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かわはら れき
オンラインゲームに没頭した青年から、『ソードアート・オンライン』と『アクセル・ワールド』の作者へ。
昭和49年生まれ ・ 群馬県高崎市出身 ・ 1974– ・ 満52歳
学歴群馬県立高崎高校、青山学院大学卒業 / 別名義九里史生(ウェブ連載)、攻打引 / 所属ストレートエッジ / デビュー2009年『アクセル・ワールド』(第15回電撃小説大賞〈大賞〉)
主な著作を見る ↓『アクセル・ワールド』は既刊28巻、『デモンズ・クレスト』は既刊4巻。7月には、2022年11月に制作が決まっていたSAOの完全新作劇場版の題名が『インテグラル・ドメイン』と発表され、川原が原作とストーリー原案を担う。公開は2028年の予定。
昭和49〜
群馬県立高崎高校から青山学院大学に進み、卒業。小説を書こうと思い立ったのは、本人によれば20歳を過ぎてからだった。
1998年にはすでに『ウルティマオンライン』を遊んでいた。累計プレイ時間が最も長いのは『ラグナロクオンライン』。長い時は1日12時間以上を費やす生活が数年続き、その中で、ゲームで蓄積したもので小説を1本書き、あわよくばプロになろうと考えた。
第9回電撃ゲーム小説大賞への応募用に書いた作品だったが、初稿が規定枚数を大幅に超え、削ることもできずに応募を見送る。「九里史生」の名義で自身のウェブサイトに載せ、本編の連載は2008年7月まで続き、物語はウェブ版で一度完結している。
本人「これおもしろいの?」とか、「これ書いて何か意味があるの?」とか、「こんなんでプロになろうとか本気?」とか、ネガティブな囁きとの戦いでしたから(笑)。 出典
自身のサイトで新たな連載を始める(2009年7月から休止)。のちの『絶対ナル孤独者』の原型にあたる。ホームページで小出しにしていたから何年間も書いていられた、と後に振り返っている。
小説投稿サイト「Arcadia」に、「攻打引」の名義で発表。SAOの連載の気分転換に書いた作品で、のちの『アクセル・ワールド』になる。
平成20〜
『超絶加速バースト・リンカー』を改題した『アクセル・ワールド』で大賞を受ける。ウェブ掲載時には「タイトルがバカっぽかったので読んでなかった」という感想が多く届いていたという。文章は極力平易な表現を心がけ、選考委員の意見にもその点を評価する声があった。受賞の際、担当編集者がウェブで連載していた『ソードアート・オンライン』を読み、電撃文庫から商業作品として刊行することを提案した。
第1巻『黒雪姫の帰還』を電撃文庫から刊行。帯の推薦文を頼まれた川上稔は、推薦文より先に、作品の設定を生かした小説そのものを書いて送ってきた。それが巻末に収録される。受賞から刊行までに、原稿は全体で5、6回直したという。仮想世界で戦う主人公の姿は、絵も描く川原自身のデザインによる。
本人感想を書いてくれる人がいるからだと思うんです。僕のサイトの場合、初期からそういう読者さんがいてくれて、これはラッキーなことだったと思います。 出典
ウェブで発表してきたSAOが、電撃文庫での刊行を始める。ウェブサイトの連載は、商業化にあたって全て取り下げた。
発端は、当時ジェンコに所属していた大澤信博が2012年の放送をめどに2作のアニメ化を企画したことだった。2012年はアスキー・メディアワークスの創立20周年にあたるため、記念作品にすることが提案される。こうして2作のアニメ化とゲーム化が発表された。2作品が同時並行でアニメ化されるのは異例とされる。
平成24〜
12月まで放送。原作を時系列順に組み直す脚本づくりの段階に川原はほぼ毎回参加し、原作で明かしていなかった街の名前や装備品の設定などを共有した。同じ12月、著作の累計発行部数が1000万部を超えた。デビューから3年11か月での到達は、電撃文庫の作家として史上最速の記録である。SAOは『このライトノベルがすごい!』の2012年版・2013年版で2年連続の作品部門1位となる。
本人原稿を書いている時、キャラクターたちが声優さんの声で喋るようになりましたね。そのおかげで、台詞がより自然な感じになったと思っています。 出典
東京アニメアワード2013で、アニメ『ソードアート・オンライン』の原作者として原作賞を受ける。同作はテレビ部門の優秀作品賞にも選ばれた。
2014年は年6冊から年5冊に減らす予定だったが、冊数を落とすくらいならと、ウェブで連載していた作品を文庫にした。元の原稿の9割以上を書き直し、ほとんど別物になったという。
