目次
クラスメイトの誘いから、10代のグランプリへ
平成17〜
渋谷・上杉・柳沢・藤原の4人でSUPER BEAVERを結成
高校の同級生だった渋谷龍太(Vo)と上杉研太(Ba)、1学年下の柳沢亮太(Gt)、柳沢の幼なじみの藤原広明(Dr)の4人で結成。渋谷にとっては、クラスメイトの上杉に誘われてなんとなく始めたバンドだった。バンド名は、柳沢の「動物の名前をつけたい」という発言から「ビーバー」が決まり、語呂の良い「スーパー」を付けたもの。下北沢・渋谷を中心にライブを始める。
柳沢亮太結成したのは高校3年生のとき。卒業したら自然に解散するんじゃないかってくらい、ふわっと始まった 出典
TEENS' MUSIC FESTIVAL全国大会でグランプリを受賞
10代が参加できる全国規模のアマチュアコンテストで、結成の年の2005年大会でオーディエンス大賞を受け、翌2006年大会ではグランプリを手にした。この受賞をきっかけに、早くもメジャーデビューの話が進み始める。
1stミニアルバム『日常』をリリース
3月に下北沢CLUB251で初のワンマンライブを開いてチケットを売り切り、ライブの場を関東近郊に広げた。12月、インディーズレーベルから最初の音源となるミニアルバムを出す。当時はまだ10代のメンバーもいた。
2ndミニアルバム『心景』をリリース、初の全国ツアーへ
発売後に初の全国ツアーを回り、各地でライブが話題を呼んだ。ファイナルの渋谷O-WESTワンマンライブはチケットが完売する。
メジャーを離れ、4人だけで出直す
平成21〜
シングル『深呼吸』でEPIC Records Japanからメジャーデビュー
表題曲はアニメ『NARUTO-ナルト-疾風伝』のエンディングテーマに起用され、カップリングの『道標』も『NARUTO-ナルト- 少年篇』に使われた。11月25日には1stフルアルバム『幸福軌道』を出す。
映画『ソラニン』の劇中バンドに『ささやかな』を提供
映画のプロデューサーの耳に止まり、劇中に登場するバンド・ロッチに未発表曲を提供した。10月6日には3rdミニアルバム『SUPER BEAVER』を出している。
所属していたレーベルと事務所を離れる
メジャーデビューからわずか2年ほどで、思うような活動ができないまま、レーベルからも事務所からも離れることになった。柳沢は当時を、曲や歌詞をディレクターらとやり取りして作る中で、そのやり取りがあまり建設的ではなかったと振り返る。11月から12月にはBLUE ENCOUNT、ircleとスプリットツアーを回った。渋谷はのちに、このメジャーから落ちた時をバンドのターニングポイントに挙げている。
渋谷龍太そのタイミングで初めて、「自分はなんで音楽をやるんだろう」「音楽をやっていて何が楽しいんだろう」ということをきちんと考えました。 出典
自主レーベルI×L×P× RECORDSを立ち上げる
メンバー4人で自主レーベルを立ち上げ、4月6日に会場限定のシングル『歓びの明日に』を出した。メジャーを離れて最初にリリースした曲で、7月11日には2ndフルアルバム『未来の始めかた』が続く。メンバーはそれぞれアルバイトをしながら、曲作りと年間100本以上のライブを重ねていた。
eggmanのロックレーベル[NOiD]に所属
Shibuya eggmanでのブッキングイベントの名前が、そのままレーベル名になった。murffin discs内のレーベルで、SUPER BEAVERはここと組んで活動を始めた。
ライブハウスから武道館、そしてアリーナへ
平成26〜
3rdフルアルバム『361°』を[NOiD]から発表
[NOiD]からの最初の全国流通盤。当時から取材していたライターの高橋美穂は、このあたりから「ビーバーのライブは熱い!」という声が、それまで聞こえなかったような場所から届くようになったと書いている。9月24日に出したシングル『らしさ』は、アニメ『ばらかもん』のオープニングテーマに起用された。
結成10周年の年に4thフルアルバム『愛する』
4月1日に4thフルアルバム『愛する』を出した。4月から11月にかけてのリリースツアーは、ファイナルの恵比寿LIQUID ROOMを含む10公演以上でソールドアウトとなり、秋には自身最大のキャパとなった赤坂BLITZのワンマンも即完売した。
『27』で初めてオリコン週間TOP10入り
1月から3か月連続でシングルを出し、4月には初のZepp DiverCityワンマンを完売させた。6月の5thフルアルバム『27』は初めてオリコン週間TOP10に入り、続く全国ツアーは27公演すべてソールドアウトとなった。
『真ん中のこと』が自身最高の6位
この年は4月にドラマ主題歌の『ひなた』を初の配信限定シングルで出し、5月にはオフィシャルファンクラブ・SUPER BEAVER友の会を発足させた。9月6日の5thミニアルバム『真ん中のこと』がオリコン週間CDアルバムチャートで6位に入る。
初の日本武道館単独公演を開催
2011年にインディーズに戻ってから地道にライブを重ね、結成14年目に立った初の武道館。チケットは一般発売日に即日ソールドアウトした。渋谷は「14年目のインディーズバンド・SUPER BEAVERはじめます。」と挨拶し、メジャー時代の曲からはただ1曲『シアワセ』を選んだ。6月の『歓声前夜』を携えた全国ワンマンツアー14公演も完売した。のちにぴあは、この武道館公演を皮切りにアリーナツアーやスタジアム規模のライブを重ねてきたと紹介している。
渋谷龍太武道館を通過点にしなきゃいけないと思っていたけど、武道館は立派なひとつの到達点です。俺たちは片手間で人と向き合ってきたつもりはない。その場所、その場所を到達点にしてやってきた。そしたら14年間もかかってしまった。悪くないって思います。 出典
