目次
長崎の少女、妹の応募で芸能界へ
平成元〜
長崎県東彼杵郡東彼杵町に生まれる
アメカジのセレクトショップを営む両親のもと、三姉妹の長女として生まれる。父方の祖父はスウェーデン人で、祖父がモナ・リザの絵を好きだったことから「里依紗」と名付けられた。
妹が送った写真で『ちゃお』のオーディション特別賞
中学2年生のとき、少女漫画雑誌『ちゃお』の連載漫画『シンデレラコレクション』の主人公に似た子を探すオーディションに、妹が写真を送る。特別賞を受け、これが芸能界入りのきっかけになった。芸能界に憧れはなく、夢はSHIBUYA109の店員だった。その後『CANDy』のモデルオーディションでグランプリを取り、専属モデルになる。
本人妹が応募していなかったら、いまごろコギャルだったかも(笑) 出典
アニメ映画『時をかける少女』で紺野真琴の声を担当
高校入学と同時に上京し、2006年に映画『アイランドタイムズ』で俳優デビューする。同じ年、細田守監督のアニメ映画『時をかける少女』で主人公・紺野真琴の声を演じる。公開当時16歳で、この演技で注目を集めた。2022年のテレビ放送の際には、本人にとってどんな作品かをこう語っている。
本人自分の声が好きになった思い出の作品です 出典
二つの『時をかける少女』と新人賞
平成20〜
映画『純喫茶磯辺』で主演
映画『純喫茶磯辺』で磯辺咲子役を演じ、主演を務める。同じ年、フジテレビの土曜ドラマ『ハチワンダイバー』に中静そよ役で出演している。翌2009年、『純喫茶磯辺』で第30回ヨコハマ映画祭の最優秀新人賞と、第63回毎日映画コンクールのスポニチグランプリ新人賞を受けた。
実写映画『時をかける少女』で主演
筒井康隆の小説を原作とする実写版で12年ぶりの映画化。原作に登場する芳山和子の娘・あかりを演じ、1970年代へタイムリープする。3月13日の初日には、大きな作品を一人で背負う不安を明かした。5月公開の『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』ではゼブラクイーンを演じる。翌2011年2月、この2作で第34回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受けた。日刊スポーツ映画大賞の最優秀新人賞、東京スポーツ映画大賞と高崎映画祭の最優秀主演女優賞も受けている。
本人すごく大きなブランド。一人で背負うのはどうなんだろうと不安だったが、周りのキャストやスタッフに支えられていい作品ができた 出典
TBS『ヤンキー君とメガネちゃん』でメガネ女子のヒロイン
『週刊少年マガジン』の人気漫画が原作の学園ドラマで、成宮寛貴演じるヤンキー男子と並ぶ、超天然ボケのメガネ女子・足立花を演じる。4月23日から金曜夜10時に放送された。同じ年には『日本人の知らない日本語』で主演している。
NHK『つるかめ助産院〜南の島から〜』で主演
NHKのドラマ『つるかめ助産院〜南の島から〜』で主人公・小野寺まりあを演じる。実写版『時をかける少女』で共演した中尾明慶と、この作品で再び共演した。同じ年にはTBS『レジデント〜5人の研修医』でも主演している。
結婚と出産、二つの助演女優賞
平成25〜
俳優・中尾明慶との結婚を発表
3月21日、所属事務所が中尾明慶との結婚と、妊娠3カ月であることを発表した。2人は連名で、4年前に初めて出会ってから仲の良い友人だったと明かしている。『つるかめ助産院』の撮影を終えた前年10月から本格的に交際していた。4月18日に婚姻届を提出する。
映画『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』で若木純奈役
映画『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』に若木純奈役で出演する。同じ年、NHK BSプレミアム『昨夜のカレー、明日のパン』で主演する。故郷の長崎県東彼杵町からふるさと大使に任命された。『土竜の唄』の2016年、2021年の続編でも同じ役を演じた。
NHK『逃げる女』で美緒役、助演女優賞を受ける
1月9日から放送されたNHK総合の土曜ドラマ『逃げる女』で美緒を演じ、第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞の助演女優賞を受けた。同じ1月には、毎日放送『最高のオヤコ』で藤山直美とW主演している。
TBS『あなたのことはそれほど』の有島麗華役で東京ドラマアウォード助演女優賞
波瑠、東出昌大、鈴木伸之と人間の弱さや狡さを描く恋愛ドラマで、有島麗華を演じる。7月からはテレビ朝日『黒革の手帖』で山田波子を演じた。10月の東京ドラマアウォード2017で有島麗華役により助演女優賞を受け、地味な役は初めてで、オファーの時は不安だったと明かす。結婚して子どもがいる実生活が役に反映できたとも話している。
本人知らない引き出しをこの役で見つけることができた 出典
テレビ朝日『ホリデイラブ』で主演
