★ STAR TIMELINE

上田 綺世

うえだ あやせ

上田 綺世

鹿島ユース昇格を逃した小さな少年が、大学から異例の電撃プロ入りを経て海を渡り、日本人史上初のエールディヴィジ得点王に輝いたストライカー。

平成10年 茨城生まれ ・ 1998–

所属フェイエノールト ・ ポジションフォワード ・ 主要所属クラブ鹿島アントラーズ→セルクル・ブルージュ→フェイエノールト ・ 主な記録エールディヴィジ得点王

近況
2026(令和8)

得点王・W杯での活躍を経て、今夏の移籍が焦点に

エールディヴィジ得点王とW杯での活躍を受け、プレミアリーグ勢(ブライトン、リーズ、アストンビラなど)やミラン、レアル・マドリードが関心を示していると報じられている。フェイエノールトは高額の移籍金を求めて強気の姿勢を崩しておらず、契約は2028年6月まで残る中、7月時点で移籍先は未定のままとなっている。

1998(平成10) 茨城県水戸市に生まれる2004(平成16) 父の姿に憧れ、サッカーを始める2011(平成23) 中学進学、鹿島アントラーズノルテに在籍2014(平成26) ユース昇格を逃し、鹿島学園高校へ進学2017(平成29) 高校サッカー選手権で2得点2017(平成29) スポーツ推薦で法政大学に進学2018(平成30) 2年次、全日本大学サッカー選手権大会で優勝に貢献2019(令和1) 鹿島アントラーズの特別指定選手に2019(令和1) 大学生のまま日本代表初選出2019(令和1) ユニバーシアードでハットトリック、優勝に貢献2019(令和1) 大学サッカー部を離れ、鹿島アントラーズへ電撃加入鹿島へ加入2019(令和1) J1リーグ初出場2019(令和1) プロ初ゴール2019(令和1) リーグ戦初先発で2得点2020(令和2) リーグ戦で得点を量産2021(令和3) 東京オリンピック代表に選出2022(令和4) モデルの由布菜月さんと結婚2022(令和4) ベルギー1部セルクル・ブルージュへ完全移籍海外挑戦2022(令和4) ベルギーデビュー2022(令和4) 新天地で初ゴール2022(令和4) 初めてのワールドカップ、出場は前半のみ2023(令和5) リーグ戦3戦連発で今季10点目2023(令和5) 日本代表で初ゴール2023(令和5) オランダ1部フェイエノールトへ完全移籍フェイエノールト移籍2023(令和5) フェイエノールトで初ゴール2023(令和5) W杯予選ミャンマー戦で代表初ハットトリック2024(令和6) アジアカップでチーム最多の4得点も、ベスト8で敗退2024(令和6) チャンピオンズリーグ初ゴール2025(令和7) 開幕3戦連発の好スタート2025(令和7) ブラジル戦で逆転ゴール、悲願の初勝利に貢献2025(令和7) 日本人選手史上初のエールディヴィジ・ハットトリックハットトリック2025(令和7) 1試合4得点、オランダでの日本人最多得点記録を更新2026(令和8) 第一子となる女児が誕生2026(令和8) 2026年W杯代表メンバーに選出2026(令和8) 日本人選手史上初のエールディヴィジ得点王に2026(令和8) W杯2026開幕、オランダ相手に2度追いつく大混戦2026(令和8) チュニジア戦で2得点1アシスト、日本代表史上初のW杯複数得点W杯2得点2026(令和8) グループF最終戦はスウェーデンと引き分け、2位で決勝トーナメント進出2026(令和8) 決勝トーナメント1回戦でブラジルに逆転負け、大会をベスト32で終える2026(令和8) 得点王・W杯での活躍を経て、今夏の移籍が焦点に平成令和
誕生 1998現在
中学時代、体格の小ささから鹿島アントラーズのユースチームへの昇格を逃すという挫折を味わった。回り道をして高校・大学へ進んだのち、大学在学中に日本代表入りを果たし、卒業を待たずに鹿島アントラーズへ電撃加入。その後はベルギー、オランダへと舞台を移し、2025-26シーズンにはエールディヴィジで日本人選手史上初の得点王に輝いた。2026年のワールドカップでもチュニジア戦で日本代表史に残る1試合2得点を記録して活躍したが、決勝トーナメント1回戦でブラジルに惜敗しベスト32で大会を終えた。その活躍を受け、今夏は複数の欧州名門クラブが移籍に興味を示している。

