富山の少女
平成6〜
中学の演劇部で声優志望の友人と出会い、声優という職業を知る
中学生の時、同じ演劇部の女の子が声優志望だったことで、初めて声優を職業として認識する。彼女を尊敬していた上田は「素晴らしい職業に違いない」と意識し、「自分の性格を変えたい」と思ったことも声優を目指したきっかけの一つだという。小学校時代に演劇クラブに入って以降、高校まで演劇を続けた。高校時代はキャストから音響まで幅広く経験した。
デビューと新人女優賞
平成23〜
第5回81オーディションで準グランプリ、特別賞と小学館賞を受ける
高校3年生の進路選択のときに声優オーディションに挑戦してみようと思い立ち、締め切り3日前ぐらいに履歴書を送った。81プロデュースは受賞歴を「第5回81オーディション 特別賞・小学館賞」と記している。
81アクターズスタジオに入所、『イナズマイレブンGO クロノ・ストーン』で声優デビュー
在籍中に子供役でデビューした。事務所との出会いを、生活環境も人間関係もそれまでと大きく変わる出来事だったと後に振り返っている。
本人現在所属している81プロデュースとの出会いは、生活環境も人間関係もそれまでと大きく変わる、かなり大きな出会いだったのかなと思っています。 出典
『てさぐれ!部活もの』で18姉妹を演じる
園田萌舞子ら18人の姉妹を一人で担当した。エンドクレジットで画面いっぱいに名前が出たことを「これで名前を覚えてくれた人もいる」「めったに経験できることじゃない」と語っている。
第9回声優アワード新人女優賞を受賞
雨宮天、洲崎綾とともに新人女優賞に選ばれ、東京・文化放送で開かれた授賞式でキートン山田からトロフィーを受け取った。授賞式では「自分のことがずっと好きではありませんでした」と吐露している。
本人でもこの仕事を始めて自分の嫌いなところを生かすこともできるんだな、必要としてもらえる場所ができたことがすごくうれしかった。だからこの場所に1秒でも長くいられるように日々頑張っていきたい 出典
ミニアルバム『RefRain』でランティスからアーティストデビュー
9月にランティス公式YouTubeの動画「Letter of “R”」で発表された。歌うことが苦手だとしながら、触れたことのないものにも目を向けたいと手紙の形で語っている。同年は『クロムクロ』のソフィー・ノエルも演じ、ディレクションが理解できずリテイクを重ねたが最終話で急に視界が開けたと後に振り返った。
本人私、歌をうたうことが、すごくすごく苦手なんです。 出典
アカネ、カナヲ、歌手活動
平成30〜
『SSSS.GRIDMAN』の新条アカネ役、怪獣の声も担当
怪獣を生み出す少女アカネを演じ、アカネの感情から生まれた怪獣の鳴き声も自身が担当した。役に入り込み、放送中は周囲と上手く話せなくなったという。終了直後の取材ではアカネのことを話そうとすると泣きそうになっていたと語っている。同年2月には1stシングル「sleepland」(『メルヘン・メドヘン』エンディングテーマ)も発売している。翌年の報道では「『SSSS.GRIDMAN』の新条アカネ役などで知られる」と紹介された。
本人終わってすぐの取材では、アカネのことをしゃべろうと思うと常に泣きそうになってました。 出典
『鬼滅の刃』の栗花落カナヲ役で登場
第21話「隊律違反」で、炭治郎らと同じく最終選別で生き残った剣士カナヲとして初登場した。同年は『私に天使が舞い降りた!』の星野みやこ、『Dr.STONE』のルリも担当した。
初のデジタルフォトブック『わすれな』を配信
約3年続いたWeb連載のフォトコラム『上田麗奈の「この色、いいな」』のスタッフが集まり、温泉地で撮影した。衣装や構成は本人が選んでいる。
2ndシングル「リテラチュア」が『魔女の旅々』オープニングテーマに
2年ぶりのアニメタイアップで、カップリングには自身が作詞した「花の雨」を収めた。音楽活動を始めた当初は「1人の戦いだな」と思っていたと語り、周囲の支えに気づいた変化を話している。
第15回声優アワード助演女優賞を受賞
『Dr.STONE』のルリ役で、鬼頭明里とともに選ばれた。2020年は二面性のあるキャラクターを担当することが多かったと振り返り、『ポケットモンスター サン&ムーン』でマオが母親と再会する回を印象深い仕事に挙げている。新人女優賞のときは「なんで私なんだろう?」と怯えて泣きそうになっていたとも振り返った。
初のワンマン「1st LIVE Imagination Colors」をLINE CUBE SHIBUYAで開催
延期を経た振替公演で、ライブ配信も行った。8月18日には2ndアルバム『Nebula』を発売し、ライブの模様はBlu-rayにもなった。
