目次
陸上少女、ニューヨークへ
昭和56〜
島根県松江市に生まれる
本名は山野仁(やまの めぐみ)。5歳で母と岡山県倉敷市へ移り、運送会社で経理をする母に女手一つで育てられた。小学校から高校1年まで陸上の短距離選手で、岡山県大会にも出場している。
高校1年でニューヨークへ短期留学
中学生のころにローリン・ヒルや忌野清志郎の曲を聴いて音楽に夢中になり、R&B歌手に憧れた。留学に反対する母に態度で示そうと、バイトを週6日に増やして遅刻もしなくなる。約3か月後に母から30万円を渡されて渡米。高校時代に計4回ニューヨークに滞在し、教会でゴスペルを習った。
グラビアアイドルとしてデビュー
平成13〜
— イエローキャブに入り、グラビアアイドルとしてデビュー
18歳で上京し、バイトをしながらヴォーカルオーディションに応募したが、書類審査で落ち続けた。19歳の時、知人の紹介でイエローキャブ社長の野田義治と会い、「チャンスがあるならグラビアでも」と思い直してデビュー。芸名も最初の写真集の撮影現場で野田が決めた。他のタレントの写真集を買い集めて表情やポーズを研究し、ほどなく写真集を10冊以上出すまでになる。新人時代に『明石家マンション物語』で明石家さんまに「うるせ~な」と返したのを機に、バラエティの出演依頼も増えた。
本人数日後、写真集を買ってくれた母から電話で『キレイに撮れてる。どんどんやりなさい!』と、私が世に出たことを喜んでくれました 出典
「見上げてごらん夜の星を」で歌手デビュー
7月16日、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」をダンスホールレゲエ調にしたシングルと、ミニアルバム『MY NAME IS MEGUMI』を同時に出し、念願の歌手デビュー。シングルはオリコン週間130位、ミニアルバムは90位に終わる。この年は「KYORAKU ミスサプライズ」の2代目にも選ばれている。2004年のアルバム『LOVE ALL PLAY』まで約1年歌手活動を続けたが、ヒット曲には恵まれなかった。
『プライド』に出演、サンズエンタテインメントへ移籍
1月から『プライド』、10月から『ラストクリスマス』と、フジテレビの連続ドラマに出演した。この年、所属事務所をイエローキャブからサンズエンタテインメントへ移している。
朝ドラ『風のハルカ』に東山亜矢役で出演
1月からの『救命病棟24時』第3シリーズ、7月からの日曜劇場『いま、会いにゆきます』に続き、10月からはNHK連続テレビ小説『風のハルカ』に東山亜矢役で出演し、放送は2006年4月まで続いた。
映画『HERO』に河野桜子役で出演
9月8日公開の映画『HERO』に河野桜子役で出演した。前年10月からは、関西テレビの連続ドラマ『僕の歩く道』で大石千晶を演じていた。
結婚と出産、遠のいた仕事
平成20〜
Dragon Ashの降谷建志と結婚
7月7日、Dragon Ashのボーカル降谷建志と結婚した。所属事務所を通じたFAXで「赤ちゃんを授かったので、本日入籍しました」と発表している。妊娠のため、出演予定だった舞台『悪い冗談のよし子』は急きょ降板し、代役は山田まりやが務めた。
NHK『土ようマルシェ』の司会に
4月から翌年3月まで、NHK総合『土ようマルシェ』の司会を務めた。10月からは、ニッポン放送『松本ひでお 情報発見 ココだけ』の金曜パートナーも担当している。
子ども服のセレクトショップ「CALMA.」を展開
「CALMA.」ブランドで子ども服のセレクトショップを始めた。市場を調べないまま始めたため、安価な製品が好まれる需要に応えられなかった。ブランドとの交渉や工場とのやりとり、タグ付け、写真撮影まで自分で抱えて疲弊した。プライドもあって5年ほど続けたが、最後は廃業している。本人はこの失敗が次のカフェ経営につながったと振り返っている。
本人子供服は血が出るほど売れなかったですね 出典