歩み

生い立ちと挫折

平成10〜

平成
1998平成108月
満0歳

茨城県水戸市に生まれる

社会人サッカーチームでFWをしていた父のもとに生まれる。

2004平成16
満6歳

父の姿に憧れ、サッカーを始める

幼稚園の頃、目の前の試合で父がゴールを重ねて逆転勝利を導いた姿に憧れ、地元の吉田ヶ丘サッカースポーツ少年団でボールを蹴り始めた。

2011平成234月
満12歳

中学進学、鹿島アントラーズノルテに在籍

水戸市立第四中学校に進学。並行して鹿島アントラーズの下部組織「鹿島アントラーズノルテ」に在籍し、トップ昇格を夢見た。

2014平成264月
満15歳

ユース昇格を逃し、鹿島学園高校へ進学

身長が170cm程度と体格が未熟だったことから鹿島アントラーズユースへは昇格できず、鹿島学園高校に進学。回り道からの再出発となった。

大学から鹿島への異例の道

平成29〜

2017平成291月
満18歳

高校サッカー選手権で2得点

第95回全国高校サッカー選手権大会にFWとして出場し、2得点を記録した。

2017平成294月
満18歳

スポーツ推薦で法政大学に進学

法政大学体育会サッカー部に入部。1年次から出場機会を得る。

2018平成3012月
満20歳

2年次、全日本大学サッカー選手権大会で優勝に貢献

大学2年次にチームの全国制覇に貢献。クラブ間の争奪戦の末、鹿島アントラーズへの加入が内定する(当初は卒業後の2021年シーズンからの加入予定だった)。

令和 2019
2019令和12月
満20歳

鹿島アントラーズの特別指定選手に

大学に在籍したまま、2月から7月まで鹿島アントラーズの特別指定選手としてプレー。

2019令和15月
満20歳日本代表

大学生のまま日本代表初選出

コパ・アメリカ2019に臨む日本代表メンバーに選出される。大学在学中の日本代表選出は極めて稀な出来事で、注目を集めた。

2019令和17月
満20歳

ユニバーシアードでハットトリック、優勝に貢献

ナポリ・ユニバーシアードの決勝でブラジルを相手にハットトリックを記録し、日本の金メダル獲得に貢献した。

2019令和17月
満20歳プロ入り

— 大学サッカー部を離れ、鹿島アントラーズへ電撃加入

法政大学体育会サッカー部を離れ、当初予定より前倒しで鹿島アントラーズとプロ契約を結んだことを発表。本人は「コパの結果がきっかけになったわけではない」と語っている。この異例の早期プロ入りが、以後のJ1定着から海外移籍へと続く飛躍の足がかりとなった。

2019令和17月
満20歳

J1リーグ初出場

浦和レッズ戦で途中出場し、J1リーグデビューを果たす。

2019令和18月
満20歳

プロ初ゴール

横浜F・マリノス戦で途中出場から初ゴールを記録。

2019令和19月
満21歳

リーグ戦初先発で2得点

清水エスパルス戦で初めて先発出場し、2得点を記録した。

鹿島での飛躍

令和2〜

2020令和27月・11月
満22歳

リーグ戦で得点を量産

7月18日の横浜F・マリノス戦、11月29日の浦和レッズ戦でそれぞれ2得点を記録するなど、鹿島の主力FWとして得点感覚を発揮した。

2021令和36月
満22歳

東京オリンピック代表に選出

東京オリンピック・サッカー競技の日本代表(U-24)に選出され、7月の大会に出場(6試合出場)。チームは準決勝でスペインに延長戦で敗れ、4位に終わった。

海外への挑戦 ―― ベルギーからオランダへ

令和4〜

2022令和42月
満23歳私生活

モデルの由布菜月さんと結婚

自身のSNSで結婚を発表した。

2022令和47月
満23歳

ベルギー1部セルクル・ブルージュへ完全移籍

鹿島での3年(通算86試合38得点)を経て、海外移籍を決断。ベルギー1部セルクル・ブルージュへの完全移籍が発表された。海外での経験を積む第一歩となり、以後のオランダでの飛躍へつながる移籍だった。

