目次
生い立ちと学生時代
昭和61〜
アメリカ・ニューヨークで生まれる
アメリカ合衆国ニューヨーク市で生まれ、出生後に日本へ渡り、埼玉県朝霞市で育った。アメリカ生まれのため、父が知人女性の名「エイミー」をミドルネームにした。姉と弟がおり、姉はフルート奏者の田中はる奈。
短編映画『マリアンヌの埋葬』に出演
大妻中学校・高等学校に進み、中高時代は器械体操をやっていた。2004年には短編映画『マリアンヌの埋葬』(ニューシネマワークス)に実夏役で出演している。
青山学院大学在学中、「ミス青山コンテスト2007」で準ミスに
青山学院大学文学部英米文学科に進学し、テニスサークル「ELLE」に所属。憧れの先輩だった小川彩佳がアナウンサーに内定したことで、その仕事に興味を持ったという。キャンパスパークに所属してファッション雑誌やポスターのモデルも経験し、2007年の「ミス青山コンテスト2007」で準ミスに選ばれた。
TBSアナウンサー時代
平成21〜
TBSに入社し、『アナCAN』でアナウンサーデビュー
倍率4000倍といわれる採用試験を経てTBSテレビに入社。4月7日、『アナCAN』で同期の江藤愛とともにアナウンサーデビューし、4月12日の『アッコにおまかせ!』で全国放送にお披露目された。半年の研修後、同期が朝の顔に抜擢される一方、自身に任されたのは深夜の映画番組1本とスポーツ関連のラジオ1本だった。スポーツ班の先輩に頼んで野球場の取材に同行し、スコアのつけ方を学ぶなど、自ら動くことから始め、少しずつレギュラー番組を増やしていった。
本人とにかくしゃかりきで、上しか見ていませんでした。控えめとか、謙遜とか、そんな言葉とは無縁の“出る杭は打たれる”なら“どんどん出よう!”の精神でガツガツしてました(笑)。 出典
『サンデージャポン』の情報コーナーでリポーターを担当、「ぶりっ子キャラ」で注目される
9月12日からは『サンデージャポン』の情報コーナー「情報ライブみな実屋」でリポーターを担当。ここでの、いわゆる「ぶりっ子キャラ」で人気を博した一方、同じ頃、嫌いなアナウンサーランキングの上位にも名前が挙がるようになった。3月からは『関口宏の東京フレンドパークII』に女性従業員役で出演していた。
TBSラジオで冠番組『田中みな実 あったかタイム』が始まる
1月3日、TBSラジオで自身の名を冠した『田中みな実 あったかタイム』が始まった。テレビでは前年10月から『爆報! THE フライデー』、この年7月からは『有吉ジャポン』のMCを担当した。
『サンデージャポン』の司会進行役に昇格、2月からは『ジョブチューン』のMCも務める
1月6日から『サンデージャポン』の司会進行役に昇格。2月2日には『ジョブチューン アノ職業のヒミツぶっちゃけます!』が始まり、立ち上げからMCを務めた。3月20日公開の東宝映画『コドモ警察』にも出演している。『有吉ジャポン』と『ジョブチューン』の2番組は、フリー転身後も2021年まで担当を続けることになる。
ブログでTBS退社とフリー転身を発表、9月30日に退社
6月25日、自身のブログで、同年9月30日にTBSを退職しフリーアナウンサーになると発表した。入社当時から朝の帯番組を担当したいと希望を出し続けていたが叶わず、後に「30歳になるまでにもっといろんなことを挑戦したいのに、現状維持のまま30歳を迎えるのが怖かった」と語っている。周囲が引き止めるなか、27歳で退社した。
本人でも、私は待てなかった。20代、余力と勢いのあるうちに外へ出て挑戦してみたかったのです 出典
フリー転身と模索の日々
平成26〜
テイクオフに所属、フジテレビ『ニュースな晩餐会』でTBS以外の局に初のレギュラー
宮根誠司・羽鳥慎一らが所属する芸能事務所テイクオフに所属。TBSの『有吉ジャポン』『ジョブチューン』、TBSラジオの『田中みな実 あったかタイム』を引き続き担当しながら、10月26日にはフジテレビ『ニュースな晩餐会』でTBS以外の局に初めてレギュラー出演した。だが後に振り返るところでは、オンエアで自身の喋りがほとんど使われないこともあり、起用する番組は減って週の半分は休みだった。
TOKYO MX『ひるキュン!』のメインMCに就任
10月3日スタートのTOKYO MX『ひるキュン!』でメインMCに。情報番組で初のメインMCで、昼帯番組の初レギュラーだった。5月からは日本テレビ『坂上忍の勝たせてあげたいTV』の進行も務めていた。11月27日放送の『ボクらの時代』では、フリー転身後に「身の程を知った」と語っている。翌2017年には関西テレビ『もしかしてズレてる?』でもMCを担当した。
カンテレ『グータンヌーボ2』のMCに
1月16日未明スタートのカンテレ『グータンヌーボ2』でMCに。「新生グータン」として始まった番組だった。3月には2016年から続けた『ひるキュン!』を終えている。
