生い立ちと下積み
昭和50〜
千葉県松戸市に生まれる
1月28日、千葉県松戸市に生まれる。その後、茨城県牛久市で育った。
演劇部での経験を経て芸術系大学を志すも受験に失敗
高校3年時、空手部を引退した後に友人が作った演劇部に参加し、大会で個人演技賞を受賞。役者を志して芸術系大学を受験したが不合格となった。
— 青二塾を経て声優としてデビュー
演劇雑誌『テアトロ』の広告で見つけた養成所「青二塾」(東京校第14期生)に、声優養成所とは知らずに入所。声優が本業の場所だと知ってからも、授業料を親に前借りしていたため続けることになったという。同年、ドラマCD『三國志DX4 三國志満漢全席グレート』の生徒役で声優デビューを果たし、これが後の声優としてのキャリアの出発点となった。
生放送ナレーションで下積みを重ねる
デビュー後数年はナレーションの仕事が中心だった。22歳のとき情報番組『スーパーナイト』で生放送中にナレーションを入れる仕事を担当し、「生ナレをつけている最年少だ」と自負していたという。
『超GALS! 寿蘭』乙幡麗役で初主演
テレビアニメ『超GALS! 寿蘭』の乙幡麗役で、声優としての初主演を経験する。
『デジモンフロンティア』源輝二役
『デジモンフロンティア』で、主人公・神原拓也と並ぶもう一人の主人公格となる源輝二役を演じる。初主演の翌年、シリーズの中心を担う役どころを任された。
『リングにかけろ1』河井武士役
『リングにかけろ1』で、主人公・高嶺竜児のライバルとなる強豪ボクサー・河井武士役を演じる。
生死の淵から一躍注目の声優へ
平成18〜
— バイク事故で重傷、一時心肺停止に
8月7日にバイク事故に遭い入院。一時心肺停止となり意識の回復に約1か月を要したが、9月29日に退院。入院中は自分が演じるはずだった役を代役が滞りなく務め上げており、自分の代わりはいくらでもいるという現実を痛感したという。12月25日、『爆球Hit! クラッシュビーダマン』への出演で現場に復帰し、以後は仕事を待つのではなく自ら掴みにいく姿勢へと変わっていった。
— 『機動戦士ガンダム00』『さよなら絶望先生』で一躍注目に
『機動戦士ガンダム00』のティエリア・アーデ役、『さよなら絶望先生』の糸色望役を務め、一躍人気声優として注目を集めた。事故からの復帰直後にこの2作の主要キャラクターを任されたことが、以後のキャリアを大きく押し上げる転機となった。
第2回声優アワード サブキャラクター男優賞
第2回声優アワードでサブキャラクター男優賞を受賞。前年のブレイクを裏づける評価となった。
代表作ラッシュと歌手活動
平成21〜
『ONE PIECE』トラファルガー・ロー役
『ONE PIECE』にトラファルガー・ロー役で出演。3月8日放送回で初登場し、以後劇場版や関連作品でも同役を演じ続ける人気キャラクターとなった(『ONE PIECE』第1話には別の端役でも声を当てていた)。
— 『化物語』阿良々木暦役、声優アワード主演男優賞
西尾維新原作のテレビアニメ『化物語』で主人公・阿良々木暦を演じる。以後〈物語〉シリーズを通じて長く演じ続ける代表役の一つとなった。同年、第3回声優アワードで主演男優賞・ベストパーソナリティー賞を受賞した。
— 「ハレノヒ」でアーティストデビュー
8月26日、レーベル「Kiramune」よりミニアルバム「ハレノヒ」で本人名義の歌手デビューを果たす。声優に加え、アーティストとしての活動もここから本格的に始まった。
『黒子のバスケ』赤司征十郎役、声優アワード最多得票賞
第6回声優アワードで最多得票賞を受賞し、これ以降2016年まで5年連続で同賞を受賞していくことになる。同年4月放送開始のテレビアニメ『黒子のバスケ』では赤司征十郎役を演じた。
— 『進撃の巨人』リヴァイ・アッカーマン役
テレビアニメ『進撃の巨人』でリヴァイ・アッカーマンを演じる。以後、シリーズを通じて長く演じ続ける代表役となり、後年「これ以上の役には巡り合えないんじゃないかと思えるくらいの役だと感じている」と語っている。
『おそ松さん』チョロ松役
六つ子の一人、松野チョロ松役でテレビアニメ『おそ松さん』に出演。社会現象的な人気を呼んだ本作で、シリアスな代表役とは対照的なコミカルな役柄も演じ分けられることを示した。
ニュータイプアニメアワード受賞、声優アワード最多得票賞が殿堂入り
『化物語』シリーズの活躍などが評価され、ニュータイプアニメアワード2016で男性声優賞を受賞。声優アワードの最多得票賞は2012年から5年連続の受賞となり殿堂入りを果たした。
私生活の節目
写真週刊誌の報道により、漫画家との結婚と子どもの存在が伝えられた。婚姻解消の時期は公式に確認できないが、本人は2025年のラジオで独身期間を「8年くらい」と振り返っている。
円熟期から現在へ
平成29〜
声優アワードで2年連続MVSを受賞
第13回(2019年)・第14回(2020年)の声優アワードで、2年連続してMVS(Most Valuable Seiyu)を受賞。長年の活躍が最高賞という形で評価された。
— 『進撃の巨人』完結編を演じ切る
11月4日放送の『進撃の巨人』The Final Season完結編(後編)で、10年間演じてきたリヴァイ役を含む物語が完結。最終回のクオリティやキャストとして作品に恥じないように演じ切れたことに達成感を語った。
本人僕はそれを見届けることができて、「声優になって本当によかったな」と思うし、最後まで導けたことは自信にもなっているので、作品に恥じないように、これからも声優として活動していけたらなと思いました。 出典
アーティストデビュー15周年記念ライブツアー
2009年のアーティストデビューから15周年を迎え、記念のライブツアーを愛知・大阪・神奈川で開催した。
— 女優・逢沢りなと結婚
1月1日、女優の逢沢りなとの結婚を発表。自身がパーソナリティを務めるラジオ番組に2018年にゲスト出演したことが出会いのきっかけだったといい、2年ほどの交際を経ての結婚となった。私生活での大きな節目となった。
本人長いこと独身で、8年くらい独身していたんです。 出典
『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』薬売り役
5月29日公開の『劇場版モノノ怪 第三章 蛇神』に、シリーズを象徴する薬売り役で声の出演。三部作の完結を飾った。
声優・アーティストとして活動を続ける
劇場版「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACKへのリヴァイ役での出演をはじめ、ラジオ「神谷浩史・小野大輔のDear Girl~Stories~」のパーソナリティを継続。Kiramuneのアーティストとしてもライブツアー「Share Live」を展開するなど、声優・歌手として第一線で活動を続けている。