目次
学生芸人どうしで組み、人力舎へ
平成23〜
慶應の川北と青学のガクが、大学在学中にコンビを組む
慶應義塾大学のお笑いサークル「お笑い道場O-keis」の川北茂澄と、青山学院大学の「ナショグルお笑い愛好会」のガクは、学生芸人として出会った。組んでいた相方がプロを目指さなかったため、川北はプロに進む見込みのある相手を探し、前のコンビを解散していたガクを誘う。最初の名前は「川北コンビ」。川北の好きなAV女優・希崎ジェシカから「ジェシカ」を取り、ガクが「真空」を足していまの名になった。
ガクそもそも川北に誘われるまでは芸人になろうとは思ってなかったんです。 出典
『学生HEROES!』の学生芸人大会で決勝に進み、人力舎から声がかかる
テレビ朝日『学生才能発掘バラエティ 学生HEROES!』の「第1回漫才を愛する学生芸人No.1決定戦」で決勝に進み、その際に人力舎から声をかけられた。この年は『大学生M-1グランプリ』でも準優勝している。
プロダクション人力舎にスカウトの形で所属
スパナペンチ(現在は解散)と共に、2組ともスカウトの形で人力舎に入る。報道では、2012年5月が2人の結成とされている。所属が決まったのは、ガクが就職活動で全社に落ちたタイミングだった。ガクは事務所に入る前、眼鏡をかけているからという理由で眼鏡屋への就職を考えていた。事務所の養成所スクールJCAには通っておらず、20期と同期の扱いになる。この年の『キングオブコント』では準々決勝まで進んだ。
コントから漫才へ、ライブとネットラジオの日々
平成25〜
YouTubeで「真空ジェシカのギガラジオ」を始める
7月10日、後輩の肉体戦士ギガとのネットラジオ「真空ジェシカのギガラジオ」をYouTubeで始める。8月にはNHK総合『真夏のお笑い夜通しフェス どぅっかんどぅっかん!』に出演した。11月の『M-1グランプリ2017』は、3回戦でコント漫才の途中で観客に語りかける、メタフィクション的な漫才を見せ、準々決勝まで進んだ。初期はコントが中心で、結成5〜6年目あたりから漫才も始めた。荷物もリハーサルもいらず営業もしやすいと考え、少しずつ漫才に力を入れていったという。
第1回単独ライブ「犬の整形の立会い」を開く
6月29日と30日の2日間、中目黒キンケロ・シアターで初めての単独ライブを開いた。同じ6月には、TBSラジオ『マイナビ Laughter Night』で月間チャンピオンになっている。
ラジオの年間王者、冠番組『ラジオ父ちゃん』
令和元〜
— 『マイナビ Laughter Night』の年間王者に
11月23日、TBSラジオ『マイナビ Laughter Night』の第5回チャンピオンライブが有楽町のよみうりホールで開かれ、月間チャンピオンが集まった中で5代目の年間王者になる。同じ舞台にはかが屋、錦鯉、宮下草薙らがいた。賞品は優勝賞金100万円と、同局で2時間の冠番組を持つ権利。12月15日に冠特番『真空ジェシカのラジオ父ちゃん』を生放送し、翌2020年4月3日から毎週金曜の深夜番組になった。
川北これまでラジオに触れてこなかったのですが、これを機にラジオに育ててもらいたい。という気持ちを込めて、「ラジオ父ちゃん」です。 出典
『M-1』に絞って挑み、準々決勝で敗れる
この年は『M-1グランプリ』に専念するため、『ABCお笑いグランプリ』へのエントリーを見送った。11月17日の準々決勝で敗れたが、その際にTwitterのトレンドに入る。コンビで大喜利を競う『AUN』では、この年の第1回で優勝した。
初めてのM-1決勝と、テレビ朝日の冠番組
令和3〜
『ラジオ父ちゃん』のレギュラー放送が終わり、ポッドキャストで再開
『真空ジェシカのラジオ父ちゃん』は、2021年3月でTBSラジオでのレギュラー放送を終えた。5月14日からはポッドキャストで配信を再開し、毎週土曜に届けている。