女優への転身と写真集の記録
令和元〜
『絶対正義』で連続ドラマ初出演、女優として本格デビュー
2月2日スタートの東海テレビ・フジテレビ系『絶対正義』(山口紗弥加主演)に石森麗香役で出演し、連続ドラマ初出演にして女優として本格デビューした。女優への挑戦を考えたことはそれまでなかったといい、当初は「不倫する女優の役」に経験がないとして断ったという。ドラマを観るのが好きだったことから引き受け、「できるのかどうかわからない」まま撮影に入った。この年は8月に『ルパンの娘』第5話、10月からは『モトカレマニア』(来栖むぎ役)と出演が続いた。
本人できるのかどうかわからない、というのが正直なところでした。基本的にはできることしかやりたくないタイプなので、まず人に迷惑をかけたくないという思いがあって。でも元々ドラマを観るのが大好きで、せっかくいただいたお話なので、挑戦してみようかなと受けさせていただきました。 出典
1st写真集『Sincerely yours...』発売、1か月で50万部を突破
12月13日、宝島社から1st写真集『Sincerely yours...』を発売。初刷は12万部だったが予約が殺到して発売前に重版が決まり、発売後3日でさらに重版、1か月で4刷50万部を突破して、宝島社の写真集として1971年の創立以来の最高部数となった。かつて「嫌いな女性アナウンサーランキング」の常連だった人物の写真集を買った層の8割が女性だった点でも異例のヒットとされた。累計発行部数は2024年5月時点で60万5000部。
『M 愛すべき人がいて』の姫野礼香役で怪演が話題に
4月18日スタートのテレビ朝日・AbemaTV『M 愛すべき人がいて』に姫野礼香役で出演。革の眼帯を着けた秘書役の怪演が注目を集めた。6月28日からはABEMAでスピンオフ『L 礼香の真実』(全7話)に主演している。
テイクオフからフラームへ移籍、女優業に軸足を移す
8月14日、6年間所属したテイクオフを離れ、広末涼子・戸田恵梨香・有村架純らが所属するフラームに移籍したことが発表された。本人は「新たな分野に挑戦したいという意欲に駆られました」とコメント。新事務所の社長からは、バラエティでついたイメージがドラマにマイナスに働くとして、主戦場だったバラエティ番組の降板を勧められた。
本人今まで大切にしてきた自分のアイデンティティーでもあるバラエティー番組をすべて手放すことはできないって、ずっと膠着状態だった 出典
『あざとくて何が悪いの?』がレギュラー放送に
2019年9月27日の単発放送と2020年の2本の単発放送を経て、10月10日からテレビ朝日『あざとくて何が悪いの?』がレギュラー放送になった。山里亮太・弘中綾香とともにMCを務めた。10月27日にはNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』に出演し、局アナに戻りたいと思ったことがあったかと問われて「思いましたよ、何度も思いました」と明かした。
「GQ MEN OF THE YEAR 2020」ブレイクスルー・ウーマン・オブ・ザ・イヤー賞を受賞
34歳の誕生日当日、「GQ MEN OF THE YEAR 2020」でブレイクスルー・ウーマン・オブ・ザ・イヤー賞を受賞。写真集の記録的なヒットと『M 愛すべき人がいて』の怪演が理由に挙げられた。この年は美容誌『VOCE』の「2020年“最も美しい人”」にも選ばれ、11月30日発表の「オリコン年間BOOKランキング 2020」では『Sincerely yours...』が写真集ジャンルで年間売上歴代1位となる47.2万部で1位になった。
『有吉ジャポン』『ジョブチューン』を卒業
2012年の立ち上げから関わった『有吉ジャポン』と2013年からの『ジョブチューン』を3月で卒業し、それぞれ近藤夏子・山本里菜の両アナウンサーに引き継いだ。4月7日放送の『あちこちオードリー』では、女性からの人気について「34歳独身で、ちょっと不幸そうっていうのも、女性から好かれてる理由」と自己分析している。
映画『マスカレード・ナイト』公開、10月からは『最愛』に出演
9月17日公開の映画『マスカレード・ナイト』に秋山久美子役で出演。この年は2月の『俺の家の話』、4月からの『生きるとか死ぬとか父親とか』、7月からの『ボクの殺意が恋をした』と連続ドラマ出演が続き、10月15日からはTBS金曜ドラマ『最愛』で橘しおり役を演じた。
『ずっと独身でいるつもり?』で映画初主演
11月19日公開の日活映画『ずっと独身でいるつもり?』で映画初主演。10年前のエッセイで一躍有名になったものの続くヒット作を書けずにいる36歳独身の作家・本田まみ(田中)が、周囲からの「ずっと独身でいるつもり?」という雑音に揺れながら自分らしい幸せの形を模索する物語で、本人は「主演と言っても名ばかりで、4人の女性の話です」と説明した。脚本で34歳に引き下げられていたまみの年齢設定は、本人の進言で原作どおりの36歳に戻された。この映画初主演に続き、2023年にはNHKドラマでも初主演を果たす。
