千葉の姉妹バレー
平成13〜
千葉県千葉市に生まれる
母はママさんバレー経験者。2歳上の姉・彩乃も後にバレーボール選手となり、姉妹でバレーに親しむ家庭環境で育った。
小学1年で「千葉中央ジュニアクラブ」に入り、バレーを始める
先にクラブでバレーを始めていた姉・彩乃の姿を間近で見て、自然とバレーボールの世界に惹き込まれた。
— 敬愛学園高等学校に入学、姉とエース・セッターコンビを組む
2学年上の姉・彩乃が正セッターを務める同校を選択。姉が繰り出すテンポの速いトスを178cmの高打点から叩き込む姉妹コンビは「最強姉妹」として高校バレー界で話題となり、地方予選から春高本戦まで注目を集めた。この経験が後の代表級の打撃感覚の土台となった。
春高バレー第70回大会に出場、姉がキャプテン・自身がエースを務める
最終学年(3年)だった姉・彩乃がキャプテン、1年生の淑乃がエースとして共に全国のコートに立った。
3年時のインターハイで優秀選手賞、キャプテン兼エースとしてチームを牽引
初戦で強豪・米沢中央を破るなど敬愛学園を全国区に押し上げ、決勝リーグでは古川学園と激闘。個人としても優秀選手賞を受賞した。
春高バレー第72回大会に連続出場
自身が攻撃の中心となり、2年連続で全国大会のコートに立った。
筑波大学、代表初選出と挫折
令和2〜
筑波大学に進学
高校からの実績を引っさげ、名門・筑波大学バレーボール部に加入した。
大学2年、秋季関東大学リーグ優勝に貢献
主力アタッカーとしてチームの関東リーグ制覇を支えた。
大学3年で日本代表登録メンバーに初選出
大学生ながら日本代表候補にまで駆け上がり、同年のネーションズリーグではファイナルラウンドのメンバー14人に選出。準々決勝の東京五輪銀メダル・ブラジル戦では9得点を挙げる活躍を見せた。
— 世界選手権に初出場も精彩を欠き、以降2年間代表から遠ざかる
初めての大舞台でスパイクを次々とシャットアウトされ、攻撃効果率はアタッカー陣ワーストのマイナス12%、得意のサーブも成功率5%を切った。この挫折が、後にフィジカルを鍛え直す覚醒への転機となった。
ユニバーシアード日本代表に選出され銀メダル
2021年成都大会(開催延期)の日本代表に選出され、大会で銀メダルを獲得した。
大学4年、関東リーグ春秋連覇と4年ぶりの全日本インカレ優勝に貢献
春季・秋季の関東大学リーグを制覇し、全日本大学選手権(全日本インカレ)では筑波大学に4年ぶりの優勝をもたらした。
NECレッドロケッツでの覚醒
令和5〜
— NECレッドロケッツの内定選手としてVリーグデビュー
大学在学中にNECレッドロケッツ(V1女子)の内定選手となり、公式戦でVリーグデビューを果たした。この加入が、後の覚醒の起点となる。
筑波大学卒業、NECレッドロケッツ川崎に正式加入
パリオリンピックを最後に引退する古賀紗理那の背番号2を引き継ぎ、翌シーズンから新体制で臨むこととなった。
アジアクラブ選手権でMVPを獲得
身体づくりと体の使い方を見直したことで持ち前の高打点スパイクが冴え、クラブチームの国際大会で最優秀選手に選ばれた。
— 2024-25 SVリーグで日本人トップの得点、最優秀新人賞とベストアウトサイドヒッターを受賞
新設SVリーグの初年度、日本人選手最多得点をマークして最優秀新人賞とベストアウトサイドヒッターを同時受賞。世界選手権での苦い経験を糧にした覚醒が、数字として結実した。
3年ぶりに日本代表へ復帰、全試合スタメンで欠かせない存在に
2022年世界選手権以来遠ざかっていた代表に3年ぶりに復帰。以降の全試合でスタメンに名を連ねた。
— 世界選手権で日本を15年ぶりのベスト4に導く、3位決定戦はブラジルに惜敗
日本のエースとしてチームを牽引し、3位決定戦のブラジル戦ではチーム最多の34得点。試合は2-3のフルセットで惜敗しメダルには届かなかったが、日本は2010年以来15年ぶりの4強進出を果たした。
日本のエースから、セリエAへ
令和8〜
NECレッドロケッツ川崎、SVリーグ女子レギュラーシーズン優勝に貢献
36勝8敗でレギュラーシーズン1位を獲得した。
— イタリア・セリエAのNumia Vero Volley Milanoへの移籍が決定
「自分のバレーボール人生の1つの目標である海外挑戦ができるのをとても楽しみにしている」とコメント。国内リーグでの活躍が認められ、欧州の強豪への移籍を掴んだ。
ポニーキャニオンと専属マネジメント契約を締結
「夢を与えられるような存在になりたい」とコメント。競技に集中しつつ、メディア出演やSNS発信のサポートを受ける体制を整えた。
SVリーグチャンピオンシップ準決勝で大阪マーヴェラスに敗れ3位
レギュラーシーズン優勝クラブとして臨んだチャンピオンシップだったが、宿敵・大阪マーヴェラスに準決勝で敗れ、シーズンを3位で終えた。
— 2025-26 SVリーグでレギュラーシーズンMVPとベストアウトサイドヒッターをダブル受賞
国内リーグでの集大成となったシーズンをMVPで有終の美を飾った。「もっと世界相手に戦える選手になれるよう、さらに成長していきたい」と語り、セリエA挑戦への弾みとした。
2026-27シーズンからのミラノ移籍を控え、日本代表としても始動
セリエA初挑戦を来シーズンに控えつつ、日本代表の一員としてLA28五輪出場権をかけた強化にも参加している。