ガク前担当者の空気階段は3年ぐらいやっていたのに、僕らは1年しかやらせてもらえなかったんです。 出典
— 『M-1グランプリ2021』で初めて決勝に進み、6位
12月2日の準決勝で、初めて決勝の9組に入る。それまでガクはコールセンター、川北は公園の清掃や工事現場でアルバイトをしていた。吉本以外の事務所からはモグライダー、錦鯉、ランジャタイと並ぶ4組の1つだった。19日の決勝は「一日市長」のネタで638点を取り、審査員の上沼恵美子やオール巨人に「センスを感じる」と評されて6位に入った。翌2022年から2025年まで、毎年決勝に進むことになる。
2年連続の『M-1』決勝、2番手で647点
12月18日の決勝で、2番手で登場して647点を取った。ヨネダ2000と同点で、順位は5位。この大会はウエストランドが優勝した。
テレビ朝日の冠番組『ジェシカ美術部』が始まる
テレビ朝日の深夜で、冠番組『ジェシカ美術部』が始まる。2人がさまざまなアートを学び、それを取り入れたネタを披露する番組で、初回はアーティストのチョーヒカルからボディーペイントを習った。放送は2024年3月まで続いた。
3年連続で『M-1』決勝に進み、5位
準決勝を勝ち抜いた9組に入り、12月24日の決勝に臨む。令和ロマンがトップバッターで優勝したこの大会で、順位は前年と同じ5位だった。
最終決戦で3位、M-1優勝を目指して
令和6〜
川北が、同期オズワルドのラジオ最終回で結婚を発表
TBSラジオ『ほら!ここがオズワルドさんち!』の最終回に川北がサプライズで出演し、結婚を発表した。籍はまだ入れていないが顔合わせは済んでいると説明し、「オズワルドのラジオが終わったら…と思っていた」と明かした。
『M-1グランプリ2024』で初めて最終決戦に進み、3位
4年連続の決勝。12月22日、3番手で「商店街」のネタを披露し、ファーストラウンドを3位で通過して初めて最終決戦に進む。最終決戦は「ピアノがデカすぎるアンジェラ・アキ」のネタでバッテリィズ、令和ロマンと争い、審査員の1票を得て3位。令和ロマンが大会史上初の2連覇を果たした。
川北僕はラストイヤーまで出続けたいですね。ラストイヤーで優勝したいです。 出典
テレビ東京でヤーレンズとの番組『真空レンズ』が始まる
6月5日、ヤーレンズと2組で出演する『真空レンズ』がテレビ東京で始まった。木曜の深夜1時30分の枠で放送されている。
漫才コントツアー『全国の中にある』で4都市を回る
8月11日の北海道・共済ホール(ゲストは金属バット)を皮切りに、石川、宮城を経て、10月12日の静岡・富士ロゼシアターまで4公演の漫才コントツアーを行う。その間の9月23日には、CS放送のTBSチャンネルが開いた「真空ジェシカ VS イルカ in 新江ノ島水族館」で、漫才とイルカショーを交互に見せた。
5年連続の『M-1』決勝、1点差で最終決戦を逃して4位
2021年から5年続けて決勝に進む。12月21日のファーストステージで844点を取ったが、845点のドンデコルテに1点届かず、2年続けての最終決戦はならなかった。順位は4位。
ツアー2026『全国の中にある』で西日本を回る
5月8日の松山市民会館から全国漫才コントツアー2026『全国の中にある』が始まり、西日本の会場を中心に回る。ゲストにはネコニスズ、ランジャタイ、囲碁将棋らを迎えた。熊本公演は開催を見送り、9月12日には鹿児島で追加公演が組まれた。
『M-1グランプリ2026』の会見で、川北は「6年連続」、ガクは「優勝」を目標に
6月22日の『M-1グランプリ2026』開催会見に出席し、川北が「6年連続を目指して、ここまで頑張ってきたので。これで(今回もファイナリストになれば)夢がかなう」と話すと、ガクが「いや、優勝を目指しているから!」と返した。テレビ東京の『真空レンズ』、ポッドキャストの『真空ジェシカのラジオ父ちゃん』も続いている。