目次
ローラースケートの下積みから、デビューと東京ドームへ
平成16〜
前身ユニットKis-My-Ft.が結成
ジャニー喜多川の「YOU、スケートできる?」という呼びかけに即答した面々で結成されたジャニーズJr.内のユニット。ローラースケートを使ったパフォーマンスが中心で、そのスタイルがKis-My-Ft2に受け継がれる。当初は、NEWSとしてデビューしていた増田貴久も頭文字「M」として加わっていた。
A.B.C.Jr.と合流し、8人でKis-My-Ft2を結成
北山宏光・藤ヶ谷太輔・横尾渉・飯田恭平のKis-My-Ft.に、二階堂高嗣・千賀健永・宮田俊哉・玉森裕太のA.B.C.Jr.が合わさり、品川ステラボールのイベント『SUMMARY』から活動を始める。グループ名はメンバーの頭文字を1文字ずつ取ったもので、タップダンサーのグレゴリー・ハインズがサミー・デイビス・ジュニアの靴にキスをした逸話にもちなむ。
飯田恭平が抜け、7人体制に
春頃に飯田恭平が脱退し、雑誌のグラビアには6月号から7人で登場する。理由は公にされなかったが、当時の一部の雑誌では、大学に入って舞台を学ぶためと話していた。
初の単独コンサートツアーを開く
この年の7月から8月には、北山・藤ヶ谷・玉森を中心に、少年隊が23年間続けたミュージカル『PLAYZONE』を引き継いで主演している。10月3日、大分のiichikoグランシアタで初めての単独コンサートを開く。12月27日までの全国ツアー『Kis-My-Ftに逢えるde Show』は11か所31公演で16万人を動員した。
宮田俊哉是非CDデビューしたい! 出典
A.B.C-Zと主演の舞台『少年たち 格子無き牢獄』
9月3日から26日まで、日生劇場でA.B.C-Zと共に主演する(横尾と二階堂は出演していない)。ジャニーズ事務所の初期の代表作に連なるシリーズで、今回は演出の大半を出演者に任せた。10月20日には初の写真集『Kis-My-Ft2-1st』を出す。写真はすべてマカオでの撮り下ろしで、オリコン書籍総合で初登場2位になった。
代々木の公演中に「CDデビュー決定」の知らせ
国立代々木競技場第一体育館の昼公演のトーク中に、ジャニー喜多川が赤ペンで「CDデビュー決定」と書いたメモが舞台裏から届いた。前年の『少年たち』を観てデビューを決めたといい、「機は熟したと思った」と語っている。一通の茶封筒でデビューが告げられたこの日は、のちに「茶封筒の日」と呼ばれる。
藤ヶ谷太輔悔しい思いがあったから強くなれた。ジャニーズの歴史にない新しいグループに僕らはなれる 出典
— 『Everybody Go』でCDデビュー
結成7年目、avex traxからのデビュー。5月の予定だったが、3月の東日本大震災を受けて発売を延ばし、歌詞と曲調を沈んだ日本を勇気づけるものに変えた。藤ヶ谷と玉森が出演するドラマ『美男ですね』の主題歌で、アジアを中心とした海外7つの国と地域でも同時に発売する。日本では31.6万枚を売り上げてオリコン週間1位となり、デビューシングルの初週売上ではKAT-TUN、嵐に次ぐ歴代3位だった。翌2012年1月には日本ゴールドディスク大賞のニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽)を受ける。
デビューから18日で、東京ドームで初の単独公演
CDデビューから東京ドーム公演までの最速は、それまでタッキー&翼とHey! Say! JUMPの38日だった。日刊スポーツは、結成からデビューまでジャニーズ最長の7年をかけ、タッキー&翼、嵐、KAT-TUNらのバックで経験を積んだ下積みが評価されたと伝えている。
北山宏光1つの夢を記録とともにかなえられることをうれしく思います 出典
冠番組と舞祭組、4大ドームツアーの記録
平成24〜
『SHE! HER! HER!』でデビューから3作連続の首位
メンバーが女装で出演したグリコのガム、Watering KISSMINTのCMソング。初週19.3万枚でオリコン週間1位となり、デビュー作から3作続けての首位は、男性アーティストではHey! Say! JUMP以来3年8か月ぶりだった。28日には初めてのアルバム『Kis-My-1st』を出す。
