名前を変え続けた下積み時代
平成10〜
初舞台に立つ
仙台商業高等学校のラグビー部で出会った伊達みきおと富澤たけし。すでに福祉関係の仕事に就いていた伊達を、コンビ結成を熱望する富澤が3年間口説き続け、最終的に伊達は祖父の死をきっかけに会社を辞める決意をした。7月12日、同郷の先輩芸人ワッキー貝山が主催する仙台駅前のライブで「ゆやゆよん」の名義で初舞台を踏む。
コンビ結成、上京。幾度も名前を変える
正式にコンビを結成して上京し、「親不孝」を名乗る。先に上京していた芸人仲間と同じホリプロ預かりとなるが、後にフリーへ転身すると同時に「銭と拳(かねとこぶし)」に改名。一度だけ「バイキング」を名乗った際は同名の芸人(バイきんぐ)がいると指摘され改名を重ねた。その後、ホリプロでの同期・浜田ツトムを加えたトリオとして「サンドウィッチマン」を結成する。
浜田ツトムが脱退、現在の2人体制に
トリオ結成から1年ほどで浜田ツトムが脱退。コンビ名はそのまま残り、現在の伊達みきお・富澤たけしの2人体制に落ち着いた。
『M-1グランプリ』に初出場
以後毎年出場するが、1回戦・2回戦敗退が続く低迷期を過ごす。
『M-1グランプリ』準決勝で連続して涙をのむ
2005年・2006年と2年連続で準決勝敗退。あと一歩のところで決勝進出を逃す時期が続いた。
敗者復活からのM-1優勝
平成19〜
— 『M-1グランプリ2007』で敗者復活から頂点に立つ
敗者復活戦を勝ち上がって決勝戦に進出。決勝進出者のノブ(千鳥)に「エライやつが出てきた」と言わしめるほどの評判の中、ファーストラウンドでは敗者復活戦と同様に街頭アンケートを題材にしたネタを披露して1位で最終決戦に進出。最終決戦では別のネタ「ピザのデリバリー」を披露し、審査員7名中4名の支持を得て、大会史上初となる敗者復活からの優勝を果たした。長い下積みの末につかんだこの優勝が、一夜にして無名のコンビを全国区の人気者へと押し上げる転機となった。
東日本大震災と全国区への定着
平成20〜
『キングオブコント2009』で準優勝、初の全国ツアーも開始
M-1との2冠を狙い初出場するも、ファーストステージ首位から東京03に逆転され準優勝。この年の夏から秋にかけて初の単独全国ツアーを開催し、以後(新型コロナ禍で開催期間が2020~2021年にまたがった2020年を除き)毎年恒例のオール新ネタ公演としてコンビ活動の柱になっていく。
独立し、グレープカンパニーを設立
約5年間所属したフラットファイヴを退社し、担当マネージャーと共に現事務所・グレープカンパニーを立ち上げた。フラットファイヴの所属芸人の多くも同時に移籍した。
気仙沼でロケ中に東日本大震災に遭遇
3月11日、宮城県気仙沼漁港市場でのテレビロケ中に東日本大震災が発生し被災。安波山に避難したが、津波による浸水と火災で街が火の海と化し、下山できない状況になった。この被災体験を境に、二人は以後の活動の柱として地元・東北の復興支援に本格的に取り組み始める。以前はネタの中に「死ぬ」という単語を使うこともあったが、震災後は一切使わないようにしている。
「東北魂義援金」を設立し、継続的な復興支援を開始
自ら設立した義援金を被災各県に届けるほか、月に何度も被災地を訪問。毎年3月11日には気仙沼を訪れ地震発生時刻の14時46分に黙祷を捧げる活動を続けている。2012年5月には日本財団の「被災地で活動した芸能人ベストサポート」に選出され表彰された。2017年3月時点での被災地への寄付総額は4億円を超えている。
国土交通省・気象庁の災害啓発ポスターに起用される
震災の被災経験を踏まえ、防災啓発の顔として起用された。同年には映画『それいけ!アンパンマン とばせ! 希望のハンカチ』にゲスト声優としても出演している。
『KEYABINGO!』のMCに就任、冠番組が拡大期に入る
欅坂46の冠番組『KEYABINGO!』(日本テレビ)のMCに就任。同年10月には後の『帰れマンデー見っけ隊!!』となる『帰れまサンデー』(テレビ朝日)も放送開始し出演。番組は2018年4月に月曜19時台のゴールデン帯へ移動して『帰れマンデー見っけ隊!!』に改称し、以後看板番組の一つとなった。
冠番組多数の国民的コンビへ
平成29〜
結成20周年、初の海外公演をロンドンで開催
全国ツアーの一環として自身初の海外公演となるロンドン特別公演を開催。チケットは即日完売した。
本人「ネタを評価されて世に出させてもらったので、僕らは一生ネタをやり続ける」と、売れっ子となった後もこのスタンスを貫いてきたことを語っている。 出典
「好きな芸人ランキング」で14年連続首位の明石家さんまを抜き1位に
『日経エンタテインメント!』(日経BP)発表の同ランキングで、調査開始以来14回連続で1位だった明石家さんまを抜いて初めて首位に立った。バラエティ・冠番組で幅広い世代に浸透したことを裏づける結果となった。
第58回ギャラクシー賞テレビ部門個人賞を受賞
震災復興支援を含む長年の活動が評価され、コンビとして個人賞を受賞した。
ギャラクシー賞でテレビ・ラジオ2部門同時選奨
第60回ギャラクシー賞で、テレビ部門選奨に『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』新春3時間SP、ラジオ部門選奨に『サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー』が同時に選ばれた。
50歳記念、初のロサンゼルス単独公演
二人の50歳を記念し、自身初となるロサンゼルスでの単独公演を開催。会場には日本人だけでなくアメリカ人の観客も多数訪れ、最新ネタに加え英語でのショートコントも披露した。チケットは即完売となった。
公式サブスクサイト「サンドウィッチマン倶楽部」を開設
過去のライブ映像や日々の活動・撮影の裏側などを配信する会員制サイトを開設。月額1100円のスタンダードと、ライブチケットの先行抽選特典も付く月額2200円のプレミアムの2コースを用意した。
全国ツアー「サンドウィッチマンライブツアー2026」開催予定、冠番組も継続
『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』『帰れマンデー見っけ隊!!』などテレビ・ラジオの冠番組を多数抱えながら、恒例のオール新ネタ全国ツアーを2026年10月16日から12月6日にかけて千葉・福島・北海道・福岡・愛知・大阪・宮城・東京の全国8都市12公演で開催する予定。ビジュアルは漫画家・永井豪が手がけ、代表作「デビルマン」とのコラボレーションとなった。震災から15年以上が経つ中でも、東北の復興支援活動は変わらず続けている。