2022令和47月
満23歳

ベルギーデビュー

KVCウェステルロー戦に先発フル出場し、献身的なプレーを見せた。

2022令和48月
満23歳

新天地で初ゴール

ズルテ・ワレヘム戦で移籍後初ゴールを記録。

2022令和411月
満24歳

初めてのワールドカップ、出場は前半のみ

カタールワールドカップの日本代表に選出される。グループステージ第2戦のコスタリカ戦に先発したが、前半のみで途中交代。チームは0-1で敗れたが、最終的にグループ首位で決勝トーナメントに進出した。

本人活躍できる力がなかった。やっぱりまだ日本に貢献できる選手じゃないなと思いました。

2023令和52月
満24歳

リーグ戦3戦連発で今季10点目

セルクル・ブルージュでリーグ戦3試合連続ゴールを記録し、今季10点目に到達。

2023令和56月
満24歳日本代表

日本代表で初ゴール

キリンチャレンジカップのエルサルバドル戦(6-0で勝利)で、自身15試合目にしてPKを決め、代表初ゴールを記録した。

2023令和58月
満24歳

オランダ1部フェイエノールトへ完全移籍

セルクル・ブルージュでの1年1ヶ月(40試合22得点)を経て、エールディヴィジの名門フェイエノールトへ完全移籍。契約期間は2028年6月30日までの長期契約だった。名門クラブへのステップアップとなり、後の得点王獲得へとつながる移籍だった。

2023令和59月
満25歳

フェイエノールトで初ゴール

FCユトレヒト戦で移籍後初ゴールを記録。同シーズンは絶対的エースのサンティアゴ・ヒメネスの陰で出場機会が限られたが、シーズン終盤のヒメネス離脱を機にチャンスを得て、3試合連続得点を含む活躍を見せた。

2023令和511月
満25歳日本代表

W杯予選ミャンマー戦で代表初ハットトリック

2026年W杯アジア2次予選のミャンマー戦(5得点で快勝)で代表初のハットトリックを記録。この年、上田は日本代表で最多となる7得点を挙げ、以後1トップのレギュラーとして定着していく足がかりとなった。

本人僕の軸として、環境を選ばずどんな条件でも関係なく点を取る選手が一番いいFWだという考えがある。

2024令和61月
満25歳日本代表

アジアカップでチーム最多の4得点も、ベスト8で敗退

AFCアジアカップ2023(カタール開催)でチーム最多となる4得点を記録。グループステージ第3節のインドネシア戦では2得点を含む全3得点に絡む活躍を見せたが、チームは準々決勝でイランに敗れた。

2024令和610月
満26歳

チャンピオンズリーグ初ゴール

リーグフェーズのベンフィカ戦でCL初ゴールを記録。公式戦3戦連発での一発で、日本人史上14人目のCL得点者となった。

得点王、そして日本代表の核へ

令和7〜

2025令和78月
満27歳

開幕3戦連発の好スタート

2025-26シーズン、エールディヴィジ開幕から3試合連続で得点を記録する好調なスタートを切った。

2025令和710月
満27歳日本代表

ブラジル戦で逆転ゴール、悲願の初勝利に貢献

10月のキリンチャレンジカップ、ブラジル戦で逆転ゴールを決め、これまで勝利したことのなかったブラジル相手の歴史的勝利に貢献した。この招集から、背番号を9番から鹿島時代の18番に変更。元ドイツ代表ユルゲン・クリンスマンが好きで18番を付けていた父に憧れ、そのマネをして18番を選んだ、本人からのリクエストだった。