『予感』がドラマ『僕らは奇跡でできている』の主題歌に
インディーズのまま、カンテレ・フジテレビ系の連続ドラマの主題歌を担当した。11thシングルとして発売。
国立代々木競技場第一体育館でツアーファイナル
2019年はリリースをしないとメンバーで決め、同じ街でライブハウスとホールの両方を回るツアーを続けた。2019年11月の兵庫・ワールド記念ホールとこの代々木第一体育館が、初めてのアリーナ単独公演になる。ファイナルの代々木は、キャリア史上最大のキャパとなった。
約10年ぶりのメジャー、スタジアムとドーム
令和2〜
Sony Music Recordsとメジャー再契約
結成15周年を記念して4月8日に代々木公園で予定していたフリーライブを新型コロナウイルスの影響で断念し、代わりに自宅から生配信した番組の中で、約10年ぶりのメジャー再契約を発表した。渋谷によれば3年ほど前から声をかけられていたという。上杉は「でっかいエンジン積んだ」感じと表した。6月10日に復帰作『ハイライト/ひとりで生きていたならば』を出した。
渋谷龍太メジャーデビュー否、再契約。まだ手を取ることに躊躇していたなら、手なんか取らなかった。あなたとポップミュージック背負って、次は勝ちに行けると思ったんだよ。 出典
横浜アリーナ公演を無観客の生配信に
新型コロナウイルスの感染拡大で、予定していた横浜アリーナ公演を無観客の配信ライブに切り替えた。12月8日は中止したツアー「続・都会のラクダ TOUR 2020」の払い戻しを希望しなかった人向けの限定ライブ、9日は15周年公演として無料で配信した。
『名前を呼ぶよ』が映画『東京リベンジャーズ』の主題歌に
この年は2月に7thフルアルバム『アイラヴユー』を出した。主題歌を収めたシングルを7月7日に発売し、映画は7月9日に公開された。同年10月のリアルサウンドの記事によれば、この曲のサブスクリプションでの総再生回数は1700万回に達し、このタイアップでSUPER BEAVERを新たに知った人も多いという。10月から11月にはさいたまスーパーアリーナを含む3都市6公演のアリーナツアーを開き、チケットは完売した。
8thフルアルバム『東京』、4都市8公演のアリーナツアー
2月23日に8thフルアルバム『東京』を出した。10月から12月には自身最大規模となる4都市8公演のアリーナツアーを全公演ソールドアウトで開き、約75,000人を動員した。11月30日に出した『ひたむき』は、10月に始まったアニメ『僕のヒーローアカデミア』第6期のオープニングテーマ。
富士急ハイランド・コニファーフォレストで自身最大キャパの野外ワンマン
7月22日・23日の2日間の野外ワンマンで、約4万人を動員した。この年は、前作に続いて映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』前後編2部作の主題歌を担当し、書き下ろしの『グラデーション』と『儚くない』を出している。
9thフルアルバム『音楽』、初の野外ツアー
『ひたむき』『グラデーション』『儚くない』などを収めた、メジャー再契約後3作目のフルアルバム。この年はテレビ朝日系ドラマ『マルス-ゼロの革命-』の主題歌も担当し、自身初の野外ツアーを回った。
『主人公』が『めざましテレビ』の2025年度テーマソングに
柳沢が視聴者のさまざまな朝を想像して書き下ろし、サックスやトロンボーンなどの管楽器を加えたバンド史上最大編成の曲になった。番組では3月31日から流れる。5月24日には国立代々木競技場第一体育館でフリーライブを開いた。
渋谷龍太地下で生きる夜のヒーローはもう古い。これからは目指すのは地上の朝の顔だ。 出典
結成20周年、ZOZOマリンスタジアムで初のスタジアム単独公演
6月20日・21日の2日間で6万人を動員し、2日目はWOWOWで生中継された。上杉はMCで、かつてこの球場のサマーソニックでレッド・ホット・チリ・ペッパーズを観て、同バンドのベーシスト・フリーのプレイスタイルに衝撃を受けたと語っている。
初のライブ&ドキュメンタリー映画『SUPER BEAVER LIVE & DOCUMENTARY -現在地-』公開
1月から3月の20周年アリーナツアー(全国7都市14公演)のKアリーナ横浜公演で発表され、その公演のライブ映像と1年以上の密着映像で構成された。大躍進の中で「有名になり、遠い存在へと変わってしまったのではないか」という声が聞かれたことが、制作のきっかけだったという。公開10日間で興行収入2.3億円、動員8.7万人を超えた。
10thフルアルバム『人生』をリリース
メジャー再契約後4作目のフルアルバム。『めざましテレビ』の『主人公』、『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』主題歌の『燦然』、フジテレビ系2026 アスリート応援ソングの『生きがい』などの既発シングルに、新曲6曲を加えた全12曲。
柳沢亮太人生を音楽にして、それを歌い鳴らすことがまた僕らの人生でもある。向き合い続ける瞬間そのものが希望であり、希望を持ち続けることが生きるということなのかもしれない 出典
12都市のホールツアーと6都市のアリーナツアーを回る
3月21日の大阪城ホールでのツアーファイナル後に発表されたツアー。7月7日の広島文化学園HBGホールから12都市12公演のホールツアーを回り、2027年1月16日のKアリーナ横浜から6都市12公演のアリーナツアーに入る。熊本や和歌山、新潟、三重など、初めて立つ会場が多い。
初のドームツアーで京セラドーム大阪と東京ドームへ
8月1日・2日の京セラドーム大阪と、9月22日・23日の東京ドームの全4公演で、チケットはいずれもソールドアウトとなった。17万人を動員した。