生い立ちと上京
平成5〜
兵庫県伊丹市に生まれる
のちに女優・タレントとなる姉・有村藍里のもとに育つ。本名は芸名と一字違いの「有村架澄」。
阪神・淡路大震災に被災
1歳のとき、伊丹市の自宅で震災に遭い、倒れたタンスの下敷きになるも家族に救い出され無事だった。
中学3年で女優を志す
伊丹市立西中学校3年の頃、ドラマを観ながら「自分ならこう演じる」と自然に考えている自分に気づき、女優の道を志す。同世代の女優たちの活躍にも刺激を受けた。
本人気づけば、登場人物の演じ方を頭の中で考えていた。
高校在学中、フラームのオーディションに合格
兵庫県立伊丹西高校に通いながら芸能事務所フラームのオーディションを受け、合格する。
— 親元を離れ、単身上京
新聞の新春企画が芸能界初仕事となり、17歳で親元を離れて上京。5月にはドラマ『ハガネの女』で映像デビューを果たす。
本人覚悟を決めて、一人で東京へ向かった。
映画『阪急電車』などに出演
地元・関西を舞台にした作品にも出演しながら、少しずつ場数を重ねていく下積みの日々を送る。
「覚悟が足りない」――転機の一言
上京2年目、知人のカメラマンに「覚悟が足りないんじゃないの?」と言われ図星を突かれる。20歳の区切りに何かを変えねば、と決意を新たにした。
本人誰も見たことのない姿を見せたい、と思い直した。
ブレイク ―― あまちゃんからビリギャルへ
平成25〜
— 連続テレビ小説『あまちゃん』で注目される
小泉今日子が演じる主人公の母の若き日を演じ、出番は多くないながら鮮烈な印象を残す。社会現象となった朝ドラとともに一気に知名度を高めた。
世間「あの若い頃の母役は誰だ」と茶の間の話題をさらった。
出身地・伊丹市の大使に任命
故郷からの期待も高まり、伊丹市大使に任命される。
『失恋ショコラティエ』など話題作に続々出演
ブレイク後は人気ドラマへの出演が相次ぎ、若手実力派として存在感を広げていく。
— 『ストロボ・エッジ』『映画 ビリギャル』で主演
学年ビリのギャルが慶應大学を目指す実話『映画 ビリギャル』で金髪ギャルを熱演し大きな話題に。同年、地上波・連続ドラマでも初主演を果たす。
世間ギャル姿の振り幅に「こんな顔も持っていたのか」と驚きが広がった。
▷ 観る日本アカデミー賞 新人俳優賞ほかを受賞
『映画 ビリギャル』で第39回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞・新人俳優賞、『ストロボ・エッジ』等でブルーリボン賞主演女優賞に。月9『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』にも主演した。
NHK紅白歌合戦の紅組司会に
第67回NHK紅白歌合戦で紅組司会を務め、初の司会業に挑む。翌年の第68回でも続投した。
国民的女優へ
平成29〜
— 連続テレビ小説『ひよっこ』ヒロインに
脚本家・岡田惠和の強い要望でオーディションなしに主演が決定。集団就職で上京する谷田部みね子を半年間にわたり演じ、朝ドラのヒロインとして国民的な顔となった。
世間毎朝みね子の笑顔に励まされた、という声が全国から寄せられた。
▷ 観る『中学聖日記』で難役に挑む
教師と生徒の許されぬ感情を描く話題作で主演。デリケートな題材を繊細な演技で受け止めた。
『太陽の子』『姉ちゃんの恋人』
戦時下の原子物理学者たちを描いたNHK特集ドラマ『太陽の子』に出演。秋には『姉ちゃんの恋人』で主演を務めた。
映画『花束みたいな恋をした』が大ヒット
菅田将暉と共演した恋愛映画が社会現象的なヒットに。ドラマ『コントが始まる』の好演とあわせ、日経トレンディ「2021年 今年の顔」に選ばれた。
演技派として、そして現在
令和4〜
— 日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞
『花束みたいな恋をした』の演技で第45回日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞を受賞。同年は主演ドラマ『石子と羽男』、映画『月の満ち欠け』『前科者』と活躍が続いた。
世間等身大の役から重厚な役まで、演技の幅に高い評価が集まった。
NHK大河ドラマ『どうする家康』に初出演
徳川家康の正室・築山殿(瀬名)を演じ、大河ドラマ初出演。悲劇を背負う女性を情感豊かに描き、新たな代表作に加えた。
『海のはじまり』『さよならのつづき』
フジテレビの連続ドラマ『海のはじまり』に出演するほか、Netflix作品『さよならのつづき』で主演を務め、配信の場でも存在感を示した。
映画『ブラック・ショーマン』など話題作に出演
話題の映像化作品に出演を重ね、女優としての評価をさらに確かなものにした。
日曜劇場『GIFT』に出演
堤真一主演、車いすラグビーを題材にしたTBS日曜劇場『GIFT』に雑誌記者役で参加。社会派の群像劇で物語に厚みを添えた。
— 主演映画『マジカル・シークレット・ツアー』公開
2017年に空港で実際に起きた主婦らによる金密輸事件に着想を得たオリジナル作。金塊の密輸に手を染める主婦を演じ、これまでの清新なイメージを覆す“危うい”役どころに挑んだ。
世間「こんな有村架純は観たことがない」と振り幅が大きな話題になった。
主演映画の公開で各地のイベントへ
『マジカル・シークレット・ツアー』の公開にあわせ、舞台となった中部国際空港セントレアでの記念イベントなどに登壇。直筆サイン入りポスターの展示も行われるなど、最新主演作のプロモーションの渦中にある。