本人これまで演じてきた個性的な役とは対極の等身大の“普通の人”を演じる難しさに気づけたのが本作を通しての収穫でした 出典
『吉祥寺ルーザーズ』で大庭桜役を演じる
4月11日スタートのテレビ東京『吉祥寺ルーザーズ』で大庭桜役を演じ、10月からはテレビ朝日『ボーイフレンド降臨!』でヒロイン・佐藤渉役を務めた。連載コラム「田中みな実のここだけ話」では、ある連続ドラマへ入るにあたり初めて演技のレッスンをつけたこと、それでも回を重ねるごとに批判の声が届いたことを綴り、「胸を張って私は「俳優です」と名乗れる日がくるのだろうか」と記した。
NHK『悪女について』でドラマ初主演
1月17日にNHKから発表され、3月13日にNHK BS4Kで放送された『悪女について』で富小路公子役を演じ、ドラマ初主演。有吉佐和子の長編を現代に置き換え、昭和・平成・令和をまたいで生き抜いた「悪女」実業家の一代記で、6月27日・7月4日にはNHK総合で再編集版が放送された。1月13日には『映画 イチケイのカラス』が公開され、4月からの『あなたがしてくれなくても』、7月からの『ばらかもん』と連続ドラマ出演も続いた。
本人どんな生き方をしていようと、公子をとことん愛し抜こうと心に決めました。 出典
au三太郎シリーズに鬼嫁役で登場、『あざとくて何が悪いの?』のMCを卒業
9月1日から放送のau三太郎シリーズ「鬼嫁登場」篇で、菅田将暉演じる鬼ちゃんの妻・鬼嫁役として登場。9月24日の放送をもって、レギュラー化から丸3年となる『あざとくて何が悪いの?』のMCを弘中綾香とともに卒業した。
女優としての現在
令和6〜
『Destiny』で亀梨和也と共演、夏は『ギークス』『ブラックペアン シーズン2』に出演
4月9日スタートのテレビ朝日『Destiny』に及川カオリ役で出演。亀梨和也も同作に出演しており、制作発表記者会見に2人揃って登場した。7月からはフジテレビ『ギークス〜警察署の変人たち〜』とTBS『ブラックペアン シーズン2』に出演し、7月14日放送の『ボクらの時代』では、MCのレギュラー番組は持たず「基本的にはバラエティーの仕事はお受けしないという方向」だと語った。12月27日公開の映画『私にふさわしいホテル』では一流クラブのママ・明美を演じた。
本人だからもう結果を出すしかないんだよね。(女優業を)続けていく中で、ちゃんと自分でも自信を持てて、皆さんにも何の偏見もなく真っ直ぐに見てもらえるようにやるしかない 出典
『愛の、がっこう。』で親友役、10月からは『フェイクマミー』で本橋さゆり役
7月10日からはフジテレビ『愛の、がっこう。』で主人公の高校時代からの親友・町田百々子を演じ、10月10日からはTBS金曜ドラマ『フェイクマミー』で専業主婦・本橋さゆり役を演じた。母親役はこれが4作品目だった。
亀梨和也との結婚と第1子妊娠を発表
6月29日、亀梨和也のファンクラブサイトおよびオフィシャルサイトと、田中の所属事務所フラームの公式サイトで連名により結婚を発表し、第1子を妊娠していることも明らかにした。コメントでは「この度、私たち亀梨和也と田中みな実は結婚する運びとなりましたことをご報告させていただきます。また、新しい命を授かっておりますことも、併せてご報告いたします」と報告している。2人は美容誌『MAQUIA』2023年11月号の企画で初共演し、同年12月31日に一部週刊誌で熱愛が報じられ、2024年のドラマ『Destiny』で共演していた。
映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』公開、トップ女優・七希役
9月11日、重岡大毅主演の映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』(ギャガ)が公開され、トップ女優・七希を演じた。生成AIを題材にしたサスペンスで、1月に撮影したものを9月に公開する異例の速さで制作された。9月17日にはNetflixシリーズ『ダウンタイム』が世界独占配信され、看護チーフ・轟菜々実役で出演。9月24日には番組終了を迎えた『あざとくて何が悪いの?』の最終回に、約3年ぶりに出演した。
本人だからこそ「あくまでも利用する側でいてね」というのが、七希を演じた私からのメッセージ。決して翻弄されないで。 出典
女優として活動を続ける
結婚と妊娠の発表後も女優としての出演作が続く。フラーム所属。TBS時代の2012年に始まったTBSラジオ『田中みな実 あったかタイム』は現在も続いている。