1月26日から3月16日まで放送された『ホリデイラブ』で、主人公・高森杏寿を演じる。同じ年は映画『羊と鋼の森』で濱野絵里、『生きてるだけで、愛。』で安堂を演じた。
YouTube開設から朝ドラ『おむすび』へ
令和2〜
YouTubeチャンネル『仲里依紗です。』を開設
4月1日に開設し、憧れだったというガングロメイクに挑戦する企画から始めた。夫を「キツネさん」、息子を「トカゲくん」と呼んで家族も登場させる。12月には登録者数が100万人を超えた。のちに登録者数は210万人に達し、10代が選ぶ「理想の母親」ランキングでも1位に選ばれたと報じられている。
朝ドラ『エール』に出演、12月にNetflix『今際の国のアリス』
NHK連続テレビ小説『エール』に梶取恵役で出演する。12月配信のNetflix『今際の国のアリス』ではミラを演じ、2022年12月のシーズン2にも出演した。
アパレルブランド「RE.(アールイードット)」を立ち上げ
3月31日、自身のYouTubeチャンネルで、自らプロデュースするアパレルブランドの立ち上げを発表した。普段はオンラインで販売し、妹のれいなを始め家族で運営する。
TBS日曜劇場『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』で高輪千晶役
7月4日から9月12日まで放送された日曜劇場『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』に、高輪千晶役で出演する。2023年4月28日公開の『劇場版TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』でも同じ役を演じた。
NHK『大奥』で5代将軍・徳川綱吉を演じる
よしながふみ原作の男女逆転『大奥』で、2月7日から3月14日まで放送された「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」の女将軍・綱吉を演じる。徳川の血をつなぐためだけに子作りを強いられる役どころだった。6月22日配信のNetflix『離婚しようよ』では、松坂桃李演じる夫の妻・黒澤ゆいを演じた。
TBS『不適切にもほどがある!』で犬島渚役
TBSの『不適切にもほどがある!』に犬島渚役で出演する。1月26日から3月29日まで放送され、2026年1月4日には特別編『新年早々 不適切にもほどがある!』が放送された。
短編『撮影/鏑木真一』で監督に初挑戦
WOWOW『アクターズ・ショート・フィルム4』の1本として、ロバートの秋山竜次がカメラマンを演じる短編を監督する。原案を考えるのも初めてだった。
本人楽しかったのは、編集です。YouTubeでも編集をやっていて、音をつけたり、映像を作り上げていくのが楽しかった印象があります 出典
朝ドラ『おむすび』で“伝説のギャル”米田歩
9月30日に始まった連続テレビ小説『おむすび』で、橋本環奈演じる主人公・結の8つ年上の姉、米田歩を演じる。福岡で“伝説のギャル”として知られる役で、第16週・第17週は歩が実質的な主人公となった。批評では、当て書きかと思うほど本人と重なる役柄と書かれている。12月13日公開の映画『はたらく細胞』ではNK細胞を演じている。
本人歩は平成を生きてきた年代で、私自身も平成元年に生まれたので、演じながら歩と共に成長してきた感覚もあります。 出典
独立、そしてフジ連ドラ初主演
令和7〜
約20年所属したアミューズとの専属契約を終える
4月11日、アミューズとの専属契約を終え、個人として活動すると発表した。長崎から上京し、渋谷に行ってみたいという思いで飛び込んだ世界で、芝居や仕事への向き合い方を教わったと感謝をつづる。その後、Don-crewとアーティストエージェント契約を結んだ。12月には、ラフォーレ原宿でアパレルブランドの5回目のポップアップストアを開いた。
本人これからは個人として、新しいことにもどんどんチャレンジしていきたいと思っています。 出典
フジテレビ『Tokyo middle 30』で同局の連続ドラマ初主演
中国のドラマ『Nothing But Thirty』を原作とする日本版で、7月22日から9月23日まで水曜22時に放送された。夢の仕事を手に入れた後に思いがけない妊娠がわかり、今は5歳の息子を育てる専業主婦の佐倉麻紀を演じる。
本人私自身も母親ですが、女性はお母さんになるためだけに生まれてきたわけではないですし、それが人生のゴールでもないと思っています。 出典
Netflix『ダウンタイム』でカリスマ美容外科医・遠山凜
9月17日配信のNetflixシリーズで、松岡茉優演じる主人公・沼田文と対立する美容外科医を演じる。美容整形業界を描く作品だ。
『SUKIYAKI』『高校生家族』と映画の公開が続く
2026年12月25日公開の岡田准一主演『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』で、永六輔の妻・永昌子を演じる。永六輔役は松坂桃李で、夫婦役は『離婚しようよ』に続いて2作目。2027年1月8日公開の香取慎吾主演『高校生家族』では、高校に通う母・家谷静香を演じる。