長野で育った音楽少年
平成5〜
長野県に生まれる
幼い頃からピアノに親しみ、クラシックの素地を身につけていった。のちに組むことになる大森元貴・若井滉斗は3歳年下で、藤澤は現在の3人体制では最年長にあたる。
中学の吹奏楽部でフルートを始める
地元・長野市立柳町中学校に進み、吹奏楽部でフルートを担当。ピアノに続く2つ目の楽器となったフルートは、のちにバンドでの演奏にも生きることになる。
長野県小諸高等学校の音楽科に進学、フルートを専攻
音楽科でフルートを専門的に学ぶ。ピアノとフルートで培ったクラシックの下地は、のちのバンドでの鍵盤アレンジやライブでのフルート演奏に生きている。
上京、大森元貴との出会い
平成24〜
高校を卒業し、音楽の道へ踏み出す
大学には進学せず、音楽活動の場を求めて東京の芸能養成所テアトルアカデミーに通うようになった。この場所での縁が、翌年の大森元貴との出会いにつながる。
— 大森元貴に誘われMrs. GREEN APPLEへ、初ライブのステージに立つ
テアトルアカデミーで出会った3歳年下の大森元貴は、藤澤の人柄に強く惹かれ、出会ったその日のうちに「一緒にバンドやらない?」と声をかけたという。同年4月23日に結成されたばかりのMrs. GREEN APPLEにキーボードとして迎えられて5人体制となり、5月20日の渋谷CLUB CRAWLでの初ライブに立った。加入当初はサポートの立場で、2回目のライブから正式メンバーとなった。この出会いが、その後の全キャリアの起点となった。
メジャーデビューと躍進
平成27〜
— ミニアルバム『Variety』でメジャーデビュー
EMI Recordsからミニアルバム『Variety』をリリースしメジャーデビュー。作詞・作曲は大森が一貫して手がける一方、藤澤はクラシックの素養を生かした鍵盤でバンドサウンドに彩りを加える役割を担っていった。
▷ CDを見る1stフルアルバム『TWELVE』をリリース
メジャー初のフルアルバム『TWELVE』を発表し、初の全国ワンマンツアーも開催。ライブバンドとしての足場を固めていった。
「青と夏」をリリース、代表曲の一つに
映画『青夏 きみに恋した30日』主題歌として書き下ろされた7thシングル「青と夏」をリリース。夏の定番曲として長く聴かれる代表曲の一つになった。
「インフェルノ」の大ヒットでバンドの知名度が一気に拡大
TVアニメ『炎炎ノ消防隊』主題歌「インフェルノ」が国内外で爆発的にヒットし、バンド全体の知名度が急速に広がった。
活動休止から3人での再出発
令和2〜
「フェーズ1完結」を宣言し活動休止
ベストアルバム『5』のリリースに合わせてバンドは「フェーズ1完結」を宣言し、活動を休止した。
髙野清宗・山中綾華の脱退が発表され、3人体制に
活動休止期間中、ベース髙野清宗とドラム山中綾華の脱退が発表され、大森元貴・若井滉斗・藤澤の3人体制となった。残った3人は、いずれも結成の年である2013年からのメンバーだった。
3人体制で「フェーズ2」開幕
約1年8か月の活動休止を経て、新曲「ニュー・マイ・ノーマル」のリリースとともに活動を再開し、「フェーズ2開幕」を宣言した。
— 「ダンスホール」がバンド最速でストリーミング1億回再生を突破
5月24日に先行配信された「ダンスホール」が、配信から約5か月後の10月にバンド史上最速でストリーミング再生回数1億回を突破する大ヒットとなり、3人体制のバンドを一気に国民的な知名度に押し上げた。このヒットを機に、藤澤の鍵盤とステージでの明るい存在感も幅広い層に知られるようになっていった。
国民的バンドと俳優への挑戦
令和5〜
日本レコード大賞を初受賞、紅白歌合戦にも初出場
その年の代表曲「ケセラセラ」で日本レコード大賞を初受賞。同月、第74回NHK紅白歌合戦にも初出場を果たした。
「ライラック」で日本レコード大賞2年連続受賞
2年連続で日本レコード大賞を受賞。紅白歌合戦にも連続出場し、バンドの評価がさらに確立された1年となった。
— 映画『ベートーヴェン捏造』でショパン役、映画初出演
公開された映画『ベートーヴェン捏造』で“ピアノの詩人”ショパン役を演じ、映画初出演を果たした。幼少期からピアノやフルートに親しんできた音楽家としての素養が評価されたキャスティングで、これを機に俳優としての活動が本格的に動き出した。同月には『めざましテレビ』のマンスリーエンタメプレゼンターも務めるなど、活動の場が音楽の外へ広がった。
母校を訪ねる特別番組が放送、地元・長野の「信毎選賞」も受賞
SBC信越放送で特別番組『ラストをトモに!Mrs. GREEN APPLE 藤澤涼架から後輩たちへ』が放送され、母校の長野市立柳町中学校と長野県小諸高等学校を訪問した。同年には、長野県ゆかりの個人・団体に贈られる「第30回信毎選賞」も受賞している。
「ダーリン」で日本レコード大賞3年連続受賞
第67回日本レコード大賞を受賞し、2023年・2024年に続く3年連続受賞を達成。バンドとして史上初の3年連続受賞という記録となった。
「フェーズ3」が開幕
1月1日、バンドは「フェーズ3開幕」を宣言し、新たなバンドデザインとイメージカラーに切り替えた。1月12日には開幕第1弾となる配信シングル「lulu.」(TVアニメ『葬送のフリーレン』第2期オープニングテーマ)をリリースした。
日曜劇場『リブート』で連続ドラマ初出演、霧矢直斗役
TBS系の日曜劇場『リブート』(1月〜3月放送)に霧矢直斗役で出演し、連続ドラマ初出演を果たした。King & Princeの永瀬廉が演じる冬橋航のバディで、明るい笑顔の裏で危険な仕事に関わる複雑な役どころを演じ切り、俳優としての評価を高めた。
バンド初の国立競技場公演を含むスタジアムツアーを開催
4月18日より、スタジアムツアー「ゼンジン未到とイ/ミュータブル 〜間奏編〜」がスタート。嵐以来2組目、バンドとしては初となる国立競技場での4日間公演のほか、大阪・ヤンマースタジアム長居でも公演を行った。
映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』日本版主題歌「Brand New」が配信開始
ハリウッド作品への書き下ろしとなる「Brand New」が配信開始。バンドの挑戦は海外作品のタイアップにも広がっている。
キーボーディスト兼俳優として活動の場を広げ続ける
2025年の5大ドームツアー「DOME TOUR 2025 BABEL no TOH」を映画化したライブフィルムが2026年夏に公開予定であるほか、バンドは同年夏に約1か月の休暇期間を設けることを発表している。鍵盤と、時にフルートで楽曲を彩りながら、俳優としての新たな一面も見せ続けている。