西宮の少女、「天才子役」の始まり
平成16〜
兵庫県西宮市に生まれる
血液型はA型。仕事では標準語で話すことが多いが、テレビ番組で兵庫県出身なのに関西弁を話さないことを指摘された際には地元の方言が家では出ることを明かしている。
本人家とかだと出ちゃう 出典
『ABC 家族レッスン ショートムービー2 "だいぼーけんまま"』で子役デビュー
ジョビィキッズプロダクションに所属し、2007年(3歳)から芸能活動を始めていた。この年、テレビ朝日系の短編ドラマでテレビ初出演(作品デビュー)を果たした。
— 日本テレビ『Mother』で一躍脚光を浴びる
母親からネグレクトを受ける少女役のオーディションは本来7歳以上を対象としていたため、当時5歳だった芦田は書類審査の時点で参加資格が無かったが、事務所の推薦で特例的に受験。台詞回しや表情に独特のテンポがあると脚本家に評価され、役の設定と脚本の一部が芦田に合わせて変更されるほどの内定となった。同作の演技は大きな反響を呼び、この一作をきっかけに数々の賞で新人賞を受賞。「天才子役」としての評価が全国区になった。同年は映画『告白』にも出演している。
大河『江〜姫たちの戦国〜』に茶々幼少期役で出演
宮沢りえ演じる茶々(のちの淀殿)の幼少期役に抜擢され、NHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』第1回に出演した。
— 『マルモのおきて』が社会現象に
同学年の鈴木福と双子のきょうだいを演じた『マルモのおきて』は放送開始からほどなく大ヒットとなり、主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」も国民的ヒット曲になった。ゴールデン帯連続ドラマ史上最年少主演としてこの作品を牽引し、芸能界の枠を超えて広く知られる存在になった。
映画『うさぎドロップ』に出演
松山ケンイチ演じる主人公になつく少女・りん役を演じ、テレビドラマだけでなく映画でも存在感を示した。
大河『江』に千姫幼少期役で再登場
『江〜姫たちの戦国〜』に江の娘・千姫幼少期役で再登場し、白むく姿にも挑戦した。
子役スターから演技派俳優へ
平成24〜
『パシフィック・リム』でハリウッド作品に出演
ギレルモ・デル・トロ監督のハリウッド超大作に、菊地凛子演じるマコの幼少期役で出演。デル・トロ監督から高く評価されるなど、国内の子役という枠を超えて世界的な作品でも実力を認められた。
『明日、ママがいない』で初の連続ドラマ単独主演
児童養護施設を舞台にした題材は放送前に一部から懸念の声が上がったが、放送は予定通り行われた。感情の起伏を丁寧に演じ分け、単独主演としての力量を示した。
難関中学受験を経て慶應義塾中等部に合格・入学
子役として第一線で活動を続けながら中学受験に挑み、複数の都内私立中学に合格。以後は演技と学業を並行させる生活が続くことになる。
NHK連続テレビ小説『まんぷく』でナレーションを担当
朝ドラのナレーターとしては史上最年少での起用となった。
学業と演技を両立した10代後半
令和1〜
アニメ映画『海獣の子供』で声優として主演
五十嵐大介の漫画を原作とするアニメ映画で、主人公・琉花の声を演じた。
初の単行本『まなの本棚』を出版
年間100冊以上を読むという読書量を生かし、影響を受けた本の紹介や読書遍歴をつづった初の著書。山中伸弥、辻村深月との対談も収録された。
『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』のMCに就任
同年2月・6月に放送されたパイロット版を経て、10月12日からテレビ朝日系のレギュラー番組としてスタート。以後、長寿番組のMCとして継続することになる。
「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」で祝詞を述べる
皇居前広場で開かれた祭典に登壇し、祝いの言葉を述べた。
— 6年ぶりの映画単独主演作『星の子』