金沢でパンケーキカフェ「たもん」を開く
石川県・金沢でパンケーキカフェ「たもん」の経営を始めた。客の半数は訪日客で、英語の説明書やグルテンフリーのメニューを用意している。出店当時の不安をこう明かした。
本人自分で起業する時って本当に不安で、泣きながらお弁当を食べていた。そのくらい追い詰められる。 出典
『孤狼の血』から作る側へ
平成30〜
— 白石和彌監督の映画『孤狼の血』に出演
出産後はママタレント枠の仕事が増えたが、自分のやりたい仕事との差は大きく、それを断るとバラエティのオファーはほとんど来なくなった。そんな中で依頼されたのが『孤狼の血』で、出番は数分ながら、役所広司演じる刑事と取調室で背徳行為におよぶ人妻という体当たりの役だった。演技を白石監督に認められ、これが白石作品『ひとよ』への出演につながった。
本人仕事が一切なくなったんですね。グラビアとかでガンガンやってた時よりも、収入が10分の1くらいで 出典
『台風家族』『ひとよ』が相次いで公開
9月6日に市井昌秀監督の『台風家族』、11月8日に白石和彌監督の『ひとよ』が公開された。『台風家族』では年下男性と付き合うバツイチ女性、『ひとよ』では夫婦関係に悩む妻を演じている。ドラマでは『偽装不倫』『おっさんずラブ-in the sky-』にも出演した。
第62回ブルーリボン賞助演女優賞を受賞
『台風家族』『ひとよ』の2作品で受賞した。授賞式では、子どもができた時に「ちゃんとした女優さんになりたい」とスタッフに話し、そこを目標に10年近くやってきたと明かしている。この世界に入って初めて受けた大きな賞だった。1月公開の映画『ラストレター』では、長男の降谷凪が俳優デビューしている。
本人自宅で受賞の電話を受けた時は、思わず涙が出ましたね。グラビア時代を考えれば、演技が認められるなんて夢にも思わなかったですから。 出典
Instagramドラマ『CLUMSY JOURNEY』を企画・プロデュース
コロナ禍で撮影を中断する作品もあり、多くの俳優が休業状態になる中、「仕事を待つより自分で作品を作ろう」と考えた。上田誠に脚本・演出を、大東駿介に出演を依頼し、5月28日から30日にInstagramで配信したドラマを企画・プロデュースして、自ら主演した。以後、映像プロデューサーとして映画やテレビドラマの制作にも取り組んでいく。
『おいハンサム!!』で3姉妹の母・千鶴を演じる
吉田鋼太郎が演じる父の妻・千鶴役で、実年齢より10歳ほど上の母親を演じた。2024年には『おいハンサム!!』のシーズン2が放送され、映画版も作られている。4月からは日本テレビ『上田と女が吠える夜』にレギュラー出演している。
連続ドラマ『完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの』を企画・プロデュース
深川麻衣主演のテレビ東京の連続ドラマで、企画・プロデュースに加え、美容カリスマの女性社長・不美役で自ら出演した。同局の太田勇によると、脚本から美術、音楽まで全ての打ち合わせに参加していたという。この年は、出演せずプロデュースに専念した短編映画『LAYERS』が、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2022にノミネートされている。
映画『零落』でプロデューサーと出演を兼ねる
3月17日公開の竹中直人監督作で、原作は浅野いにおの漫画。漫画編集者の町田のぞみを演じながらプロデューサーも兼任し、自分の出番のシーン以外でも撮影現場に通った。
— 美容本『キレイはこれでつくれます』を出版
4月19日、ダイヤモンド社から初の美容本を出した。30歳で美容に目覚めてから試した美容術は1000種類におよび、その中から本当によかったアイテムやハウツーをまとめた。オリコン年間本ランキングでは2023年度・2024年度と2年連続で、「タレント本」と「美容・ダイエット」の両ジャンルで1位になる。累計発行部数は60万部を突破し、2024年5月には2冊目の『心に効く美容』を講談社から出した。
