空手少年とスカウト
平成8〜
神奈川県横浜市に生まれる
「流星」という名のとおり、のちに芸能界で輝きを放つことになる。
小学1年で極真空手を始める
当初から強かったわけではなく、ほぼ毎日道場に通って地道に稽古を積み重ねた。のちの“努力の人”としての原点となる。
本人強くなりたい一心で、ただ続けた。
原宿でスカウトされ、芸能界へ
小学6年のころ家族と訪れた原宿でスカウトされ、スターダストプロモーションに所属。初仕事は学習塾のCMで、ファッション誌のモデルとしても活動を始めた。
— 空手の国際大会で世界一に
中学3年で第7回国際青少年空手道選手権大会・13・14歳男子-55kgの部に優勝。世界の頂点に立った。翌年の大会でも上位入賞を果たしている。
世間「あの俳優が世界王者だったとは」と、のちに驚きをもって語られる経歴になった。
映画『中学生円山』などで俳優としての一歩
子役・モデル期を経て、少しずつ俳優として映像作品に出演。芸能の道へ本格的に軸足を移していく。
トッキュウジャーから俳優へ
平成26〜
— 『烈車戦隊トッキュウジャー』に出演
ヒカリ/トッキュウ4号役でレギュラー出演。1年間の戦隊ヒーローとしての経験が、俳優として生きていく決意を固めるきっかけとなった。
映画出演を重ね、青春映画の常連に
『キセキ -あの日のソビト-』などに出演。若手俳優として着実にキャリアを積み上げていく。
『兄友』『虹色デイズ』など主演級の青春映画が続く
同年には歌手としてもデビューし、楽曲の作詞にも初挑戦。表現の幅を広げた時期となった。
ブレイク
令和1〜
— 『初めて恋をした日に読む話』で大ブレイク
不良だが純粋な“ユリユリ”こと由利匡平を好演し、プライム帯の連続ドラマで一気に注目を集める。ドラマアカデミー賞助演男優賞などを受賞し、SNSのフォロワーも急増した。
世間「ユリユリが尊い」と話題になり、写真集は発売前に重版が決まった。
『あなたの番です』など3クール連続でドラマ出演
話題作への出演が相次ぎ、情報番組『ZIP!』のパーソナリティーも担当。一躍ブレイク俳優として時代の顔となる。
第43回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞
『愛唄』『チア男子!!』『いなくなれ、群青』などでの演技が評価され、映画界からも実力を認められる。
『私たちはどうかしている』で連続ドラマ初主演
和菓子職人を演じ、主演としての存在感を示す。Instagramのフォロワーは200万人を突破した。
『着飾る恋には理由があって』に出演
恋愛ドラマでも安定した人気を見せ、写真集も相次いでオリコン上位を獲得した。
実力派俳優へ
令和4〜
映画『嘘喰い』で単独初主演
斑目貘役を演じ、役作りのため髪を銀色に染めて臨んだ。映画の単独主演という新たな段階へ進む。
『流浪の月』で助演として高い評価
難役に体当たりで挑み、翌年の第46回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞などにつながる演技を見せた。
ボクシングのプロテストに合格
主演映画『春に散る』の役作りの一環として猛特訓を重ね、プロボクサーのライセンスを取得。役への徹底した姿勢が話題となった。
本人中途半端では本物に見えない、と本気で身体を作り込んだ。
『ヴィレッジ』『春に散る』で主演男優賞
立て続けの主演作での演技が評価され、第48回報知映画賞 主演男優賞を受賞。実力派としての評価を確かなものにした。
主演映画『正体』が公開
逃亡する容疑者を演じ、緊張感のある演技で高い評価を獲得。報知映画賞 主演男優賞に再び輝いた。
大河主演・国宝、そして現在
令和7〜
— 大河ドラマ『べらぼう』で蔦屋重三郎を演じる
江戸の出版人・蔦屋重三郎を主演。大河ドラマ初出演にして初主演という大役を担い、1年間を通して物語の中心に立った。
世間「蔦重がはまり役」と評され、横浜流星の代表作のひとつとなった。
第48回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞
『正体』での演技が認められ、最高峰の主演男優賞を受賞。子役・モデル期から続けてきた地道な歩みが、頂点で結実した。
映画『国宝』で吉沢亮演じる主人公のライバルを熱演
歌舞伎の世界を描いた話題作で、御曹司・大垣俊介役を演じる。この演技で第49回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞を受賞した。
『名探偵コナン』劇場版で声優に初挑戦
人気シリーズの最新作にスペシャルゲスト声優として参加。新たな表現の領域にも踏み出した。
W主演映画を控え、第一線を走り続ける
2025年の大河ドラマ主演と『国宝』での評価を経て、第49回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞を受賞。10月公開予定の広瀬すずとのW主演映画『汝、星のごとく』(藤井道人監督)など、活躍の場を広げ続けている。