生い立ちと東宝シンデレラ
平成12〜
石川県に生まれる
本名の「浜辺美波」がそのまま芸名になった。
「東宝シンデレラ」オーディションでニュージェネレーション賞
5年ぶりに開催され過去最多の応募総数4万4120人が集まった第7回東宝シンデレラオーディションに、母親とともに応募。グランプリの7代目シンデレラは上白石萌歌が獲得し、浜辺はこの年新設された「ニュージェネレーション賞」を受賞した。
本人『絶対にこのままじゃ嫌』だとか、向上心はすごく高いので、『もっと頑張るんだ』みたいなのは、劣等感から生まれているものでもあると思う。 出典
映画『アリと恋文』で主演し女優デビュー
東宝配給の短編「空色物語」の一作で主演を務め、本格的な女優としての一歩を踏み出した。以降は子役として映画・ドラマに出演を重ねていく。
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』でヒロイン・めんまを演じる
人気アニメの実写化スペシャルドラマで、幽霊の少女・本間芽衣子(めんま)役を熱演し、演技力が広く注目されるきっかけとなった。
テレビドラマ『咲-Saki-』に主演
人気麻雀漫画の実写ドラマ化作品で主人公・宮永咲を演じ、連続ドラマ初主演を果たした。
『君の膵臓をたべたい』で全国区へ
平成29〜
— 映画『君の膵臓をたべたい』でヒロイン・山内桜良を熱演
難病を抱える同級生を演じ、大ヒットを記録。この演技が高く評価され、複数の映画賞新人賞を総なめにした。子役期から積み上げてきた実績が、ここで一気に全国的な知名度へと結びついた転機となった。
映画『亜人』に出演
同時期に公開作が続き、映画俳優としての存在感を高めていった。
第41回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞
『君の膵臓をたべたい』での演技が評価され、日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。実力派としての評価が定まった。
ラジオ初のレギュラー番組『真夜中のシンデレラ』開始
ニッポン放送で週4回放送のパーソナリティを担当し、俳優業以外のメディア出演も広げていった(番組は2019年12月まで放送)。
堀越高等学校を卒業し、女優業に専念
高校卒業後は大学進学をせず、女優一本に軸足を定めた。同年5月には主演を務めた『映画 賭ケグルイ』(テレビドラマ版に続く劇場版)が公開された。
主演・W主演の時代
令和2〜
『私たちはどうかしている』で横浜流星とW主演
和菓子屋を舞台にした連続ドラマでW主演を務め、主演俳優としての手応えをつかんでいった。
第45回エランドール賞 新人賞を受賞
映画・テレビ両方での活躍が評価され、映画人が選ぶエランドール賞の新人賞に選ばれた。
20歳の節目に写真集『20』を発売
節目の年を記念した写真集を刊行し、女優としてだけでなく被写体としての魅力も発信した。
『ドクター・ホワイト』でフジテレビ系ドラマ初主演
月10枠でプライムタイム連続ドラマの単独主演を初めて務め、謎めいた白衣の美少女・雪村白夜を演じた。
朝ドラヒロインから日本アカデミー賞W受賞へ
令和5〜
— NHK連続テレビ小説『らんまん』でヒロイン・寿恵子を演じる
植物学者をモデルにした作品でヒロインの西村(槙野)寿恵子を演じ、半年間にわたり物語の中心を担った。この起用は女優としての格を一段引き上げる転機となり、翌年の橋田賞新人賞にもつながった。
『第74回NHK紅白歌合戦』で総合司会を務める
有吉弘行、橋本環奈、高瀬耕造アナウンサーとともに紅白の総合司会に抜擢された。
— 第47回日本アカデミー賞で優秀主演女優賞・優秀助演女優賞をW受賞
『ゴジラ-1.0』で優秀主演女優賞、『シン・仮面ライダー』で優秀助演女優賞を同時受賞。同じ発表で主演・助演の両部門にノミネート・受賞するのは異例で、演技の幅の広さが正面から評価された瞬間となった。同年5月には『らんまん』での演技に第32回橋田賞新人賞も贈られた。
映画『六人の嘘つきな大学生』で若手アンサンブルの座長に
赤楚衛二、佐野勇斗ら同世代の人気俳優が集うミステリー群像劇で主演格を務め、キャリアの厚みを増した。
大河ドラマ初出演、そして現在
令和7〜
三谷幸喜脚本ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』に出演
菅田将暉主演、二階堂ふみ・神木隆之介との共演で、三谷幸喜が手がける半自伝的な群像劇に参加した。
— 大河ドラマ『豊臣兄弟!』で寧々役、大河初出演
NHK大河ドラマ第65作、豊臣秀長(仲野太賀)を主人公にした物語で、豊臣秀吉(池松壮亮)の正妻・寧々を演じる。歴代の名だたる俳優が演じてきた役どころであり、朝ドラに続いてNHKの看板枠を任される存在となった。
映画『ほどなく、お別れです』で主演
葬儀会社でインターンとして働くヒロイン・清水美空を演じ、目黒蓮と初共演。三木孝浩監督とは『思い、思われ、ふり、ふられ』以来のタッグとなった。
本人演技以外で“死”というものに、しっかりと向き合ったことがなく、オファーをいただいた際は演じられるか少し不安もありました。 出典
Mrs. GREEN APPLEとファンケル「FANCL SKIN PATCH」のイメージキャラクターに就任
肌測定サービスの新TVCMに出演し、俳優業以外の企業広告でも顔となった。
映画『ゴジラ-0.0』に続投
『ゴジラ-1.0』の2年後、1949年の日本を描く正統続編に神木隆之介とともに続投し、典子役を演じる。
大河ドラマ主演級の役を務めながら、映画・ドラマで活躍を続ける
『豊臣兄弟!』での大河出演を継続しつつ、映画・ドラマ双方で主演級の起用が続いている。