降谷建志との離婚が成立
12月30日、降谷建志と互いのInstagramで離婚の成立を報告した。9月の時点で降谷が、既に一緒に暮らしていないことと離婚することを公表していた。双方が同じ文面で、今後も息子の両親として「子育てを共に進めていく所存」とつづっている。
『ラヴ上等』とNetflix契約
令和6〜
『アナザースカイ』でバルセロナを再訪
2023年にバルセロナを一人で旅し、スペインで日本人女性が主人公の映画を撮りたいと考えた。その一環として日本テレビ『アナザースカイ』での訪問を自ら局に持ち込み、4月6日に放送された。
『それでも俺は、妻としたい』で風間俊介とダブル主演
1月12日から放送された連続ドラマで、風間俊介とダブル主演し、柳田チカを演じた。5月30日には劇場版も公開されている。同じ1月からは、テレビ朝日『プライベートバンカー』にも天宮寺果澄役で出演した。
— Netflix『ラヴ上等』を企画・プロデュース
ヤンキーの男女が出演する恋愛リアリティショーで、企画・プロデュースを担い、スタジオMCを永野とともに務めた。2023年に『ヤギと大悟』のロケで千鳥の大悟とヤンキートークで盛り上がったのが発端で、自身も元ヤンキーだという。12月9日に配信が始まると、日本のNetflix週間TOP10(シリーズ)で4週連続1位、グローバル週間TOP10(非英語シリーズ)で初登場8位となり、日本発のアンスクリプテッド作品として初めて韓国の週間TOP10にも入った。Netflixはシーズン2の制作を、同社として最速で決めている。
ABEMAのドラマ『グラビア』を企画・プロデュース
2月5日、ABEMAが、グラビアアイドルをテーマにしたオリジナルドラマ『グラビア』(2027年配信予定)の制作と主演女優オーディションの開催を発表した。MEGUMIは所属するBABEL LABELのプロデューサーとして制作に参画する。
Netflixとプロデューサーとして複数年の独占契約
2月16日、Netflixが、新作のアンスクリプテッド作品を複数年にわたって一緒に制作し独占配信する契約を発表した。同社の坂本和隆は、『ラヴ上等』のラッシュ映像を見て、思いを共有できるクリエイターだと強く感じたと述べている。
本人正解が無い時代だからこそ、リアルな感情や揺れ動く心の動きを丁寧にすくい上げ、その尊さを映し出していきたいと思っています。 出典
プロデュース映画『FUJIKO』がウディネ・ファーイースト映画祭で2冠
木村太一監督が自身の母の人生と向き合った作品で、企画・プロデュースを担当した。イタリアの第28回ウディネ・ファーイースト映画祭で、最高賞のゴールデン・マルベリー賞とブラック・ドラゴン・特別観客賞を受け、この2部門での受賞は日本映画で初めてだった。国内では6月5日から公開された。
本人私のプロデューサーという立場に対して、「どこまでやってるの?」とか「名前だけでしょ」とか、割と批判的な声が多かったんです。 出典
『週刊文春』で連載を始め、出演作も続く
6月25日発売号から『週刊文春』で人生相談の連載「MEGUMIのお悩み相談室 心のターンオーバーしましょ!」を始めた。7月17日からはPrime Videoのドラマ『犯罪者』に山科早季子役で出演した。日本テレビ『上田と女が吠える夜』のレギュラー出演も続けている。
『ラヴ上等』シーズン2の配信が始まる
8月4日に配信が始まったシーズン2は舞台を沖縄に移し、MCはMEGUMIと永野にAwichが加わった。これに先立ち、シーズン1は「Global OTT Awards 2026」のBest Reality & Variety部門で最優秀賞を受けている。9月25日には出演映画『藁にもすがる獣たち』が公開された。