冠番組『キスマイBUSAIKU!?』がレギュラー放送に
前年の夏から単発で5回放送されたフジテレビの冠番組が、レギュラー番組になる。メンバーが“真のカッコいい男”を目指す内容で、2014年4月に放送時間帯が移って全国同時ネットになり、2015年4月からは月曜午後11時の枠で放送された。2017年10月に『キスマイ超BUSAIKU!?』へ改題している。
4人のユニット舞祭組が誕生
『キスマイBUSAIKU!?』の放送で、千賀・宮田・横尾・二階堂の4人によるユニット舞祭組(ぶさいく)の結成が発表された。中居正広がプロデュースし、12月13日にデビューシングル『棚からぼたもち』を出す。
デビュー2年11か月で4大ドームツアー
7月2日に出した3作目のアルバム『Kis-My-Journey』を携え、11月9日まで名古屋・大阪・福岡・東京の4大ドームを回る。デビューから2年11か月での4大ドームツアーは男性アーティスト史上最速で、それまではGLAYの4年9カ月が最速だった。
ツアー動員が200万人に、ジャニーズ事務所で最速
5作目のアルバム『I SCREAM』を携えた4大ドームツアー。その東京ドーム公演で、デビュー後のツアー動員が200万人を超えた。事務所の中で最速の到達となる。この日は20メートルの高さから降りるワイヤーアクションや、通称「キスマイジェット」を使った光と水の演出を見せた。
初の5大ドームツアーで、総動員300万人を突破
アルバム『Yummy!!』を携えて5月5日から回った初の5大ドームツアーを、ジャニーズ初となるメットライフドーム公演で締めくくった。5都市13公演で57万4000人を動員し、デビュー以降のツアー動員は300万人を超える。12月には追加公演も開き、この年のライブ総動員は自己最多の77.4万人になった。
北山宏光想像もつかないことをやってくれるのが、このグループの良さだと思っています。この7人だったら、0から1を作れると確信しました。 出典
紅白に初めて立ち、デビュー10周年を迎える
令和元〜
— 『第70回NHK紅白歌合戦』に初出場
11月14日に出場が決まり、同じ月に出したシングル『Edge of Days』で、デビュー曲からのシングル連続1位を25作とした。NEWS、Hey! Say! JUMPと並ぶ歴代3位タイの記録になる。デビュー8年目で迎えた本番では光るローラースケートを履き、デビュー曲『Everybody Go』を歌った。
北山宏光何者でもない男の子たちがここまできて、ワンチームを作ってくれたということで、僕たちにしかできない音楽とパフォーマンスをしたい 出典
oricon.co.jp×3
東京ドームから無観客の生配信ライブ
アルバム『To-y2』を携えて4月から回る予定だった5大ドームツアーは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で全公演が中止になっていた。10月3・4日、東京ドームで初となる無観客の生配信ライブを開く。事前に募った合唱動画をメインステージのモニターに映し、メンバーとファンの大合唱を実現した。2020年の『第71回NHK紅白歌合戦』にも続けて出場し、『We never give up!』を披露している。
デビュー10周年、ベストアルバムと初のサブスク配信
デビュー記念日にベストアルバム『BEST of Kis-My-Ft2』を出し、全シングルとアルバム収録曲の計66曲をLINE MUSICで期間限定で配信する。楽曲のストリーミング配信はこれが初めて。9月にはテレビ番組で、デビューは当初横尾と二階堂を除く5人で考えられていたと明かし、横尾は「残れたのは、藤ヶ谷と北山(宏光)がジャニー(喜多川)さんに言ってくれたんです」と話した。
新レーベルMENT RECORDINGに移る
ジャニーズ事務所とエイベックス・エンタテインメントが組んで設立したレーベルに、Snow Manとともに所属した。同じ日から、5年ぶりのアリーナツアー『Kis-My-Ftに逢えるde Show 2022』を始める。
