厚木の路上ライブと下積み
平成11〜
— 水野良樹・山下穂尊が「生き物係」を結成
神奈川県立厚木高校の同級生だった水野良樹と山下穂尊が1999年2月1日、近所のコミュニティセンター駐車場で初練習。小学1年生時代に2人でクラスの「生き物係」(金魚の餌やり)を担当していたことにちなみ、軽い気持ちでグループ名とした。4月には小田急線相模大野駅前での路上ライブを開始した。
吉岡聖恵がボーカルとして加入、3人組に
女性ボーカルを迎えようと考えていた水野・山下の誘いで、2人の同級生の妹だった吉岡聖恵が11月3日に加入し、男女3人組となった。以降、拠点を本厚木駅・海老名駅周辺に移す。
水野・山下の大学受験を前に一度解散
9月17日、本厚木駅前の路上で解散ライブを行い活動を終える。高校卒業後、水野・山下は1年間の浪人を経てそれぞれ大学へ、吉岡も音楽大学へ進学した。
山下の説得により吉岡が再開を決意、活動を再開
音大での厳しい発声訓練を経て一時は歌に挫折していた吉岡を山下が説得し、再結成が実現。4月に路上ライブを再開し、6月2日にはライブハウス「Thunder Snake ATSUGI」で初のワンマンライブを開催。同会場に居合わせたキューブのスタッフの目に留まったことが、のちの飛躍のきっかけとなった。
アルバム『誠に僭越ながらファーストアルバムを拵えました…』でインディーズデビュー
8月25日、自主制作アルバムでインディーズデビュー。厚木市・海老名市を中心とした神奈川県央地域での活動を土台に、翌2004年にはキューブへの所属とエピックレコードジャパンとのメジャー契約が決まる。
メジャーデビューと国民的ヒット
平成18〜
— 「SAKURA」でエピックレコードジャパンよりメジャーデビュー
1stシングル「SAKURA」でメジャーデビュー。同年5月発売の2ndシングル「HANABI」はオリコン初登場5位で、シングル・アルバム通じ初のTOP10入りを果たした。
10thシングル「ブルーバード」がヒット、第59回NHK紅白歌合戦に初出場
「ブルーバード」がオリコン初登場3位でシングル初のTOP3入り。12月24日発売の3rdアルバム『My song Your song』はシングル・アルバム通じ初のオリコン1位を獲得し、同月の第59回NHK紅白歌合戦に初出場した。以後9年連続で紅白に出場する。
「YELL/じょいふる」がヒット、日本レコード大賞優秀作品賞を受賞
15thシングル「YELL/じょいふる」がオリコンデイリーで初のシングル1位を記録。「YELL」はNHK全国学校音楽コンクール中学生の部課題曲にも起用され、同年の第51回日本レコード大賞で優秀作品賞、第42回日本有線大賞で有線音楽優秀賞を受賞した。
— 「ありがとう」がNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』主題歌に起用、大ヒット
18thシングル「ありがとう」が朝ドラ主題歌として幅広い世代に浸透し、累計売上10万枚超の大ヒットに。同年発売のベストアルバム『いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜』も相乗効果で140万枚以上を売り上げ、第52回日本レコード大賞で最優秀アルバム賞(『ハジマリノウタ』)と優秀作品賞(「ありがとう」)をダブル受賞。オリコン「好きなアーティストランキング」でも2010年から4年連続2位となった。
ベストアルバム『いきものばかり』が日本ゴールドディスク大賞アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞
邦楽部門でアルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、国民的な支持を確立した時期が続いた。
メジャーデビュー10周年を迎える
デビューから10年の節目を迎え、翌年の活動休止へとつながっていく。
放牧宣言と3人体制の終わり
平成29〜
「放牧宣言」でグループとしての活動休止を発表
メジャーデビュー10周年の節目を終え、無期限の活動休止を発表。「いきものがかりは3人が帰ってくる場所」として解散は否定し、活動休止中はメンバーそれぞれがソロ活動(水野は楽曲提供、吉岡はカバーアルバム発売など)を行った。
「集牧宣言」で活動再開を発表
結成日である11月3日の活動再開を公式サイトで発表(「集牧宣言」)。2年ぶりの新曲「太陽」をファンクラブ限定で配布した。翌2019年4月には約8年ぶりとなるファンクラブ会員限定ツアーも開催。
結成20周年記念の全国アリーナツアーが新型コロナウイルスの影響で全公演中止
『いきものまつり2020』として予定していた全公演が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。
— 山下穂尊がグループを脱退・芸能界を引退、吉岡・水野の2人体制へ
山下穂尊が同年夏をめどにグループを脱退すると同時に芸能界を引退し、作曲・執筆など創作活動に取り組むことを発表。3人体制最後のライブは6月10・11日の横浜アリーナ公演となり、以降は吉岡聖恵と水野良樹による2人体制で活動を続けている。
2人体制、そして20周年
令和5〜
映画『銀河鉄道の父』主題歌「STAR」、『プリキュア』20周年記念曲「ときめき」を発表
2人体制での新曲を相次いで発表。1月には『プリキュアシリーズ』放送20周年記念楽曲として書き下ろした「ときめき」(「うれしくて」との両A面)を発表した。
新解釈コラボレーションアルバム『いきものがかりmeets』を発売
他アーティストとのコラボレーションを軸にした企画アルバムを発売し、2人体制での新しい表現に取り組んだ。
初の自主フェス「超いきものがかりフェス」をLaLa arena TOKYO-BAYで開催
メジャーデビュー20周年を記念し、自身初となる主催フェス「超いきものがかりフェス デビュー20周年だよ!! 〜ありがとうって伝えたくて〜」を開催。JUJU、上白石萌音、スキマスイッチ、秦基博、ゆず、槇原敬之らが出演した。
— 16年ぶりの47都道府県ツアー「超全国あんぎゃー!!」が地元・厚木から開幕、現在も継続中
地元・神奈川県厚木を皮切りに、16年ぶりとなる47都道府県ツアー「いきものがかりの みなさん、こんにつあー!! 2026-2027 超全国あんぎゃー!! 〜47都道府県ぐるっと日本一周しまSHOW!!〜」が進行中。2027年にかけて全国をめぐる予定で、20周年イヤーを締めくくる。