2025令和710月
満27歳

日本人選手史上初のエールディヴィジ・ハットトリック

第9節ヘラクレス・アルメロ戦で日本人選手史上初のエールディヴィジ・ハットトリックを記録し、同時にクラブ通算5000ゴール目を達成。この勢いで10月22日にチーム月間MVP(9月度)に選出され、11月1日にはリーグ月間MVP(10月度)にも初選出された。

2025令和712月
満27歳

1試合4得点、オランダでの日本人最多得点記録を更新

第15節PECズヴォレ戦でハットトリックを含む1試合4得点とPK奪取を記録。リーグ戦15試合で18得点というオランダにおける日本人選手最多得点記録を更新し、翌年の得点王獲得につながる勢いを掴んだ。

2026令和84月
満27歳私生活

第一子となる女児が誕生

自身のInstagramを更新し、第一子となる女児が誕生したことを発表した。

2026令和85月
満27歳日本代表

2026年W杯代表メンバーに選出

5月15日、2026 FIFAワールドカップに臨む日本代表メンバーに選出された。

2026令和85月
満27歳

日本人選手史上初のエールディヴィジ得点王に

2025-26シーズンを25得点で終え、日本人選手史上初のエールディヴィジ得点王に輝いた。シーズン25得点はエールディヴィジにおける日本人選手の1シーズン最多得点記録。この得点王獲得が、欧州名門クラブから移籍の関心を集める大きなきっかけとなった。

2026令和86月
満27歳日本代表

W杯2026開幕、オランダ相手に2度追いつく大混戦

6月15日、グループステージ第1節のオランダ戦に1トップで先発。チームは2度先行されながらも中村敬斗と鎌田大地のゴールで追いつき、2-2の引き分けで大会を発進した。上田は83分に途中交代した。

2026令和86月
満27歳

チュニジア戦で2得点1アシスト、日本代表史上初のW杯複数得点

6月21日、W杯通算1000試合目となったグループステージ第2節のチュニジア戦で前半に自身初のW杯得点、後半にも得点を加えて日本代表史上初のW杯1試合複数得点を記録。1アシストも記録し、マン・オブ・ザ・マッチに選出された。日本はW杯における日本代表歴代最多となる得点差(4-0)での勝利を収めた。

2026令和86月
満27歳

グループF最終戦はスウェーデンと引き分け、2位で決勝トーナメント進出

6月26日のスウェーデン戦は前田大然の先制ゴールをアンソニー・エランガに追いつかれ1-1で引き分け。1勝2分の勝ち点5でグループFを2位通過し、3大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。

2026令和86月
満27歳日本代表

決勝トーナメント1回戦でブラジルに逆転負け、大会をベスト32で終える

6月30日、ラウンド32でグループC首位のブラジルと対戦。佐野海舟のゴールで先制するも後半に追いつかれ、終了間際に決勝点を許し1-2で敗れた。大会を通じてチームのエースとして前線を牽引した上田は「いつかダークホースではなく優勝候補と言えるような国になれると思う」と日本の成長を語った。決勝トーナメント敗退という結果にもかかわらず、大会を通じたエースとしての活躍はエールディヴィジ得点王の実績と合わせて評価され、この夏プレミアリーグ勢やミラン、レアル・マドリードなど欧州名門クラブが移籍に関心を示す一因となった。

本人いつかダークホースではなく優勝候補と言えるような国になれると思う

2026令和87月
満27歳近況

得点王・W杯での活躍を経て、今夏の移籍が焦点に

エールディヴィジ得点王とW杯での活躍を受け、プレミアリーグ勢(ブライトン、リーズ、アストンビラなど)やミラン、レアル・マドリードが関心を示していると報じられている。フェイエノールトは高額の移籍金を求めて強気の姿勢を崩しておらず、契約は2028年6月まで残る中、7月時点で移籍先は未定のままとなっている。

同じ分野の人物