★ STAR TIMELINE

ジョン・ターナス

John Patrick Ternus

ジョン・ターナス

1975年5月、カリフォルニア州生まれ。2001年にプロダクトデザインチームの一員としてAppleに入社し、iPadやAirPodsの投入に関わったハードウェア設計のエンジニア。2026年9月1日、ティム・クックの後任としてAppleのCEOに就任した。

昭和50年 アメリカ・カリフォルニア州生まれ ・ 1975–

学歴ペンシルベニア大学 卒業(機械工学) ・ 現職Apple CEO(2026年9月〜)

最新
2026(令和8)

CEOとして初めて新製品発表会の舞台に立つ

Apple Parkで開かれた新製品発表会にCEOとして初登壇した。現地で取材したギズモード・ジャパンは、ターナスがステージに現れた瞬間に会場が大きく沸いたと伝えている。この日Appleは同社初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」を発表し、米国や日本など70以上の国と地域で10月16日から予約を受け付け、10月23日に発売するとした。価格は36万4800円から。

1975(昭和50) カリフォルニア州に生まれる1994(平成6) ペンシルベニア大学の男子水泳チームで泳ぐ1997(平成9) ペンシルベニア大学で機械工学の学士号を取得2001(平成13) Appleに入社し、プロダクトデザインチームに配属されるApple入社2010(平成22) 初代iPadが発売される初代iPad2013(平成25) ハードウェアエンジニアリング担当バイスプレジデントに就任2016(平成28) AirPodsが発売される2018(平成30) Appleのイベントで製品発表のプレゼンテーションを担当するようになる2020(令和2) iPhoneのハードウェアも担当し、Apple siliconへの移行を統括2021(令和3) ハードウェアエンジニアリング担当上級副社長に昇格経営陣入り2022(令和4) Apple Watchのハードウェアも統括するようになる2024(令和6) 母校ペンシルベニア大学工学部の卒業式で講演する2025(令和7) 次期CEOの有力候補として繰り返し報じられるようになる2026(令和8) インダストリアルデザインチームの統括も担う2026(令和8) 次期CEOに就く人事が発表される2026(令和8) AppleのCEOに就任CEO就任2026(令和8) CEOとして初めて新製品発表会の舞台に立つ昭和平成令和
誕生 1975現在
Appleの製品を、完成した姿からではなく、中身の部品の側から手がけてきた人である。ペンシルベニア大学で機械工学を学び、卒業研究では四肢麻痺のある人が頭の動きで操作できる食事補助アームをつくった。2001年にプロダクトデザインチームの一員としてAppleに入社し、最初に担当したのはApple Cinema Displayという一台のディスプレイだった。以来25年、iPadやAirPodsという新しい製品ラインの投入、Mac・iPhone・Apple Watchの世代交代、そしてIntelプロセッサからApple siliconへの移行を、ハードウェアエンジニアリングの側から支えてきた。2026年9月1日、15年にわたってAppleを率いたティム・クックの後任としてCEOに就いた。オペレーションの人から、ハードウェアをつくってきた人へバトンが渡った形になる。

歩み

ペンシルベニアの水泳部から機械工学へ

昭和50〜

昭和
1975昭和505月
満0歳

カリフォルニア州に生まれる

ジョン・パトリック・ターナス。アメリカ・カリフォルニア州で生まれた。

平成 1989
1994平成62月
満18歳

ペンシルベニア大学の男子水泳チームで泳ぐ

在学中は男子水泳チームに所属していた。学生新聞The Daily Pennsylvanianは1994年2月、1年生のターナスが50ヤード自由形と200ヤード個人メドレーの2種目で1位になったと報じている。

1997平成9
満22歳

ペンシルベニア大学で機械工学の学士号を取得

卒業研究では、四肢麻痺のある人が頭の動きを使って操作できる機械式の食事補助アームを開発した。卒業後はバーチャルリアリティ用ヘッドセットを手がける小さな会社Virtual Research Systemsに機械エンジニアとして入った。ここが社会人としての最初の職場だった。

Appleのプロダクトデザインチームで

平成13〜

2001平成13
満26歳入社

— Appleに入社し、プロダクトデザインチームに配属される

大学卒業後2つ目の職場だった。最初に担当したのはApple Cinema Displayという大型のデスクトップ用ディスプレイで、部品の精度を一つずつ確かめる仕事だった。以後25年にわたってAppleのハードウェアをつくり続けた。後年の講演では、入社1年目に自宅から遠く離れた部品メーカーの工場で、深夜過ぎに拡大鏡でねじの頭の溝の数を数え、25本のはずが35本あると取引先と言い合っていた時のことを振り返り、自分は一体何をしているのか、これは普通なのかと我に返った瞬間があったと話している。入社初日については、高揚すると同時に気後れもしたと振り返っている。周りの人はとても賢く自信に満ちていて、自分よりずっと多くを知っていたという。それでも、必要なときにためらわず人に助けを求められたことは、今でもよかったと思っていると語った。