ファントム・バレット編などを12月まで放送。脚本会議に出て脚本を書き、アフレコの場でもセリフの最終調整をしている。ロサンゼルスでの試写会にも足を運んだ。8月にはSAOシリーズ単独の国内累計が1000万部を超える。「デビュー10年目までは新人」をスローガンに掲げていた時期でもある。
本人まず10周年まで生き延びることが目標ですね(笑)。電撃文庫で10年続けるって、それだけですごいことだと思うので。 出典
監督の伊藤智彦と共同で脚本を担当した劇場版。話を受けた時、東京の町並みを正確に再現したいと考えたという。映画観客動員数ランキングで初登場1位となり、9月1日時点で国内の興行収入は25億円を超えた。同じ年、SAOシリーズの全世界累計は2000万部に達し、第1巻は電撃文庫で初めて国内単巻100万部を突破する。
本人まだ本格的にデビューする前のWeb時代から、僕のホームページで『SAO』を読んでくださっている人もいるわけで。その人たちは絶対に裏切りたくないんです。 出典
原作の人界編を2019年3月まで放送。主人公キリトは、仮想世界で親しくなった少年ユージオと共に世界の中心を目指す。そのユージオが整合騎士になってキリトと戦う展開は、担当編集者・三木一馬の要望で、ウェブ版から加筆した文庫版に盛り込んだもの。気持ちを作るのに苦労したという。同じ年の12月には第5部「ユナイタル・リング編」の刊行が始まる。
KADOKAWAが10周年公式サイトを開き、記念企画を発表した。著作は40冊を超えていた。この年、SAO第21巻がオリコン上半期ランキングの文庫部門で、ライトノベル作品として初めて1位になる。
大戦編を映像化した後半2クールが、2019年10月からと2020年7月からに分けて放送された。放送中は、原作未読の視聴者が疑問に思いそうな点をハッシュタグ付きの投稿で解説。最終回のあとには、2012年から刊行してきた『プログレッシブ』のアニメ化が発表された。
本人「そうなれたらいいな」という漠然とした希望は中学生くらいから持ってましたけど、小説家一本でやっていけそうと思えるようになったのはデビュー後4、5年目くらいだった気がします。 出典
11月から動画番組「川原礫チャンネル」にレギュラー出演していた。12月には郷里・群馬県が企画したトークショー「今を生き抜くヒント~夢をかなえるために~」に、県出身のアニメプロデューサー福島祐一と招かれる。県は、将来を考える若者にコロナ禍を生き抜くヒントを伝えてもらう企画と告知し、SAOの全世界累計を2,600万部と紹介した。
令和3〜
『プログレッシブ』を原作とする劇場版の第1作。映画観客動員数ランキングで初登場1位となり、11月19日時点で興行収入は10億円を超えた。
劇場版『プログレッシブ』の第2作。9月10日の公開予定が、新型コロナウイルス感染症による制作遅延で延びた。SAOの全世界累計は、同年6月時点で3000万部を超えている。
MR(複合現実)を舞台にした完全新作。フルダイブ型VRMMO-RPG《アクチュアル・マジック》と現実が融合した隔離世界で、新たなデスゲームが始まる。イラストは堀口悠紀子。
この年は3月に『プログレッシブ』第9巻、8月に『アクセル・ワールド28 -夜の女神-』を刊行。12月、2009年の初版から数えてSAO第1巻が100刷に達したことを、自身のXで報告した。
本人最近ちょっとHPバーが黄色くなってましたが全快しました! まだまだ書くぜ…! 出典
2024年6月の第28巻に続く、SAO本編の第29巻。ユナイタル・リング編が続いている。
配信日とキービジュアルが発表された。アニメーション制作はProduction I.G、キャラクターデザインは原作イラストの堀口悠紀子、オープニングテーマはAdoの「シンカ」。
本人『デモンズ・クレスト』には、私の好きなものがこれでもかと詰め込まれています。それを一つの物語へと昇華させるのは楽な仕事ではありませんでしたが、長い長い準備期間を経て、ついに発表の時を迎えることができました。 出典
『アクセル・ワールド』は既刊28巻、『デモンズ・クレスト』は既刊4巻。7月には、2022年11月に制作が決まっていたSAOの完全新作劇場版の題名が『インテグラル・ドメイン』と発表され、川原が原作とストーリー原案を担う。公開は2028年の予定。
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