品川祐に「おしゃべりクソ野郎」
8月23日放送の『アメトーーク!』に、「一発屋芸人にならないための方法」を教える役で出演する。ひな壇の芸人に世間が持つイメージを即興で伝えていく流れで、品川祐に「おしゃべりクソ野郎」とあだ名を付け、スタジオは大爆笑になった。反響は広がり、2008年3月13日の放送で「アメトーーク! 年間流行語大賞」に選ばれる。以後、毒舌・イジりのキャラクターとして知られ、再びテレビへの出演が増えた。
本人久々に爆笑という感覚を味わった 出典
オリコンの「再ブレイクしたタレント」で1位
オリコンが行った、再ブレイクしたタレントを問うアンケートで、約40%の支持を集めて1位に選ばれる。解散後もしばらくは「ヒッチハイク芸人」の印象が抜けなかったが、この年には毒舌が人気のお笑い芸人として名前が挙がった。
テレビ番組出演本数ランキングで1位
この年は4月にテレビ朝日『マツコ&有吉の怒り新党』が始まり、マツコ・デラックスとMCを務めた。番組にはアナウンサーの夏目三久が出演していた。12月13日、ニホンモニターが発表した2011年のテレビ番組出演本数ランキングで、1月から11月までに499本に出演して1位になる。2位は同期のビビる大木で、有吉は前年9位(413本)だった。
司会の仕事と、全局の冠番組
平成25〜
冠番組が増え、司会の仕事が中心に
レギュラー番組が一気に5本増え、うち4本が冠番組になる。4月に日本テレビ『有吉反省会』が始まり、9月の『有吉の夏休み密着100時間』は視聴率14.2%を取った。役どころは「あだ名・毒舌芸人」から「MC・司会者」に移っていく。11月には『IPPONグランプリ』で初めて優勝した。
40歳、TBSの10年密着が始まる
この年から、TBSの番組が有吉を田村淳、千原ジュニアとともに、40歳から50歳までの10年間密着した。当時の有吉は、MCの仕事は「ボチボチやらせてもらって1~2年」で、スタッフに昔の『内村プロデュース』のような番組をやりたいと言っても実現しないと分かっていると話している。
本人俺、もうどっかで諦めたんだと思う。ある意味ちょっと諦めてるんですよね。 出典
『マツコ&有吉 かりそめ天国』が始まる
3月29日に『マツコ&有吉の怒り新党』が終わり、4月5日からテレビ朝日で『マツコ&有吉 かりそめ天国』が始まる。マツコ・デラックスと2人でMCを務める番組は、その後も続いている。
『有吉の壁』がレギュラー番組に
2015年4月から特番として放送されてきた日本テレビ『有吉の壁』が、4月にレギュラー番組になる。MCの有吉と佐藤栞里を笑わせるため、芸人たちが試練をボケで打ち破っていくバラエティで、チョコレートプラネットの「TT兄弟」、きつねの「KOUGU維新」などのキャラクターが生まれた。5月には2時間スペシャルがギャラクシー賞テレビ部門の月間賞を受けている。
結婚、そして紅白の司会
令和3〜
夏目三久と結婚
4月2日、『マツコ&有吉の怒り新党』で共演したフリーアナウンサーの夏目三久と、前日の4月1日に結婚したと発表する。所属事務所を通じて2人の直筆の文書を公表した。太田プロの先輩・後輩の芸人には発表まで知らせず、伝えていたのは2人の親族だけだった。
本人今後は二人で力を合わせて穏やかで幸せな家庭を築いて参ります 出典
上島竜兵が死去、ラジオで感謝を語る
5月11日、飲み仲間の集まり「竜兵会」の中心で、仕事のなかった時期に面倒を見てくれた上島竜兵が亡くなる。有吉は亡くなった日の夕方に2人きりで対面し、14日の密葬にも参列した。15日、自身のラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』に生出演し、そのときの思いを涙声で語った。
本人お礼の言葉しか出なかったね。ツッコんでやろうとか、ちゃかしたり、『バカだな』とか言おうと思ったけど、『ありがとうございます』ということしか… 出典
『有吉クイズ』が火曜夜8時に移り、全曜日に冠番組
テレビ朝日『有吉クイズ』が10月から火曜午後8時の枠に移る。これで月曜から日曜までの全ての曜日に、ゴールデン・プライム帯の冠バラエティー番組を持つ形になった。日本テレビ『有吉ゼミ』、NHK『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』などと合わせ、この時間帯の冠番組は計8本になった。12月31日の『第73回NHK紅白歌合戦』には、純烈の応援ゲストとしてダチョウ倶楽部とともに初めて出演し、『白い雲のように』を歌い終えると「上島も喜んでおります」と話した。
『NHK紅白歌合戦』の司会に初めて起用
10月6日、『第74回NHK紅白歌合戦』の司会が発表される。紅白の司会は初めてだった。NHKの実施本部長は起用の理由を「いまや人気、実力ともに日本を代表するMC」と説明した。12月31日の本番では司会を務めながら、藤井フミヤと『白い雲のように』を歌う。司会は2024年、2025年と3年続き、2025年は同じ広島出身の綾瀬はるからと務めた。
本人一番、尊敬している内村光良さんが以前、紅白の司会をしていたのを見ていて、いつか内村さんのようになりたいと目標にしていたので、信じられないです。 出典
第1子の誕生を報告
3月3日、ラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』で、第1子が生まれたと報告する。出生日と性別は公表していない。この年は、16年ぶりに放送された『内村プロデュース』の復活スペシャルにも出演した。
大河ドラマ『べらぼう』に服部半蔵役で出演
8月31日放送のNHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』第33回に、服部半蔵役でスポット出演する。自身のラジオでは役を「服部半蔵の末裔ね。松平定信から留守の白河を任されていたという人物」と説明した。
『有吉の壁』の「アドリブ大河」が映画に
1月16日、『有吉の壁』の人気企画「アドリブ大河」を映画化した『有吉の壁 劇場版アドリブ大河「面白城の18人」』が公開される。有吉は映画監督として、ストーリーも配役も白紙の状態から、芸人たちのアドリブを見ながら内容を決めた。主役はとにかく明るい安村と、蛙亭のイワクラが務めた。
第2子が生まれ、仕事を空けて子育てに
2月1日のラジオで、「かく言う私も第2子が生まれてしまいましてね」と第2子の誕生を明かす。3月にはTBS『有吉ジャポンII ジロジロ有吉』とテレビ東京『有吉の深掘り大調査』が終わった。空いた日に新しい仕事を詰めず、子育ての時間にするよう事務所に頼んだと、ラジオで話している。
本人俺も年齢も年齢だし、子供も小さいから、“そこは空けてくれ”と言って。 出典
母の死去をラジオで報告
5月3日、ラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』で、母が亡くなったと報告する。3か月ほど前から医師に知らされていて覚悟はしていたといい、最期は弟が病院で看取った。
本人ある意味覚悟もありましたし、十分元気に最後までやってくれたので、こっちも悔いもない。いい人生だっただろうなということで 出典
『有吉の壁』がレギュラー放送を終え、特番に
7月15日の放送で、2020年から続いた『有吉の壁』のレギュラー放送の終了が発表され、9月30日の2時間スペシャルが最終回になった。10月以降は特番として続く。NHK『有吉のお金発見 突撃!カネオくん』、日本テレビ『有吉ゼミ』、TBS『櫻井・有吉 THE夜会』などの冠番組と、2010年に始まったラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』は続いている。