劇場版『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』でヒロインのギギ・アンダルシア役
第2章『キルケーの魔女』は2026年1月30日に公開され、引き続きギギを演じた。『キルケーの魔女』をPrime Videoで観る(PR)
ミニアルバム『Atrium』で“四季シリーズ”が完結
2016年の冬をイメージした『RefRain』から季節をコンセプトに重ねてきたシリーズの最終章で、テーマは「肯定」。曲ごとの世界観やメッセージを本人が形にしてから参加ミュージシャンと共有して作った。同年放送のテレビアニメ『チェンソーマン』では最終話に登場するレゼを担当した。
美世、しずか、レゼ
令和5〜
『わたしの幸せな結婚』の斎森美世役で主演
義母と義母妹に虐げられて育った少女・美世を演じた。ネットで見かけて読み始めた原作の朗読劇とCMのオファーを受け、その後アニメ化に至った。現場を「針に糸を通すような、とても繊細なアフレコ現場」と表現している。同年は『グリッドマン ユニバース』で新条アカネ〈ニューオーダー〉、『アリスとテレスのまぼろし工場』で佐上睦実も演じた。
本人ここまで壮絶な幼少期を過ごしているにもかかわらず、あんなにもまっすぐで心清らかにいることができる。本当に強い人だと思います。 出典
『わんだふるぷりきゅあ!』で猫屋敷まゆ/キュアリリアン役
プリキュアシリーズでは2025年まで担当した。同年は劇場アニメ『トラペジウム』の華鳥蘭子や『アオのハコ』の鹿野千夏も演じている。『鬼滅の刃』柱稽古編では、しのぶ役の早見沙織と「アフレコで初めて言葉のラリーをしたよね!」と喜び合ったという。
『タコピーの原罪』のしずか役、配信開始
2巻完結の原作を全6話でアニメ化した作品で、家と学校に事情を抱える女の子しずかを演じた。しずかについて「自分は孤独なんだっていうのがこびりついちゃっているイメージ」と語り、うまくいかない時期が自分にもあったから分かると話している。あえてアフレコする部分だけ原作を読み返し、先は読まずに臨んだ。Prime Videoで観る(PR)
本人うまくいかなくて、コミュニケーションがなんか成り立たない、ずっと地面を掘り続けているような時期は私にもあったから、わかるなと思って。 出典
劇場版『チェンソーマン レゼ篇』のレゼ役、公開
オーディションでレゼ役に決まり、テレビシリーズの最終話に登場した少女を劇場版で演じた。他のキャラクターが固まっている中で途中参加することに緊張し、プレッシャーは大きかったという。作品は週末オープニング興収1位で始まり、公開103日間で興行収入100.1億円を突破、181日間で観客動員706万人・興行収入107.4億円を記録した。Prime Videoで観る(PR)
本人ディレクションをいただいて、私が思いつかなかった新しいレゼが生まれた感じがしたので、悩みながらも挑戦したことで、よりいいものが生まれたように思っています 出典
能登半島復興応援アニメで和倉結希役
能登半島地震からの復興を願って作られた短編アニメ全2編が、地震から2年の1月1日にYouTubeで公開された。地震を機に輪島市を離れて七尾市で暮らす高校生を演じた。動画の収益は復興のため寄付される。
第20回声優アワード助演声優賞を受賞
レゼ役とタコピーのしずか役が評価され、川田紳司、田中真弓とともに選ばれた。授賞式では、線画や絵コンテの段階から制作陣の思いを感じて演じたと振り返り、賞は作品に関わった全員のねぎらいになればうれしいと語った。受賞の報せは、事務所のオーディション以来世話になっているマネージャーから聞いたという。
本人自分の年齢的にできなくなる役、できるようになる役もあると思いますが、背伸びをすることなく今の自分にできることを増やしていきたいなと。 出典
『コードギアス 奪還のロゼ』がTV放送、サクヤ役
2024年に劇場で先行上映され、ディズニープラスで配信されていた作品の地上波放送。シリーズ20周年の企画として、完全新作『星追いのアスパル』の制作決定とあわせて発表された。
3rdシングル「揺蕩う」、2026年9月30日発売
テレビアニメ『MAO』第2クールのエンディングテーマで、CDシングルとしては約6年ぶり。7月6日から先行配信された。
出典barks.jp
『薬屋のひとりごと』第3期の白娘々役など、出演が続く
テレビアニメ『薬屋のひとりごと』第3期(2026年10月2日放送開始)で謎の仙女・白娘々を演じる。『Dr.STONE』のルリ、『無職転生』のアリエルなど長期シリーズのレギュラーも継続中。