結成と下積み
平成25〜
— 大森元貴を中心に「Mrs. GREEN APPLE」結成
当時高校2年生だった大森元貴を中心に、若井滉斗(Gt)・山中綾華(Dr)・松尾拓海(Ba)の4人でバンドを結成し、同年5月20日に初ライブを行った。大森は小学生のころMONGOL800に影響を受けて音楽を始め、中学で独学で打ち込み(DTM)を習得。大森と若井は中学の同級生で、中学時代の交流を通じて親交を深めた間柄であり、この関係がバンド結成の土台となった。のちに藤澤涼架(Key)が加入し5人体制となった。この結成が、のちのメジャーデビューや国民的ヒットへの出発点となった。
ベース・松尾拓海が脱退
結成メンバーの一人だった松尾拓海が脱退。同年11月、新たに髙野清宗がベースとして加入した。
初の全国流通アルバム『Progressive』をリリース
インディーズで全国に流通する初の音源を発表。ライブハウスを中心に活動の手応えを広げ、メジャーへの足がかりを築いた。
ミニアルバム『Variety』でメジャーデビュー
EMI Records(ユニバーサル ミュージック)からミニアルバム『Variety』を発表してメジャーデビュー。カラフルでポップなサウンドと多彩な楽曲性で、若い世代を中心に注目を集めていった。
フェーズ1 ── ブレイクと完結
平成27〜
1stフルアルバム『TWELVE』、活動の幅を広げる
メジャー1作目のフルアルバムをリリース。タイアップ曲も増え、ライブの動員も着実に拡大していった。
「青と夏」がヒット、映画主題歌で知名度を広げる
映画『青夏 きみに恋した30日』の主題歌として書き下ろした「青と夏」がストリーミングで大きく再生され、夏の定番曲として親しまれた。カップリングの「点描の唄(feat. 井上苑子)」も同映画の挿入歌として広まった。
— 「インフェルノ」が国内外で爆発的ヒット
TVアニメ『炎炎ノ消防隊』のオープニングテーマとして書き下ろした「インフェルノ」が、アニメ人気とともに国内外で爆発的に再生され、バンドの代表曲となった。タイアップを通じてリスナー層を一気に広げた。
— ベストアルバム『5』とともに「フェーズ1」完結、活動休止へ
初のベストアルバム『5』のリリースに合わせて「フェーズ1完結」を宣言し、活動を休止。あわせて前所属事務所からの独立と、新プロジェクト「Project-MGA」名でのCREWオーディション開催を発表した。ユニバーサル ミュージック グループとの提携によるProject-MGAの正式発足は2021年2月4日で、この独立と体制転換が、のちの3人体制での「フェーズ2」再始動と国民的ヒットへの起点となった。
髙野清宗・山中綾華が脱退、3人体制へ
活動休止期間中、ベース・髙野清宗とドラム・山中綾華の脱退が発表された。以降は大森元貴・若井滉斗・藤澤涼架の3人で、バンドの形を変えて次章へ進むことになった。
フェーズ2 ── 再始動と国民的ヒット
令和4〜
「フェーズ2」開幕、3人体制で活動再開
約1年8か月の休止を経て活動を再開し、新章「フェーズ2」を開幕。新曲「ニュー・マイ・ノーマル」のMV公開・配信とともに、大森元貴・若井滉斗・藤澤涼架の3人での再出発を示した。
「ダンスホール」「Soranji」など立て続けにリリース
「ダンスホール」が幅広い世代に親しまれ、映画『ラーゲリより愛を込めて』主題歌「Soranji」など、再始動後も精力的に新曲を発表。フェーズ1を上回る勢いでリスナーを増やしていった。
アルバム『ANTENNA』リリース、「ケセラセラ」もヒット
フェーズ2を代表するオリジナルアルバム『ANTENNA』を発表。先行曲「ケセラセラ」が応援歌として広く支持され、バンドの存在感をさらに高めた。
— 第74回NHK紅白歌合戦に初出場
デビューから積み上げた人気が国民的な認知へとつながり、第74回NHK紅白歌合戦に初出場。お茶の間にもバンドの名と楽曲が一気に広がった。
「ライラック」をデジタルリリース、大ヒット
TVアニメ『忘却バッテリー』オープニングテーマ「ライラック」をデジタルリリース。MVは2025年10月に再生2億回を突破するなど、近年を代表するヒット曲となった。
新曲「コロンブス」MVを公開停止
新曲「コロンブス」のMVについて、歴史・文化的背景への配慮を欠く表現が含まれていたとして、所属事務所とレコード会社が連名で公開を停止し謝罪した。
日本レコード大賞で2年連続の大賞
第66回日本レコード大賞の授賞式で「ライラック」が大賞を受賞し、前年の「ケセラセラ」に続く2年連続の大賞受賞となった(バンドとしては史上初の2連覇)。
2年連続で第75回NHK紅白歌合戦に出場
2年連続出場となった第75回NHK紅白歌合戦で「青と夏〜ライラック 紅白SP」を披露。この年、MISIAは大トリを2年連続(第74回・第75回)で務め、紅組トリとしては6年連続。白組トリは5年連続で福山雅治が務めた。
デビュー10周年イヤー、ドームツアー「BABEL no TOH」で約55万人を動員
メジャーデビュー10周年を迎え、5大ドームツアー「DOME TOUR 2025『BABEL no TOH』」で約55万人を動員。年末の第76回NHK紅白歌合戦では「GOOD DAY」を歌い、バンドとして自身初めて大トリを務めた。
日本レコード大賞で史上初のバンド3連覇
「ダーリン」で第67回日本レコード大賞の大賞を受賞し、「ケセラセラ」「ライラック」に続く3年連続受賞を達成。バンドとして史上初の3連覇となった。
— 「フェーズ2」を完結
2022年3月の再始動から約3年9か月の「フェーズ2」を、2025年12月31日をもって完結。この間に紅白歌合戦への連続出場・大トリ抜擢や日本レコード大賞の連続受賞を重ね、国民的バンドとしての地位を確立しており、フェーズ2完結はその集大成の区切りとなった。今回は活動休止期間を設けず、翌日から次章へと地続きに進むことを表明した。
フェーズ3へ
令和8〜
— 「フェーズ3」開幕、元日から新章へ
活動休止期間を置かず、2026年元日の生配信から新章「フェーズ3」を開幕。フェーズ1からフェーズ2への移行時には約1年8か月の活動休止を挟んだのに対し、今回は休止を置かず地続きで新章に入った点が従来と異なる転機となった。バンドデザインとイメージカラーも一新した。1月12日にはデジタルシングル「lulu.」をリリースし、3人体制のまま歩みを続けている。
フェーズ3を継続中、秋にアルバムとアリーナツアーを控える
大森元貴・若井滉斗・藤澤涼架の3人でフェーズ3を継続中。6月9日には公式ファンクラブ「Ringo Jam」が開設10周年を迎えた。夏ごろに約1か月の長期休暇を取ったうえで、9月30日に『ANTENNA』以来約3年ぶりとなる6thオリジナルアルバムを発売予定とし、同日からアリーナツアー「Ringo Jam Tour『SHADOWS』」を開催予定としている。