生い立ちとバンド結成
平成8〜
東京都西東京市に生まれる
幼い頃から音楽好きで、玉置浩二の楽曲を聴くと泣きやむような子供だったという。
MONGOL800に影響を受けベースを始める
小学6年生のときMONGOL800に憧れてエピフォンのベースを購入。卒業式で目立とうと同級生と先生で組んだバンド「1733」で、自作曲とMONGOL800のコピー曲を披露した。
中学でギター・DTMを習得し、ニコニコ動画へ投稿を始める
中学に入るとコードを学ぶ目的でギターを始める一方、独学で打ち込み(DTM)も習得し、ニコニコ動画に「Mr.Paket」名義で楽曲を投稿するようになった。当時は不登校がちで、同じ中学にいた若井滉斗のことも「めっちゃ嫌い」だったという。
若井滉斗と修学旅行をきっかけに打ち解ける
「ヒエラルキーの1番上」的な存在だった若井滉斗は、大森の音楽活動を知って交流を求め、毎朝家まで誘いに来るなどしていた。大森は当初若井を苦手に感じていたが、修学旅行で同じ班になったことをきっかけに打ち解け、これを機に登校も再開。ほどなく2人でバンドを組んだが、やがて解散し、それぞれ別々に音楽活動を続けることになる。
— 偶然再会した若井滉斗とMrs. GREEN APPLE結成
別々に音楽活動を続けていた若井滉斗と偶然再会したことをきっかけに、高校2年生だった大森を中心に若井滉斗(Gt)・山中綾華(Dr)・松尾拓海(Ba)の4人組ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」を結成。その後、大森の誘いで藤澤涼架(Key)が加入し5人編成となった。中学時代からの紆余曲折を経た若井との関係が、その後の全キャリアの起点となった。
結成メンバーの松尾拓海が脱退、髙野清宗が加入
結成メンバーの一人だった松尾拓海(Ba)が脱退。同年11月、新たに髙野清宗がベースとして加入し、再び5人編成となった。
フロントマンとしての飛躍
平成27〜
メジャーデビュー、以後全曲の作詞・作曲・編曲を一貫して担当
ミニアルバム『Variety』でメジャーデビュー。以降、バンドの楽曲に関する作詞・作曲・編曲、アートワークやミュージックビデオのアイデアまで、ほぼすべての要素を一人で手がける体制を確立した。
「インフェルノ」の大ヒットで作家性が広く知られる
TVアニメ『炎炎ノ消防隊』主題歌「インフェルノ」が国内外で爆発的にヒットし、作詞・作曲を手がけた大森の名も一気に知られるようになった。
「フェーズ1」完結、活動休止に
ベストアルバム『5』のリリースに合わせてバンドは「フェーズ1完結」を宣言し活動を休止。大森自身もこの期間を経て、翌年からソロでの創作活動に踏み出すことになる。
ソロ・多方面への活動開始
令和3〜
— YouTubeチャンネルを開設し、EP『French』でソロデビュー
1月にYouTubeチャンネルを開設、2月にソロデビューを発表し、1stデジタルEP『French』でソロ活動を開始した。バンドと並行した個人名義での創作の起点となり、のちの俳優業を含むマルチな活動の広がりにつながっていく。
初の著書となる絵本『メメント・モリ』を刊行
文・大森元貴、絵・大谷たらふによる絵本『メメント・モリ』を発売。音楽以外の表現にも取り組み始めた。
髙野清宗・山中綾華の脱退を発表
活動休止期間中、ベース髙野清宗とドラム山中綾華の脱退が発表され、大森・若井滉斗・藤澤涼架の3人体制となった。
3人体制で「フェーズ2」開幕
3人体制となったMrs. GREEN APPLEが「フェーズ2」開幕を宣言し活動を再開。作詞・作曲・編曲は引き続き大森が一人で担った。
— Billboard作詞家・作曲家チャートで自身初の年間1位、「ケセラセラ」で日本レコード大賞も初受賞
Billboard JAPANの「年間 Top Lyricists」「年間 Top Composers」で自身初の年間1位を獲得。同年ヒットした「ケセラセラ」でMrs. GREEN APPLEとして日本レコード大賞も初受賞し、作家としての実力が数字と受賞歴の両面で裏付けられた1年になった。
国民的な評価と俳優への挑戦
令和6〜
左耳の突発性難聴を公表
左耳の突発性難聴と診断されたことを公表。症状と向き合いながら、本人の意思を尊重する形で活動を継続していくとした。
— Billboard作詞家・作曲家チャートで2年連続1位、「ライラック」で日本レコード大賞も2年連続受賞
Billboard JAPANの年間作詞家・作曲家チャートで2年連続の1位を獲得。うち作曲家チャートでは5つの指標(DL・ストリーミング・ラジオ・動画再生・カラオケ)すべてで首位となる「5冠」を達成した。同年の「ライラック」でMrs. GREEN APPLEとして日本レコード大賞も2年連続受賞し、国民的バンドのフロントマンとしての地位を決定づけた。
— 映画『#真相をお話しします』で俳優デビュー、菊池風磨とW主演
timeleszの菊池風磨とW主演した映画『#真相をお話しします』で映画初出演にして初主演を務めた。最終興行収入21.2億円のヒットとなり、音楽以外の表現の場にも活動を広げる転機となった。
NHK連続テレビ小説『あんぱん』にいせたくや役で出演
作曲家・いずみたくをモデルとした人物「いせたくや」役で、NHK連続テレビ小説『あんぱん』に出演した。
俳優としても評価が広がった1年に
Billboard作詞家・作曲家チャート上半期1位に加え、ORICON NEWS「上半期ブレイク俳優ランキング(男性編)」1位、モデルプレス「今年の顔2025」選出など、音楽・俳優の両面で評価を受けた1年となった。
— 「ダーリン」で日本レコード大賞3年連続受賞、バンド史上初の快挙
「ダーリン」で第67回日本レコード大賞を受賞し、Mrs. GREEN APPLEとして2023年・2024年に続く3年連続受賞を達成。バンドとして史上初の3年連続受賞という記録となり、大森は「3連覇という意味をすごく考えます」とコメントした。
2026年、マルチな表現者として
令和8〜
映画『90メートル』の主題歌にソロ楽曲「0.2mm」が起用
3月27日公開の山時聡真・菅野美穂W主演映画『90メートル』の主題歌に、書き下ろしソロ楽曲「0.2mm」が起用されることが発表された。ソロ名義として初めての映画主題歌となった。
初のミニアルバム『OITOMA』をリリース
ソロ名義初のミニアルバム『OITOMA』をリリース。デビューEP『French』『Midnight』やシングル「絵画」などこれまでの楽曲に、NHK Eテレ『天才てれびくん』へ提供した楽曲のセルフカバー「こたえあわせ」と新曲「0.2mm」を加え、ソロ活動をひとつの形にまとめた作品となった。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』日本版主題歌「Brand New」が配信開始
映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の日本版主題歌としてMrs. GREEN APPLEが書き下ろした「Brand New」が配信開始(7月3日に主題歌担当が発表されていた)。制作にあたりマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギらと直接やり取りし、スパイダーマンの糸を出すポーズが「I LOVE YOU」の手話になることから着想したフレーズを歌詞に盛り込んだ。
Mrs. GREEN APPLEのフロントマンとして活動を継続中
バンドのフロントマンとしての活動を続けながら、ソロ楽曲提供や俳優業にも幅を広げている。8月15日には北川景子・二宮和也とともにNHK音楽特番『NHK夏の音楽祭 うたであえたら2026』の司会を務める予定で、自身にとって初めての音楽番組司会となる。