生い立ちと演劇修行
昭和38〜
埼玉県蕨市に生まれる
父は日本橋の老舗佃煮屋「鮒佐」の職人で、厳格な性格だったという。
高校卒業後の会社員生活を経て、演劇を志す
埼玉県立浦和北高等学校卒業後、2年間の会社員生活を送るが演劇の道を志し、蜷川幸雄主宰の「蜷川スタジオ」で2年間の修行を積んだ。
劇団「第三舞台」に参加、看板俳優の一人に
観劇に訪れた鴻上尚史に誘われて参加。得がたいキャラクターで人気を博し、劇団を代表する俳優の一人となった。
第三舞台公演『朝日のような夕日をつれて'87』で舞台に立つ
舞台の小道具ひとつにも役者自身が責任を持つべきだという蜷川幸雄の教えは、のちの現場での姿勢に大きな影響を与えた。
本人蜷川さんは、スタッフさんが小道具を移動させると、「使うのはお前だろ。自分で移動させろ!」と役者に怒っていました。 出典
第三舞台からテレビへ
平成2〜
— 『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』に出演
舞台を知るファンからは酷評も受けたが、バラエティ番組への出演で一躍知名度が上がり、テレビの世界へと活動の幅を広げるきっかけとなった。
劇団「第三舞台」を退団
以降はテレビ・映画を中心に活動の場を広げていく。
映画『ソナチネ』に出演
北野武監督作品への出演で、映像作品での活動を本格化させた。
テレビドラマへの出演を重ねる
『木曜の怪談』(1995年-1996年)『いのちの器』(1998年)など、1990年代半ばから90年代末にかけて数多くのテレビドラマに脇役で出演した。
『サラリーマン金太郎』で田中政和役
高橋克典演じる主人公の同僚役を演じ、幅広い層に顔を知られる存在となった。
テレビ・映画へと活動の幅を広げる
平成12〜
映画『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』に出演
特撮作品にも活動の幅を広げた。
オムニバス映画『マネーざんす』で監督に初挑戦
つんく♂プロデュースの企画で、役者としてだけでなく監督としても手腕を発揮した。
刑事・法廷ドラマのゲスト出演を重ねる
『火災調査官・紅蓮次郎』『新・科捜研の女』などにゲスト出演し、テレビドラマでの引き出しを広げていった。
映画『HERO』に出演
江上達夫役で、木村拓哉主演の人気シリーズに名を連ねた。
『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』に出演
森本忠士役でレギュラー出演し、以降シリーズを重ねる医療ドラマの常連となっていく。
『FOOT×BRAIN』の司会に就任
テレビ東京系のスポーツビジネス情報番組で司会を務め、以降長くレギュラーを続けている。
医療ドラマと時代劇の顔に
平成24〜
— 『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』で加地秀樹役に
米倉涼子主演の人気シリーズに加地秀樹役でレギュラー出演。以降シリーズを重ねるごとに欠かせない顔となり、映画版まで続く当たり役となった。
NHK BS時代劇『大岡越前』で榊原伊織役
大岡忠相の幼なじみで蘭方医の榊原伊織を演じ始める。以降、主演が交代してもシリーズを通してこの役を演じ続けることになる。
スピンオフドラマ『ドクターY〜外科医・加地秀樹〜』で主演
『ドクターX』からのスピンオフ作品で、加地秀樹を主人公とした物語に初めて主演した。
『劇場版 仮面ライダービルド Be The One』に出演
特撮映画にもたびたび顔を出し、幅広いジャンルで起用され続けた。
映画『七つの会議』に出演
池井戸潤原作の企業ドラマで加茂田久司役を演じ、群像劇の一員として存在感を示した。
映画『バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら』に出演
名脇役たちを集めた企画に名を連ねた。
円熟期、そして現在
令和5〜
映画『大名倒産』で板倉周防守役
時代劇の脇を固める役どころでも存在感を発揮した。
北野武監督作品『首』に出演
『龍三と七人の子分たち』(2015年、北野武監督)以来、約8年ぶりとなる北野武監督作品への出演だった。
『劇場版ドクターX』が公開
テレビシリーズから続く加地秀樹役を映画でも続投した。
『緊急取調室 THE FINAL』に出演
角田役で出演した。
大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演
織田家の台所方・横川甚内役。藤吉郎(のちの豊臣秀吉)に握り飯を分け与えるなど親しく接するが、実は斎藤家の間者だったことが露見し、藤吉郎に斬られるという役どころを演じた。
複数のレギュラー番組を抱えながら第一線で活動中
テレビ朝日系『名探偵のままでいて』、東海テレビ・フジテレビ系『ミッドナイト屋台2』にレギュラー出演し、『FOOT×BRAIN+』の司会も継続。NHK BS時代劇『大岡越前』の榊原伊織役は2026年で13年を迎え、2026年9月6日スタートの最新作『大岡越前9』にも出演する。
本人同じ役を13年演じてきたことを「役者冥利に尽きます」と語り、先代への敬意を示しつつ「無理せず自分たちの身の丈でやろうと頑張ってきた」と振り返った。 出典