生い立ちとSMAP結成
昭和47〜
東京都調布市に生まれる
その後、大阪府箕面市、千葉県千葉市と居を移しながら育った。
ジャニーズ事務所に入所
中学生の頃、親戚が本人に無断で履歴書を送付したことがきっかけで事務所から連絡が来た。当時は「アイドルに対して割とアンチだった」といい、最初の4、5回は乗り気ではなく無視していたが、その親戚から「やりたくてもできない人もいるんだから、1回行ってくれば?」と説得され、入所を決めた。当初から芸能界を志望していたわけではなかった。
— 中居正広らとSMAPを結成
光GENJIのバックダンサーグループ「スケートボーイズ」を経て、中居正広・木村拓哉らでSMAPを結成。ジャニーズJr.時代を歩み始める。この結成が、以後30年近くにわたる国民的グループとしての歩みの起点となった。
『Can't Stop!! -LOVING-』でCDデビュー
SMAPとしてのメジャーデビューを果たす。以後、俳優業と並行して音楽活動も続けていくことになる。
俳優としての飛躍
平成5〜
『あすなろ白書』で俳優として注目される
青春群像ドラマでの演技が評価され、俳優としての名前が知られ始める。
『若者のすべて』と映画『シュート!』で新人賞を獲得
ドラマ『若者のすべて』への出演で俳優としての評価を固める一方、映画『シュート!』では石原裕次郎新人賞を受賞(エランドール賞新人賞は翌1995年度の受賞)。この年を境に、アイドルとしてだけでなく演技で評価される存在へと立場が変わっていった。
— 『ロングバケーション』が高視聴率を記録
フジテレビ「月9」枠で放送されたラブコメディが大ヒット。以後、木村は「月9の顔」として数々の主演ドラマを牽引していく代表的な転機となった。
森且行がSMAPを脱退
メンバーの森且行がオートレーサー転向のためSMAPを脱退し、以後SMAPは5人体制となる。
『ラブジェネレーション』主演
松たか子と共演した月9ドラマも高視聴率を獲得し、月9主演の実績を重ねていく。
『眠れる森』でザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞
中山美穂とのミステリードラマでの演技が評価され、第19回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞を受賞。俳優としての実力を裏付ける結果となった(放送文化基金賞の男優演技賞は2000年放送の『ビューティフルライフ』での受賞)。
歌手・工藤静香さんと結婚
交際が報じられていた工藤静香との結婚を発表。のちに長女Cocomi、次女Kokiが誕生し、家族としてもたびたび話題となっていく。
月9の顔・黄金期
平成13〜
— 『HERO』放送、検事役で大きな話題に
型破りな検事・久利生公平を演じたリーガルドラマが大きな話題を呼び、木村の代表作の一つとなった。2007年・2015年に劇場版が公開され、2014年には続編ドラマも制作されるなど、長期にわたるシリーズへと育っていく。
本人久利生は演じてはいないんじゃないかな。だって、もし演じているのだとしたら、演じているのだという部分をちゃんと観てくれる人たちに伝えるべきじゃないですか 出典
『プライド』『2046』に出演
アイスホッケー選手を演じた月9ドラマ『プライド』のほか、ウォン・カーウァイ監督の映画『2046』にも出演し、国際的な作品にも活動を広げた。
映画『武士の一分』公開
藤沢周平原作の時代劇で盲目の下級武士を演じ、演技派としての評価を高めた。翌2007年の日本アカデミー賞では作品自体が多部門で受賞するなど高く評価されたが、木村自身は所属事務所の方針により主演男優賞のノミネート自体を辞退している。
映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』に主演
アニメ『宇宙戦艦ヤマト』の実写映画化作品で古代進役を演じた。
ドラマ『南極大陸』に主演
TBS「日曜劇場」枠で、第一次南極観測隊の越冬隊副隊長・倉持岳志を演じた。実在の隊員をモデルにしつつ、多くの設定は創作を交えたフィクションとして描かれた。
SMAP解散、ソロタレントへ