6人で続けると決め、15周年のドームへ
令和5〜
横尾渉が結婚、メンバーで初めて
年下の一般女性との結婚を、ジャニーズ事務所が公式サイトで発表した。グループのメンバーの結婚は初めて。横尾はファンクラブのサイトで「これからも日々精進してまいります」とつづった。
— 北山宏光が卒業し、6人体制に
6月7日、北山が8月31日でグループを卒業し、ジャニーズ事務所も退所すると発表した。「第2の人生」を歩むための決断だった。藤ヶ谷は6月17日のラジオで、メンバーと話してグループを閉じることも考えたが、「行けるところまで行ってみたい」という声が上がり、6人で続けると決めたと明かした。8月3日には7人で最後の楽曲『ともに』を出す。10月5日からは、6人で初めての全国ツアーを始めた。
藤ヶ谷太輔7人で Kis-My-Ft2 という思いは強いから、他のメンバーとも話して、もう閉じるかと、グループを。7人で Kis-My-Ft2 だから 出典
元メンバーの飯田恭平が、脱退の理由を証言
結成時のメンバーだった飯田恭平がTBSの取材に初めて応じ、ジャニー喜多川から約5年間にわたって繰り返し性加害を受けたと証言した。脱退の理由は学業ではなく、その被害だったと語っている。
6人で初のドームツアー『Synopsis』
2月15日、6人で初めての全国ツアーを全国8都市26公演・26.5万人の動員で終え、その場でアルバムと東京・名古屋・大阪の3大ドーム公演を発表した。5月8日に10作目のアルバム『Synopsis』を出し、6月8日の京セラドーム大阪から9月8日の名古屋公演まで3大ドームを回る。
二階堂高嗣今の6人だったら、7人の時にできなかったことができる 出典
二階堂高嗣が活動を再開
前年、二階堂はドームツアーの最終公演を欠席し、9月15日に体調不良で医師から治療に専念するよう指導を受け、当分の間活動を休むと発表していた。1月8日発売のシングル『Curtain call』は5人体制で出す。10日に活動再開を発表し、家族や関係者、メンバーの支えで心身ともに回復したと報告した。
全372曲がサブスクで配信される
3月24日に公式TikTokを開設し、31日にはKis-My-Ft2の355曲と舞祭組の17曲、計372曲の配信が各サブスクリプションサービスで始まった。デビュー前の楽曲やメンバーのソロ曲、ユニット曲も含む。
「茶封筒の日」に15周年の幕開け
デビュー発表の日を記念して公式YouTubeで生配信を行い、2026年は毎月新曲を出すこと、PARCOでの衣装展示、アリーナツアーの開催など6つの情報を発表した。同じ日に配信を始めた新曲『UNISON』は、これまでのKis-My-Ft2の楽曲名を歌詞に織り込んでいる。
15年分の衣装を並べた衣装展を開く
池袋PARCOで15年間の衣装48点を前期・後期に分けて展示し、札幌・仙台・福岡・心斎橋・名古屋のPARCOも巡回する。ステージ衣装は2018年以降、玉森が監修している。展示に合わせた新曲『Couture』を5月26日に配信した。
デビュー15周年の当日、横浜アリーナで公演
6月20日からの全国アリーナツアー『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2026 fan IS・・・・・・』の横浜アリーナ公演をデビュー記念日に開き、U-NEXTで生配信した。同じ日、2010年に初めての着うたフルとして出した『FIRE BEAT』『祈り』を今の声で録り直し、15th ver.として配信した。公演の最後には、東京ドームと京セラドーム大阪でのドームツアーの開催が発表された。
アルバム『Kis SCENE』とドームツアーの日程を発表
9月20日のアリーナツアー最終公演で、10月28日発売の12作目のアルバム『Kis SCENE』と、ドームツアーの日程を発表した。アルバムには、宮田が主人公の声を担うアニメ『カードファイト!! ヴァンガード Divinez 運命星戦編』のテーマソングで、宮田が作詞した『Escape』(9月28日配信)も入る。ドームツアーは2026年12月25・26日に京セラドーム大阪、2027年2月21〜23日に東京ドーム。