宗教にのめり込む両親のもとで育つ少女役に体当たりで挑み、子役出身のタレントという印象を越えて、演技派俳優としての評価を確立した一作となった。
本人まずは自分が今できることを一生懸命やっていきたいです 出典
アニメ映画『岬のマヨイガ』で主人公の声を担当
柏葉幸子の小説を原作とするアニメ映画で、主人公ユイの声を演じた。
慶應義塾女子高等学校を卒業
俳優業と両立しながら高校生活を終えた。
慶應義塾大学法学部政治学科に進学
俳優業を続けながら大学生としての生活が始まった。
ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』に出演
松岡茉優主演の連続ドラマで、加藤清史郎らとともに若手実力派キャストの一角を担った。
『最高の教師』で第117回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞を受賞
11月24日発表の同賞で助演女優賞を受賞。受賞にあたり「お芝居をする楽しさを再認識させてくれた作品でした」とコメントした。
大学生俳優として
令和6〜
『さよならマエストロ〜父と私のアパッシオナート〜』で西島秀俊とW主演
TBS系日曜劇場で、西島秀俊演じる指揮者の娘役として親子でW主演を務めた。慶應義塾大学在学中の出演となった。
— 実写映画『はたらく細胞』で人間パートの主演
人体の細胞たちを擬人化した原作漫画の実写映画化で、健康体の少女・日胡を演じ、『マルモのおきてスペシャル2014』以来10年ぶりに阿部サダヲと親子役で再共演した。高校の生物の授業で免疫系を学んでいたこともあり、脚本には馴染みのある細胞の名前が多く登場したという。同作は公開後4週連続で興行収入ランキング1位となり、公開から2ヶ月後の2025年2月には動員448万人・興行収入60億円を突破。監督作品・主演俳優(永野芽郁、佐藤健)の主演作としてはそれぞれ歴代1位、配給元(ワーナー・ブラザース)配給の邦画作品としても歴代1位の興行収入を記録し、芦田にとって代表作の一つとなった。
本人本当に細胞たちに心からありがとうって言いたくなるような作品だと感じました 出典
『はたらく細胞』で第48回日本アカデミー賞優秀助演女優賞
優秀賞は1月21日に発表され、6歳での日本アカデミー賞新人俳優賞受賞から14年ぶりの受賞となった(授賞式は3月14日)。最優秀賞は同部門の吉岡里帆が受賞している。
国連開発計画(UNDP)の日本初の国内親善大使に就任
気候変動や環境問題に関する国内向けの啓発を担う役割として発表され、就任にあたり「持続可能な、光ある未来に進んでいけるよう取り組んでいきたい」と語った。
『果てしなきスカーレット』でベネチア国際映画祭に登場
細田守監督のアニメーション映画がアウト・オブ・コンペティション部門に選出され、声の出演者として初めてベネチアの地を踏んだ。
— 『薬屋のひとりごと』実写ドラマ化で主人公・猫猫役に
東宝とAmazon MGMスタジオの共同製作による実写ドラマ化が発表され、海外翻訳版を含む全世界シリーズ累計5700万部を突破する人気小説の主人公・猫猫役で主演することが決定。脚本は吉田恵里香が担当し、2028年にPrime Videoで世界240以上の国・地域に独占配信される予定。原作小説の大ファンだったと語る芦田の起用は、原作者・日向夏からも「あっ、これは安心してお任せできる」と歓迎された。
本人元々原作小説の大ファンだったので、大好きな作品に携わる緊張感も多々ありましたが、原作にリスペクトして細部までこだわり抜いて一緒に考えてくださるキャスト、スタッフの皆様と共に、猫猫への、そして作品への愛を全身全霊で詰め込んだ撮影期間だったなと思います。 出典
大学生活と俳優業を両立させながら活動中
慶應義塾大学は最終学年に。5月公開の映画『ミステリー・アリーナ』への出演に続き、10月期のカンテレ・フジテレビ系ドラマ『南田南弁護士は天才肌』で主演を務めるなど、学業と俳優業を両立させながら活動を続けている。