平成26〜
『HERO』続編ドラマが放送
13年ぶりとなる続編が放送され、翌2015年には劇場版第2作も公開された。
SMAP解散をめぐる騒動、そして解散
1月に解散の危機が週刊誌報道で明るみに出て、1月18日には『SMAP×SMAP』の生放送でメンバーが謝罪する事態に発展。事務所は一度は解散を否定したが、8月に年内での解散を正式発表し、12月31日にグループとしての活動を終えた。木村は解散後もジャニーズ事務所(2023年10月にSMILE-UP.へ社名変更、タレントマネジメント業務の移管先となる新会社は同年12月に社名を「STARTO ENTERTAINMENT」に決定、2024年4月に業務移管)に残り、ソロタレントとして活動を続けることになる。
映画『無限の住人』に主演
三池崇史監督の時代劇アクションで不死身の剣士を演じ、殺陣にも本格的に挑んだ。
『マスカレード・ホテル』シリーズ主演
東野圭吾原作のミステリー映画に長澤まさみと共演で主演。2021年には続編『マスカレード・ナイト』も公開された。
ドラマ『教場』シリーズ開始
警察学校の鬼教官・風間公親を演じるシリーズが始動。以後『教場II』『風間公親-教場0-』と続き、木村の新たな代表作の一つとなっていく。
教場シリーズと現在
令和2〜
ソロアルバム『Go with the Flow』をリリース
SMAP解散後、ソロ歌手としての活動も本格化させた。同年5月にはInstagramも開設している。
映画『レジェンド&バタフライ』で織田信長を主演
綾瀬はるかと3度目の共演となる、東映70周年記念作品。「これまでの信長にはない人間味を強く感じました」と語り、大河ドラマとは異なる人間味のある信長像を演じ、週末興行ランキング1位を獲得した。
本人太秦の東映撮影所のゲートを潜った瞬間から、作品に関わるすべての人から“撮影現場が大好きで、いいものを作りたい”というシンプルな欲求を感じました 出典
アルバム『SEE YOU THERE』をリリース
ソロ歌手としての活動も継続していることを示す1枚となった。
『教場』シリーズ集大成の映画2部作が公開
前編『教場 Reunion』が2026年1月1日にNetflixで配信開始、後編『教場 Requiem』が2月20日に劇場公開された。ドラマシリーズを支えてきた卒業生たちが再び集う、シリーズの集大成として描かれた。『教場 Requiem』は公開週末(2月20〜22日)の動員43万人・興収6億1100万円で週末興行ランキング初登場1位を獲得した。
本人この現場で一緒にセッションしている、一緒に作品を構築している人たちがすべての答えのはずなのに、『前の奴らはもっと練習してたぞ!』ってつい言いたくなるときがあるんですよ。でもそれは、こっちの甘え。 出典
エイベックスへ移籍し、新レーベル「C&C STAGE」を設立
SMAP時代から35年間所属していたビクターエンタテインメントを離れ、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ内にプライベートレーベル「C&C STAGE」を立ち上げると発表。名称は自身を「Captain」、ファンを「Crew」と呼ぶオフィシャルファンクラブ「C&C(Captain & Crew)」に由来する。所属事務所(STARTO ENTERTAINMENT)はそのままに、音楽面での新たな挑戦として、ファンと共に楽しめる場をつくりたいとの思いを語った。
山崎まさよし「セロリ」をカバーし配信リリース
山崎まさよしのデビュー30周年記念企画として、SMAP時代にもカバーした「セロリ」を改めてカバーし配信リリース。山崎本人もコーラス・ハーモニカで参加した。C&C STAGE移籍後初のリリースとなった。同曲は8月発売のアルバム『Checkpoint』にも初回盤限定で収録されている。
4thアルバム『Checkpoint』をリリース
C&C STAGE移籍後初となるオリジナルアルバム。ONE OK ROCKのTaka、奥田民生ら豪華アーティストが楽曲を提供した。俳優業では2026年の『教場』シリーズ完結を経て、音楽面でも新レーベルでの活動を本格化させている。