我孫子の少年、飛び級でプロへ
平成12〜
千葉県我孫子市に生まれる
小学校低学年で地元の高野山サッカースポーツ少年団でサッカーを始め、柏レイソルジュニアなどを経て、再び地元のチームに戻った。
個の力を重視する三菱養和SCへ
中学進学とともに三菱養和SCジュニアユースに所属。組織より個人技を重んじる指導のもとでドリブルを磨いた。
高校2年で飛び級、ガンバ大阪と仮契約
通信制の向陽台高等学校在学中の高校2年生ながら複数クラブから注目され、2018シーズンからのガンバ大阪加入が発表された。
ガンバ大阪から欧州武者修行へ
平成30〜
— J1開幕戦で途中出場デビュー
名古屋グランパス戦で途中出場しJリーグデビュー。同年11月にはJ1リーグ初得点も記録し、ガンバのアカデミー出身として頭角を現した。
天皇杯でプロ入り初ハットトリック
天皇杯2回戦のカマタマーレ讃岐戦で3得点。同年のルヴァンカップではニューヒーロー賞にも選出され、将来を嘱望される存在となった。
オランダ・FCトゥウェンテへ期限付き移籍
開幕戦でスタメン出場し開始8分でゴールを決める衝撃デビュー。前季2部優勝の昇格組を相手にPSVアイントホーフェンと引き分ける活躍を見せた。
ベルギー・シント=トロイデンVVへ期限付き移籍
新型コロナウイルスの影響でオランダでの契約継続が流動化する中、ベルギー1部クラブへ活躍の場を移した。
オーストリア2部FCジュニアーズOÖへ期限付き移籍
LASKリンツのセカンドチームで出場機会を積み重ね、同年夏の完全移籍への足がかりとした。
LASKで飛躍、日本代表デビュー
令和3〜
オーストリア1部LASKリンツへ完全移籍
同年11月にリーグ戦初ゴール。翌2022年7月の開幕戦で1得点1アシストを記録するなど得点力の高いウイングとして存在感を増し、同年8月にはクラブと契約を延長した。
— 日本代表初選出、ウルグアイ戦でA代表デビュー
キリンチャレンジカップのメンバーに初選出され、3月24日のウルグアイ戦で途中出場しA代表デビュー。6月15日のエルサルバドル戦では代表初得点を挙げた。
世間代表デビューからわずか数試合で結果を残し、一気に注目選手に躍り出た。
フランスへ、そしてW杯へ
令和5〜
フランス1部スタッド・ランスへ完全移籍
開幕戦のオリンピック・マルセイユ戦で途中出場しリーグ・アンデビュー。9月には初得点を挙げ、新天地でも着実にステップアップを重ねた。
アジアカップ2023でベトナム戦ゴール、日本はベスト8敗退
カタール開催のAFCアジアカップ2023(2024年1月開催)でグループステージ初戦のベトナム戦に得点し、代表デビューから6試合6得点というハイペースを記録(1970年の上田忠彦以来54年ぶり)。日本は準々決勝でイランに終盤の逆転を許しベスト8で大会を去った。
ランスが昇降格プレーオフで敗れリーグ・ドゥへ降格
所属するスタッド・ランスが昇降格プレーオフでメスに敗れ、7年ぶりに2部リーグへ降格。中村自身はチームの主力として戦い続けた。
— 国際親善試合でブラジルに歴史的初勝利、同点ボレーで貢献
キリンチャレンジカップ2025のブラジル戦で、後半に逆サイドから走り込んで右足ボレーを決め同点に貢献。日本は後半3得点で逆転し、A代表史上初めてブラジルに勝利した。
リーグ・ドゥで最終節に4得点、シーズン14得点
2025-26シーズン、リーグ・ドゥの最終節で4ゴールを記録しシーズン通算14得点。ただし他会場の結果により昇格プレーオフ進出を逃し、ランスは1年でのリーグ・アン復帰を果たせなかった。
— W杯初出場のオランダ戦でW杯初ゴール、4試合に先発
北中米W杯グループF初戦のオランダ戦に先発し、後半に大会初ゴールを記録(2-2)。第2戦チュニジア戦(4-0)ではアシストを記録し、第3戦スウェーデン戦(1-1)を経て日本はグループ2位で決勝トーナメント進出。日本時間6月30日のラウンド32ではブラジルに1-2で逆転負けし、大会を終えた。
世間「狙い通りのゴール」——W杯初陣での一撃は大きな自信になった。
W杯の活躍で欧州複数クラブが移籍に興味
W杯での活躍を受け、プレミアリーグ勢を含む欧州複数クラブが獲得に関心を示していると報じられ、今夏の去就が注目を集めている。