本人I wasn't sure I belonged there(訳: 自分がここにいていい人間なのか分からなかった) 出典

2010平成224月
満34歳

初代iPadが発売される

初代iPadは2010年1月に発表され、同年4月3日にWi-Fiモデルが発売された。Appleは後に、ターナスがiPadとAirPodsという新しい製品ラインの投入に不可欠な存在だったと説明している。テック媒体The Next Webも、ターナスはiPadに構想段階から関わり、以後すべての世代・モデルを統括してきたと報じた。

ハードウェアをまとめる立場へ

平成25〜

2013平成25
満38歳昇進

ハードウェアエンジニアリング担当バイスプレジデントに就任

ダン・リッチオの下でバイスプレジデントに抜擢され、AirPods・Mac・iPadの開発責任者となった。

2016平成2812月
満41歳

AirPodsが発売される

初代AirPodsは2016年9月7日にiPhone 7とともに発表され、当初の10月下旬という予定から延期されて12月13日に販売が始まった。Appleはこの製品ラインの投入についても、ターナスが不可欠な存在だったとしている。

2018平成30
満43歳

Appleのイベントで製品発表のプレゼンテーションを担当するようになる

バイスプレジデント昇格後は、WWDCやAppleイベントでMacやiPadの新製品を自ら紹介する役回りが増えた。2018年にはiPad ProとiMac Pro、2019年にはデザインを刷新したMac Proを発表している。

令和 2019
2020令和2
満45歳

iPhoneのハードウェアも担当し、Apple siliconへの移行を統括

それまでダン・リッチオが直接統括していたiPhoneのハードウェアがターナスの担当に加わった。同じ年に始まったMacのプロセッサをIntel製から自社設計のApple siliconへ切り替える移行も統括し、Apple M1を搭載したMacBook Air・MacBook Pro・Mac miniを自ら披露した。

2021令和31月
満45歳

ハードウェアエンジニアリング担当上級副社長に昇格

リッチオが別のプロジェクトへ移るのに伴い、その後任として上級副社長に就き、経営陣に加わった。Bloomberg Newsはこの時点でターナスをApple経営陣で最年少と伝え、カリスマ性があり人望も厚いと評している。

2022令和4
満47歳

Apple Watchのハードウェアも統括するようになる

2022年後半にApple Watchのハードウェアも統括するようになった。この時点でMac・iPad・iPhone・AirPods・Apple Watchという主要な製品ラインのハードウェアが、いずれもターナスの下に置かれたことになる。

2024令和65月

母校ペンシルベニア大学工学部の卒業式で講演する

卒業生を前にAppleでの経験から学んだことを語り、その場にいる誰と比べても自分は劣らないと思っていい、ただし相手と同じだけ知っているとは決して思うな、と述べた。この心構えでいれば前に進むのに必要な自信が持てるし、それ以上に大切なこととして、分からないことを聞ける謙虚さが身につく、と続けている。

2025令和711月
満50歳

次期CEOの有力候補として繰り返し報じられるようになる

この頃からクックの後継者としてターナスの名前を挙げる報道が相次いだ。Business Insiderは2025年11月17日に「Who is John Ternus, the Apple exec tipped to take over from Tim Cook?」と題した記事を掲載している。

CEOとして

令和8〜

2026令和81月
満50歳

インダストリアルデザインチームの統括も担う

ハードウェアエンジニアリングに加えて、Appleのインダストリアルデザインチームも統括する立場になった。Bloomberg Newsはこの人事を、ターナスがCEO候補であることをいっそう強く示すものだと報じた。

2026令和84月20日
満50歳

次期CEOに就く人事が発表される

Appleは、ティム・クックがエグゼクティブ・チェアマンに就き、ハードウェアエンジニアリング担当上級副社長のターナスが9月1日付でCEOに就任すると発表した。取締役会で全会一致で承認されたこの異動は、慎重に検討された長期的な後継者育成計画にもとづくものだと説明されている。クックは夏の間もCEOを務め、移行に向けてターナスと連携した。

本人キャリアのほぼすべてをAppleで過ごし、スティーブ・ジョブズのもとで働けたこと、ティム・クックが私のメンターであったことは大変な幸運でした 出典

2026令和89月1日
満51歳就任

— AppleのCEOに就任

同日付で取締役会にも加わった。15年にわたって非執行会長を務めたアーサー D. レビンソンは筆頭独立取締役となった。オペレーション出身のクックから、25年ハードウェアをつくり続けてきた技術者へ経営の舵が渡ったことになる。ハードウェア担当の後任には、ハードウェアテクノロジー担当上級副社長のジョニー・スルージが就いた。

2026令和89月9日
満51歳近況

CEOとして初めて新製品発表会の舞台に立つ

Apple Parkで開かれた新製品発表会にCEOとして初登壇した。現地で取材したギズモード・ジャパンは、ターナスがステージに現れた瞬間に会場が大きく沸いたと伝えている。この日Appleは同社初の折りたたみスマートフォン「iPhone Duo」を発表し、米国や日本など70以上の国と地域で10月16日から予約を受け付け、10月23日に発売するとした。価格は36万4800円から。

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